新入社員のためのスーツ着こなし講座

皆さんこんにちは、大人になれる本編集部です。今回は新入社員になる皆さんに、大人になれる本からの提案です!

入社当日、早速先輩をコテンパンに負かしましょう。

なあに、ちょろいちょろい。

もちろん仕事ではすぐに勝つことは難しいでしょう。外資じゃない限りね。年功序列だもの。しかしスーツ着こなしでは一瞬で勝つことができる。スーツを正しく着こなせているスマートなビジネスマンというのは、例え入社から何年も経っているベテランだったとしても、非常に少ないからです。

そういうわけで今回はフレッシュマン、新入社員がスーツ着こなしで先輩に勝つためのスーツ着こなし講座です。

どういうスーツ着こなしがカッコいいのか

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普段スーツやらジャケットスタイルやらの着こなしを紹介している、「大人になれる本」ですが、基本的には得意分野は一般的に呼ばれるところの「ちょい悪」となっています(別にちょいワルを目指しているわけではありませんが、イタリアファッションは総じてそのように見えるのです)。そういうわけで今回は新入社員のためのちょいワルスーツ着こなし入門!といきたいとことですが、恐らくいい具合に先輩に干されることでしょう。

それに実際には、カッコいいスーツの着こなしというのは必ずしも「ちょい悪」ではありません。特に新入社員がちょいワルスーツを着ていたら、それはただの勘違い、痛い人だと思われてしまいます。

ちょいワルスーツが似合うのは、例えば40代後半で大手出版社の有名雑誌の編集人をしている人や、ファッション関係のショップのバイヤー、自営業で売れっ子のデザイナーといった人々です。

では新入社員のかっこいいスーツの着こなしというのは、どんなものだろうか。これについて考えていきましょう。

実はスーツには色々なスタイルがありますが、その中でも中心的なのがイギリスのスタイル、そしてイタリアのスタイルです。

イタリアのスタイルはこのウェブマガジン「大人になれる本」でも中心となっているスタイル。特にイタリア人のスーツ着こなしから派生したジャケットスタイル=ジャケパンは、華やかで洒脱、伊達な印象がある着こなしです。

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これがあるいは少しちょい悪なイメージを感じさせるようなものなので、LEONやメンズプレシャスといった雑誌のメインとなっています。

それに対し、イギリスのスーツスタイルというのは基準が「レディー(女性)の引き立て役に徹すること」にある。これが英国紳士のスタイルなわけです。

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ダニエルクレイグは英国のGQという有名な雑誌でも、ベストドレッサーに選ばれていますね。最近のボンドスーツはおよそイタリア製ですが、そのシンプルで美しく隙のないスーツ着こなしはまさに英国的です。

そしてこの英国的な着こなしが、新入社員の心がけるとかっこいい着こなしです。「レディー(女性)の引き立て役に徹すること」を少し言い換えてみましょう。

「ビジネスの引き立て役に徹すること」

決して野暮ったくあってはいけない。しかしビジネスを最も良い方向へと持っていける堅実さがなければいけない。そして常に自分の装いがビジネスにどんな影響を与えるかを考える。

例えば同じビジネスでも、お堅い取引先に行くのであればかなりキッチリとした着こなし、例えば紺スーツにグレーの小紋柄ネクタイなどが良いでしょう。逆に気軽さや重くなりすぎないのが重要な場面であれば、チェック柄のネクタイなんかを合わせると良いでしょう。

どうでしょう。この「ビジネスの引き立て役に徹すること」をジャパニーズ・トラッドスタイルと名付けたいところです。哀愁が漂っていますが、悪くない。そっちがその気ならやってやる、ってとこです。

新入社員の選ぶべきスーツは?

