【初心者】エレキギターの弦【前編】

こんにちは。ゆういちです。エレキギターをやっていてアンプやエフェクターには拘るけど、弦はついつい深く考えずに選んでしまっているという方多いんじゃないでしょうか。弦のメーカーを変えることによって劇的に音が変わったりすることは無いですが弾きやすさが変わって来て結果的にいい音を出せるようになったりします。
今回は僕が使ったことのある弦をレビューしつつ色々とあれこれ紹介していきます。

エレキギターの弦とは

エレキギターという楽器は弦を弾くことによって出た振動をピックアップと呼ばれるマイクが拾い、それをアンプと呼ばれるスピーカーに送って大きな音を出しています。そのため弦が付いていないことには始まりません。エレキギターの弦は基本的にどのメーカーからも同じような素材で作られたものが販売されていて音の違いはそこまでありません。けれどメーカーを変えると弾きやすく感じたり音がクリアに聞こえたりすることも確かにあります。一方で一昔前は使い古した弦を茹でると復活するなんて話がありましたが本当に復活するかは怪しいです。弦のメーカーを変えても音の違いがピックアップ交換やギター本体を変えた時ほど顕著では無いのであまり弦にはこだわっていないユーザーが大半なのでは無いでしょうか。弦もこだわることでさらにワンランク上のギタリストになれると思います。

弦のゲージ

弦にはゲージと呼ばれる基準があります。これは太さを表しているもので数字が大きくなればなるほど弦が太くなります。一般的には弦は細ければ細いほど押さえやすくなると言われています。しかし細くしすぎると音にハリがなくなったりダルンダルンになってビビりと呼ばれる音が出てしまいます。逆に弦を太くすると音にハリが出ますが押さえ辛くなります。ギターによってスケールが違うので使うギターによってある程度使うゲージは決まって来ます。ストラトキャスターやテレキャスターはロングスケールなので09-42の弦を張るのが一般的です。レスポールはミディアムスケールなので10-46の弦を張るのが一般的です。ジャガーやムスタングはショートスケールなので11-49が良いとされています。

スケールというのはギターのナットと呼ばれる部分からブリッジと呼ばれる部分までの距離で長いと弦のテンションが強くなります。テンションとは弦のハリで強ければ強いほど音にハリが出て押さえ辛くなります。09-42などの数字は弦のサイズを表しています。数字が大きくなるほど弦が太くなります。

 

上の画像の矢印がそれぞれナットとブリッジです。上の方の矢印がナットで下の矢印がブリッジです。この距離が短くなるとテンションが弱まり押さえやすくなります。ちなみにこのギターはジャガーというショートスケールのギターです。

よほど手が小さい人以外は見た目でギターを選んじゃっていいと思います。弾きやすいけれど気に入ってないギターより弾きにくくても愛着のあるギターの方が長続きします。僕が最初に買ったギターは4,000円のアコースティックギターで、かなり弾きにくかったのですが気に入っていて今でもたまに爪弾いています。

そろそろ弦のレビューに移りたいところですが長くなってしまったので前編後編に分けることにします。
詳しいレビューは後編でしたいと思います。

後編はこちら。

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