コンテンツへスキップ

特別なラウンジで過ごす時間

特別なラウンジへの招待

hotel06

みなさんは、エクスクリューシヴ・ラウンジというものをご存知でしょうか。これは主に5つ星ホテルなどに用意されているラウンジで、ある一定以上のランクの部屋に宿泊している客のみが利用できるというもの。

つまりエクスクリューシヴ=限られたラウンジなのですね。

このラウンジは一般的に、スーペリアーやデラックスの上のランクである、インペリアルルームやスイートルーム、クラブフロアと呼ばれる専用階にある部屋に宿泊している人を対象としています。

実際にはいろいろと条件がホテルによって異なっているので、ウェブサイトなどで確認してみると良いでしょう。

今回は日本でも有数のエレガントなホテルである横浜ロイヤルパークホテルと、世界的なホテルであるヒルトンの中でも最高峰とされているウォルドルフ・アストリアホテルのラウンジに、皆さんをご案内します。

エクスクリューシヴ・ラウンジで受けられるサービス

10361272_862087290481619_5646011909545122925_n

一般的にエクスクリューシヴ・ラウンジは軽食やドリンクを楽しむことのできる場所です。

ホテルによってサービスの内容はずいぶんと異なりますが、ほとんどの場合はフリーのソフトドリンクとアルコールを、好きなだけ楽しむことができるのです。

また軽食に関しては、入場ごとに出されたり、ビュッフェ形式だったりと様々。内容もホテルのランクやグレード、あるいはエクスクリューシヴ・ラウンジをどの程度重視しているかによって、乾きものやお菓子がメインだったり、手の込んだ料理だったりします。

またこのラウンジを利用する人は、朝食を一般会場ではなくラウンジでとることが多いですね。

さらに食事関係以外では、チェックインチェックアウトをこのラウンジで行ったりします。こちらはもちろん、そのラウンジを利用可能な部屋に宿泊する客限定です。一部のホテルでは、カードキーが無いとフロアに入ることさえできないので、チェックアウトのみこちらで行います。

多くの場合、このカウンターがプライベート・コンシェルジュとして機能します。宿泊客はこのプライベート・コンシェルジュに相談することによって、フロントで受けるよりもさらに親身で充実したサービスを受けることができます。

横浜ロイヤルパークホテルのクラブラウンジ

それではまず、横浜ロイヤルパークホテルの65階、ラウンジへと入ってみましょう。横浜ロイヤルパークホテルのラウンジはクラブラウンジと呼ばれており、65階以上のクラブフロアと呼ばれる階層に宿泊している人を対象としています。

このフロアはやや広めのお部屋となっている他、アメニティがロクシタンとなっていたり、少しずつ豪華な仕様になっています。

値段は通常料金より1〜2万円追加といったところでしょうか。

この横浜ロイヤルパークホテルのクラブフロアは、コンパクトで落ち着きのある雰囲気です。ドリンクはオーダー制となっており、席に着いてからドリンクメニューを見て、注文をするようになっています。

景色の良い窓際のテーブル席、ゆったりとしたソファ席、混雑しているときに使用可能な二階席などがあります。65 階だけあり、景色はかなり広々としています。

フリーのドリンクはオレンジジュースやコーラなどのソフトドリンクから始まり、紅茶やコーヒー、エスプレッソなどです。こちらはカフェタイム及び夕方から始まるバータイム両方で提供されます。

ソフトドリンクは他と比べるほどのものではありませんが、コーヒーは特にホテルのラウンジだけあり、非常に美味しく淹れてくれます。皆さんご存知の、香ばしく少し懐かしいような、まろやかなコーヒーです。

さて、夕方以降になると今度はバータイムです。クラブフロア宿泊客にはカクテル2杯無料券がついており、こちらを利用することでカクテルも飲めます。スパークリングワインとワインは、杯数に限らずもらうことができます。

