高級デニムの選び方①

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これからちょっと良いデニムが欲しいんだけど、どれを選んだらいいのか分からない。

そもそもハイブランドのデニムってどうなの??という方のために、今回はハイブランドのデニムが値段に見合っているのか、どういう風に選ぶべきかなどを解説していきたいと思います。

ハイブランドのデニムは値段に見合っている??

ハイブランドの服全般に言われることではありますが、その値段はそのアイテムの価値に見合っているのでしょうか。これをまずは考えてみましょう。

ここで最初に重要になるのが、服の価値がどこにあるか、ということ。

例えば素材が良くも、デザインが良くもないデニムにブランドのロゴがついて5万円だったとしたら、それは価格が見合っていないということになるでしょう。

しかし例えばハイブランドかどうか評価の別れるディーゼルですが、このブランドのデニムには他のデニムにはない絶妙なフィット感と美しいスキニーなシルエット、そして複層的なダメージ加工と特徴のある生地と様々な良さがあります。

そういったデニムが5万円でしかもイタリア製だったとしたら、それは値段相応だと言えるはずです。

もしかしたら同じ「クオリティー」のデニムに関しては他のブランドでやれば4万円で作ることができるかもしれない。しかしこういった「ディーゼルでしか買えない個性がある」という点を見れば、プラス1万円の値段の価値もあります。

つまりこのように、そのブランドらしさのある個性のあるハイブランドの服というのは「ブランド料」にさえお金を出す価値がある、ということなのです。

もちろん筆者としても、2万円するアルマーニのロゴだけをつけたライセンス生産のTシャツを肯定する気はありません。しかし5万円するシルク100%のイタリア製Tシャツというのは「アルマーニ」にしか売ることのできない、「売れるかどうかも分からないほど」個性的な服です。それには価値があるのではないか、という考え方なのです。

話が長くなってしまいましたが、ハイブランドのデニムもまた然りです。その値段相応の品質のものは多いですし、品質に対し少し値段設定が高いとしても、デザインが優れていたり、そのブランドならではの特徴があるものが多い。

ですからハイブランドのデニムも、その多くは値段に見合っていると言えるはずです。

そのブランドでしか手に入らないものを買おう

さて上の項で説明したように、ハイブランドのデニムというのは、その値段に見合ったアイテムであることが多いです。しかし、ハイブランドのデニムにも、一部外れはあります。

それが「廉価ライン」です。

例えばアルマーニ・ジーンズの標準グレードのデニムや、エンポリオ・アルマーニの安いデニム。これらはほとんど1万数千円程度で売っているリーバイスのデニムと変わらない品質で、デザイン的にも特別なディティールはあまり見られないにも関わらず、倍以上の値段設定となっています。

そしてこれらのデニムは共通して、見える位置に目立つアルマーニのロゴが入っています。

こういったデニムは正直なところ、ロゴが欲しい人以外には「そのブランドで買う必要がない」アイテムです。これは恐らくブランド側も意識しているところです。

ブランドは「安い値段でハイブランドの物が欲しい人はつまりロゴが欲しい人だ」ということに気づいており、この人たちのアイテムは品質がどんなものであっても、それほど変わらないと知っている。

だから廉価ラインの服や安いものに関しては、品質をかなり落としていることが多いのです。

逆にアルマーニに関して言えば、ジョルジオ・アルマーニは値段こそ高いですが、その分品質には圧倒的なこだわりを見せている。これはジョルジオ・アルマーニのアイテムを買う人がその他「ゼニア」「ブリオーニ」「ロロピアーナ」「キートン」など様々な高品質ブランドに馴染んでおり、目が肥えている人々であることが多いからです。

彼らは言ってしまえば、ロゴを必要としておらず、そのデザイン性や素材、仕立ての良さなどを評価しています。そういった人々を顧客に抱えているブランドライン、ジョルジオ・アルマーニが値段相応以下の服を作るということは、自滅することになってしまいかねません。

このようなことから、まずは極端な廉価ラインや安いアイテムは避けるべきだと言えます。

そして自分の目で見て、それが「ロゴ代」が高いアイテムなのか、あるいは「素材代」「製作費」「デザイン料」が高いアイテムなのかを見極めましょう。もちろん後者を買うのがおすすめ。

さらにはせっかく買うのであれば、そのブランドでしか買えないものを、そのブランドが持っている個性が現れているものを買うのが良いでしょう。

ディーゼルでシンプルなデニムを買うよりは、上品な印象のあるブランドラインであるディーゼルブラックゴールドでシンプルなデニムを買った方が良いし、元来スーツ生地屋であるゼニアでデザイン性の高いデニムを探すよりは、デザイナーブランドであるドルチェ&ガッバーナでそういったものを探した方が良い物が見つかりやすい、とそういう話ですね。

 

いかがでしょうか。

高級デニムの選び方②では実際にブランド別のデニムの傾向を書いていこうと思います。