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それでは実際に入社にあたって、スーツを買うことになるかと思います。どうやってスーツを選んでいけば良いのか、それを紹介していきましょう。

まず選ぶべきスーツの値段帯ですが、これは安過ぎるのはいけませんが、高いものである必要はありません。実際に金額で言うのであれば、3万5000円〜5万円ほどのスーツを選ぶのがお勧めです。

さらに選び方としては、輸入のブランド生地を使用したものを選ぶと良いでしょう。ジャケットの袖の部分にタグがついているのを見たことがあるはずです、こんな感じに。

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最近ではこのタグを付けて売るのがブームとなっており、対して良くない生地やブランド生地でも何でも無いようなものにもこういったタグを付ける傾向があるので気をつけましょう。

そしてこのタグに書いてあるブランド、つまりスーツの生地のブランドは「CANONICO(カノニコ)」「REDA(レダ)」「GUABELLO(グアアベロ)」などであるのが好ましいです。

買うべきスーツを探す方法は簡単。

難しいことはありません。スーツカンパニーやスーツセレクトなどの量産スーツ屋や、Urban Research Doors アーバンリサーチドアーズ、green label relaxing グリーンレーベルリラクシングなどのお手軽お値段系のセレクトショップに行って、ロボのようにカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロカノニコレダグアベロと唱えればOK。

店員さんが焦ってブランド生地を用いた4万円程度のスーツを持ってくるでしょう。あとは着てみて、自分の体型にあっていれば問題ありません。

色は断然無地がお勧めです。無地の紺やグレーですね。これらはビジネス的に失礼がなく、さらにはお洒落に着こなしがしやすい。また国際的にも正式なスーツの色として認められているのが紺やグレーですので、それもお勧めな理由です。ちなみに暗い色のスーツであれば、結婚式でも使うことができます。

黒いスーツをビジネスで着るのは日本だけの習慣で、海外の人から見たら恥ずかしいという話。まあそれを抜きにしても、黒は色が強いためネクタイやシャツとの組み合せが難しく、正直なところお洒落とは言いがたいスーツです。

冠婚葬祭に使える!という理由で黒のスーツを選ぶ人もいますが、何が悲しくて年に1回程度のお葬式に毎日着るスーツを合わせる必要があるのでしょう。

毎日着るのであればお洒落な色のスーツを着たいですし、お葬式でしか使わない黒いスーツなら、楽天市場かなんかで5000円で買えば良いというのが私の意見です。

スーツ着こなしの基本

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そういうわけで、スーツを買ったら次は正しい着こなしを知ることです。

具体的なことは大体以下のページに書いているので、そっちを参考にしていただければと思います。

スーツ着こなしの基本

ここでは最後に、新入社員が特に意識するとよいスーツの着こなしを紹介しましょう。

①学生服の意識を完全に捨てること

今から就職する皆さんの多くは、高校まで学生服を着て、そのあと大学で何回かスーツを着ていたといったほどのものだと思います。リクルートスーツを含めても、着用の機会は残念ながら多いとは言えません。さらにこれまでお手本となるようなスーツスタイルを見る機会というのは、ほとんど無かったはずです。

そういうわけで多くの新入社員に、学生服の意識が残ってしまっているわけです。するとネクタイをキッチリ結んでいるのはダサい、スラックスは上げすぎるとダサいといった先入観でスーツを着崩してしまいがちです。しかし実際には、スーツは着崩すよりもスマートに着た方がカッコいい。

まずは学生服の意識を完全にすて、カッコいい=スマートで洗練されているという意識を持ちましょう。

②質の悪いものを着るのはやめよう

新入社員だからといって質の悪いザンネンスーツを着なければならないという決まりはありませんが、多くの人がそう思い込んでいます。しかし実際には質の悪いスーツは着心地が悪く、見た目も野暮ったく、モチベーションも上がりません。

一番問題なのは、ただでさえ年齢的に若い新入社員が安っぽいスーツを着ていると、「ガキ臭く」見えてなめられることです。ポリエステルのスーツは、コスプレの衣装とそれほど変わらないですからね。

それよりは、目立たない範疇で質の良いスーツを着ましょう。綿100%のシャツを着て、シルクのネクタイをするだけで、ずいぶんとレベルが上がります。そして、社会人として認められる装いになるでしょう。

それに、周りよりも少し良いものを着ていたら、気持ちが良いじゃありませんか!

 

いかがでしたか?

今回は新入社員のスーツ着こなしを紹介してみました。スーツ着こなしの基本と併せて読めば、先輩をスーツの装いで駆逐出来ること間違い無しです。ぜひ、レベルの高いスマートな着こなしで素晴らしい一歩を踏み出しましょう。