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【3,000円前後】最強に美味しい白ワインはどれ?

ワイン好きのインスタグラムを眺めていると、「今日はサロンとバタール・モンラッシェで大満足でした」「やはり日常的にラモネを飲めると幸せですね」といった具合に、毎晩10万円近いワインをポンポン空けている凄い方がたくさん居ます。こちとら5,000円のワインをあけるのもヒイヒイ言ってしまいますし、できればデイリーワインは1,500~2,000円で飲みたいと思っているくらいです。

2,000円以下のワインは感動するものは少ない?

貧乏なので安ワインには縁があるのですが、2千円以下のワインはパフォーマンスに限界があります。
例えばコスパ最強の南イタリア・シチリアで作られる「ピノ・グリージョ」という品種なんかは1,000円代でも「コレはウマい!」とゴクゴク飲めてしまうものもあります。フランスでもBIOのソービニオンブランは安くても美味しいものはあります。チリや南アの白も意外に良いものがあります。

ですが、一口飲んで「おお!」と感動するワインは2,000円代だと中々出会うことができません。
そこで今回は個人的に最強レベルに美味しいと思える3,000円代の白ワインを紹介してみます。

ドメーヌ・ルフレーヴ マコン・ヴェルゼ

世界最高峰の白ワインの造り手。ドメーヌ・ルフレーヴを手頃な価格で堪能できるコスパ抜群なワインです。
ドメーヌ・ルフレーヴはピュリニー・モンラッシェでも2万円、プルミエなら4万円、バタール・モンラッシェは10万円以上という普通のワイン好きには手に入らない価格帯ですが、「マコン・ヴェルゼ」だけは手頃に買える価格でリリースしてくれているんです!

3,000円代で購入できるのに、ルフレーヴのムルソーに似た透明感のある造りです。
少しクリーミィなフレッシュチーズの乳酸があり、ローズマリーのようなハーブもあり、短期熟成で飲むなら素晴らしい選択です。マコン・ヴェルゼは地理上コート・ドールよりも南に位置していて日射量も多く、糖度の高いぶどうになりがちにも関わらず、冷涼なニュアンスのあるワインに仕上がっているのが素晴らしいです。

ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュをリリース直後に飲むくらいなら、樽熟成も強くないマコン・ヴェルゼの方が早のみに向いています。ただし、ミネラルの奥行きや骨格の強さ、酸のきめ細かさなどは限界がありますが……。富裕層ならドメーヌ・ルフレーヴの本命モンラッシェを飲んだ方が満足度が高いけれど、1本10万円近いコストを払えないけれど美味しいカジュアルなシャルドネを飲みたい人には本当におすすめできる1本です。

ちなみに、ドメーヌ・ルフレーヴに似た名前でオリヴィエ・ルフレーヴという生産者が居ますが、「現代風のなんちゃってワイン」で偉大な高みに達することはめったにない、そうです……。

 

シャルロパン・シャブリ

先日「【難易度S級!】白ワインのブラインドテスト会の結果は!?」でシャブリの同時テイスティングを行いましたが、シャルロパンはそれらと比べても格別の味わいです。

抜栓直後は完全に辛口でキレが良く、徹底的に甘さを排除した味わいです。スーパーにある南アフリカのホワイトグレープフルーツの果皮のような苦味があります。奥深くにシャブリ特有の貝殻を砕いたようなミネラルがあり、アルコール度数も低く感じるほどです。樽の香りやセメントのような香りもあります。辛くて苦いといっても、心地よいエグミや渋みで和食に100%合います。

凄いことに抜栓して三日目でも全くポテンシャルは落ちないほどで、安い持ち帰り寿司に合わせたのですが、寿司の味が上がったように錯覚します。酢飯や魚との相性がとても良いので、絶対に一度は試して欲しい1本です。

 

楽天市場だと4,000円代ですが、リカーマウンテンなどで3,000円前半で売っていることもあるので見かけたら安く入手してみてください!

国産ワインだと、先日飲んだ島根ワイナリーも美味しかったのですが、やはりグレイスワイン(中央葡萄酒株式会社)の「甲州鳥居平畑プライベートリザーブ」が美味しいですね。ただ値段が年々上がっていて4,000円代になってしまうので、そうなるとフランスワインかなぁ〜と悩んでしまいます。

え?給料上げて高いワイン飲みなよって?
それができれば苦労しないんですけどねぇ〜トホホ

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