またバータイムには1度に限り、サラミやスモークサーモンなどの盛り合わせが出ます。

スパークリングワインはそこそこのグレードで、少し楽しむには最適。ただし、クリスマスや誕生日などお祝いのときであれば、もう少しグレードの高いもの、シャンパンなどを用意して部屋で楽しむ方が良いでしょう。

宿泊に前もって預けておけば、クラブラウンジで自分の買ったシャンパンを開けてもらうこともできるはずです。

夜景はこのクラブラウンジで一番の楽しみ。クラブフロア宿泊客であれば、プールやジムの利用も可能ですので、夕方にひと泳ぎしてから、クラブラウンジでゆっくりと時間を過ごすというのも悪くないですね。

ウォルドルフ・アストリアホテルのインペリアル・クラブ

hotel10

今度はウォルドルフ・アストリア系ホテルであるローマ・カヴァリエリのエクスクリューシヴ・ラウンジへと入ってみましょう。

こちらは、このフロアに入るためにまずエレベーターでカードキーを差す必要があります。そのため宿泊客以外はラウンジはおろか、フロアにも入ることができないというものです。

ローマ・カヴァリエリの場合はインペリアル・ルーム以上のランクの部屋に宿泊している人が、その対象となります。ラウンジはインペリアル・クラブと呼ばれています。

ちなみにインペリアル・ルーム以上の部屋は独立したワークスペースを持つ広い部屋になる他、総大理石のバスルーム、フェラガモ製アメニティなど非常にラグジュアリーな仕様となります。

hotel11

インペリアル・クラブは、こじんまりとして落ち着いた雰囲気の横浜ロイヤルパークホテルに比べると、大理石を多用した非常にエレガントでゴージャスな雰囲気です。インペリアル・クラブ自体もかなり広く、また料理や飲み物はビュッフェ形式で自分で好きなだけ取って食べることができます。

hotel12

またローマ市街を見渡すことのできるテラス席も用意されています。

hotel08

料理の味はどれも一流。内容は1日に5回程度は変更されますが、いずれも手間のかかった小料理を楽しむことができます。サンドイッチからケーキ、スープに至るまで、どれも手を抜かずに作られています。

hotel13

また驚くことに、DOGCのスパークリングワインや赤白ワイン、上物のグラッパやビール、その他リキュールでさえ、自分で自由に好きなだけ飲むことができます。もちろんレモネードなどは、言うに及びません。

エレガントな室内で自由に取り、自由に食べたり飲んだりするスタイルは、それこそローマ時代の豪華な生活、あるいは退廃した生活を連想させていますが、実際に体験すればその時間が休日を素晴らしいものにしてくれるでしょう。

こちらもグランドスパ(プール)の利用が可能ですので、グランドスパでゆったりとした時間を過ごし、フェラガモ製のアメニティを少し余分にもらってシャワーを浴びた後、インペリアル・クラブへ向かうのがおすすめ。

hotel09

ただしこちらのラウンジは、しっかりとした服装でなければ、断られることはないにしても、非常に白い目で見られたり、よそよそしくルームナンバーを控えたりされてしまいます。

逆に服装や身だしなみをしっかりとしていれば、インペリアル・ルーム専用のカードキーを見せるだけで、すんなりと入って席に着くことができます。

最低限、襟の付いたシャツを着て、できればジャケットを羽織っていきたいところですね。

hotel14

いかがでしたか??

今回は二つのホテルのラウンジへと、ご案内しました。これだけの情報があれば、初めて実際に利用することになっても、焦らず落ち着いてサービスを受けることができるでしょう。

さあ、今度はあなたがそのラウンジへと、大切な友人や家族を案内する番です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

都会の喧騒を忘れさせる『朝香珈琲』。東京各地の魅力をブレンドに込め、洗練されたデザインのパッケージで、あなたのコーヒーライフに上質なひとときを提供します。
copyright otonaninareru.net