ビックカメラでワインを見てみると、このように早速「2024年ボジョレー・ヌーヴォー」の事前予約がされていました。今年の解禁日は『11月21日』で、あと1ヶ月半ほどとなります。衝撃的なのが、ボジョレー・ヌーヴォーのお値段です!
見たところ、5年ほど前の広域ブルゴーニュの価格にそっくりで、腰を抜かしてしまいそうでした。ボジョレー・ヌーヴォーといえば750mlでも、安いものでは1,400円程度から、高級なビラージュがつくものは2,500円、そして優れた生産者のものが3,000円程度で販売されていました。
ところが、2024年はユーロ高などのあおりで、たいはんの商品が3,000円前後、高いものは4,480円で販売されていてびっくりです。コロナの翌年くらいまでは、ドメイヌ・フーリエのACブルゴーニュが4,500円くらいで販売されていたので、「ガメイちゃんもかなり値上がりしたんだなぁ」と、ただただ驚いてしまいました。
パッと見、飲んだことがあるものは左上の「ジョルジュ・デュブッフ」くらいなのですが、右のモサメンも良いかもしれません。現在クロドタールのオーナーなので、品質は安定しているような気がします。
逆にちょっとアレだなと思うのが 11番の「マコン・ビラージュ・ヌーヴォー」です。なんか、ボジョレー・ヌーヴォーに便乗してリリースしていますが、よく考えたら普通に「今年生産したマコンなだけでは?」とちょっと思ってしまいました。
普通のマコンであれば、3,000円程度で美味しいものも多くリリースされているので、慌ててマコン・ヌーヴォーを買わなくてもよいような気がします。
ちなみに、ここには載っていないのですが、個人的におすすめなのがこちらです。
2024年 ボジョレー ヌーヴォー 750ml 2本 ワインセット (ルロワ&ル デュモン)
この2本を飲めば、「ボジョレー・ヌーヴォー完全に理解した」になるような気がします。ルー・デュモンのボジョレー・ヌーヴォーは19年目のリリースですが、畑は「Saint Vérand」村近郊の、樹齢約70~95年の計10の古樹単一区画群になるようです。
大部分のぶどうがミルランダージュのようで、プリューレ・ロックみたいかもしれません。ルロワは言うまでもありませんね。最近のボジョレー・ヌーヴォーが値上がりすぎてしまい、この有名生産者が日本で11,600円というのは、もはや安いのではと思ってしまいます。
正直ボジョレー・ヌーヴォーを楽しむのであれば、一番安いやつをガブガブ飲むか、こうした最も良いやつをゆっくり飲むかのどっちかにするのが満足度が高いのではないかなというふうに個人的に思います。
【アウトレット】ポール アンドレ ブロセット 2023 ボジョレーヌーボー ボージョレヌーヴォー 新23 BNV23 アウトレット クリアランス
少し調べているとヤバい商品を発見してしまいました。2023年の去年のボジョレー・ヌーヴォーが3分の1近い値段でクリアランスセールされています。
もはやこれを買えば良いのでは?みんなより早く飲めるし、しかもちょっと熟成したガメイで、良い感じなのでは……?
闇落ちそうになったので今日はここまでにします。
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