【パーティ&結婚式】タキシードの種類と着こなしの違い

メンズファッションの第一人者であるかのような顔をして、ほっつき回っていた私ライター田中ですが、よくよく考えてみるとタキシードについてはまるっきりの無知でした。まったくもって恥ずかしい限りですね。

編集長曰く「そうだ!田中のキートンとアットリーニのスーツを質に入れて、タキシード作ろう!そうしよう!(・∀・)」

というわけですので、私もタキシードについて勉強がてら記事を書いていこうと思います。

タキシードはどれも本質的に同じもの

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結婚式で着るタキシード、ブラックタイ指定のパーティで着るタキシード、ジェームズ・ボンドがカジノで着ているタキシードなどは全部種類の違うものなの?といつも疑問に思っていましたが、実際にはすべて同じもの。厳密に「これはこれ用」といった種類があるわけではなく、雰囲気などに応じて使いわけるべきとされています。

例えば、新郎のタキシード。

日本の結婚式での新郎のタキシードといえば、それはもうケバケバしく、銀色に光り輝くものを「落ち着いた雰囲気」だと言ったり、シャンパンゴールドが「上品」だなんて言われてもてはやされたりしている印象ですが、実際に結婚式で最もエレガントとされているタキシードは非常にシンプルです。

こういうものですね。

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こういったタキシードは結婚式の主役である女性を引き立て、男を紳士的に演出してくれる。そもそも紳士というのは、いかにレディを引き立てることができるかという点に重きが置かれている。

史上最もお洒落な男の一人とされているイギリス紳士、ボー・ブランメルは「道行く人々が振り返って君を見るならば、君の着こなしは間違いだ」という言葉を残していますね。ダンディズムの化身とも言われる彼の言葉には非常に説得力があります。

そして、紳士というものの本質を考えてみると、結婚式で新郎が目立とうとして派手ばでしいタキシードを着るのが、非常に滑稽であるというのが分かります。

さて、話が脱線してしまいましたが、新郎のタキシードは本来シンプルです。そして上の写真のようなタキシードは、問題なくブラックタイ指定のパーティに着ていくことができます。そのパーティが荘厳な歴史あるホテルで催されるものであれば、このような黒のタキシードに勝るものはないでしょう。そしてジェームズボンドが着ているのもこの類いのタキシード、すべて同じものです。

タキシードは色とディティールを気をつけよう

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さて、タキシードは本質的にどれも同じ物だというふうに書きましたが、厳密にはどれも全く同じというわけではありません。色や襟の形、ボタンなどに差があります。例えば上の写真の真ん中のタキシードと、右のタキシードを比べてみましょう。

まずは色が違いますね。次に襟の形にも注目してみてください。真ん中はショールカラーと呼ばれるなめらかな丸い襟、右はピークドラペルと呼ばれる上の尖った襟です。これらは色や襟のディティールどちらが正解というものではありませんが、場合によって使い分けるのが良い。

例えば誰かを祝うパーティで、人をもてなす役だとしたら。そんな場合にはフォーマル感が強く、主役を引き立てる黒のタキシードが良いですね。襟は主張の強いピークドラペルよりも落ち着きのあるショールカラーを選び、黒のボウタイにすれば、シンプルさと引き立て役に徹するその姿勢がむしろ紳士的でお洒落に見えるはずです。

逆に主役として、大事なゲストとして招かれる立場だったらどうでしょう。あまりに落ち着きすぎる着こなしは、場を盛り上げきることができないし、皆が「この人がゲストだ」と判断しにくくなってしまう。こんな場合には黒以外のタキシードや、ピークドラペルがより良いかもしれません。

また海辺でのリラックスしたパーティであれば、黒一式で着こなすより、白や紺のタキシードを有効に使った方がよりお洒落に決まることでしょう。

パーティ用のタキシードをオーダーする

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さて実際にパーティ用のタキシードを用意しよう!と思っても、流石に全員がブリオーニのスミズーラで100万円掛けてタキシードを作ることができるわけではありませんね。

しかし安っぽいタキシードではサイズ感も悪いし、生地もポリエステル混などパーティというよりは忘年会の余興ノリになってしまうような物が多いです。そこでおすすめなのが、15万円前後で出来るオーダータキシード。

特に最近スタートしたブランドである東京発のタキシードブランド、THE GENTSはゼニアやダンヒルといった一流ブランドの生地で、日本で縫製する高品質でありながらも12万9000円均一という非常に良心的な価格でタキシードを提案しています。今のところ日本で一番コストパフォーマンスの高いタキシードを作るブランドではないでしょうか。

まだ小さいブランドなので、出張及びオフィスを使った打ち合わせ・採寸で展開していますが、今後の展開が非常に楽しみなブランドです。いやむしろ、昔ながらのテーラーのような今の形態だからこそ、こんな奇跡的な値段で高品質なオーダータキシードを作ることができるのかもしれません。

THE GENTS TOKYO

http://thegents.tokyo/

 

今回はタキシードの種類と着こなしについてを解説してみました。

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