どこで仕立てるかが大切
さて、そういうわけで生地は決まったとしてどこでジャケットを仕立てるか。
仕立てるテーラーによっては到底ジャケパンスタイルには向いていないジャケットが出来上がってしまったり、古臭いシルエットになってしまいがちです。
もちろん先ほどの着こなしが気に入ったのであれば当店でLuigi Grimaldi Napoli ルイジ・グリマルディのパターンオーダーをしていただくのが一番です。
先ほどのホップサック生地ネイビーのジャケットなら、生地込み138,000円(キャンペーン中のため。通常は168,000円です)で仕立てていただけます。
その他では、イタリアで修行した日本人テーラーによるオーダージャケットがおすすめでしょう。
例えばサルトリア・イプシロン、サルトリア・ラファニエッロなど、イタリアでの仕立てにこだわらなくても、大変美しいスーツを仕立ててくれるテーラーが日本にはいくつもあります。
こういったテーラーではビスポーク(本格的な注文服)に基づきながら、少しリーズナブルなラインも展開しています。パターンが美しいので、とてもいい雰囲気に仕上がってくるはずです。
本格的な仕立ては、ジャケットスタイルに不可欠です。ここは妥協せず、10〜15万円程度を覚悟して一生物の一着を手に入れましょう。
まとめ
ジャケットスタイルを始めるにあたっては、まずは信頼のおけるジャケットを一着ネイビーかグレーで仕立ててしまいましょう。ジャケットを気に入れば、それに合わせる服が自然と欲しくなるはず。
そして心に余裕を持って、オーダーメイドのジャケットをさらりと、何事もなく着こなせるようになったとき。
「オシャン」
と連発しなくても、きっと平成女子から「すごくお洒落ですよね☆」と言ってもらえることでしょう。
そこからは、服ではなくあなたの内面での勝負が始まるのです…。