珍しいウイスキーを入手しましたので、レビューしてみます。1989年より昔のウイスキーは特級表記がありました。その時代のサントリーウイスキーは、インチキがおおくモルトとグレーン以外にも酒精強化ワインなどを添加していたといわれています。
サントリーの歴史について知りたい人は、「スコッチvs.サントリー―ほんもののウイスキーをもとめて (三一新書 972) 新書 – 1986/2/1」を読んでみてください。真偽のほどは分かりませんが、本書にはサントリーの起源について触れています。
実際にリザーブを飲んでみました
テイスティングメモ
樽由来の?渋いニオイがする
溶けたプラスティックのような口当たり。
アルコールとシェリーの香りが分離されている。
傷んだヒノキ、ピートっぽい煙のくささを感じる。
飲んでみるとオイリーな感じが、予想より悪くない。それでも今から購入する価値はなさそうです。
無理に昔のウイスキーを買うよりも、知多半島のグレーンでも飲んだ方が本物のウイスキーに近いです。
色合いは良いのですが、分離した香りがします。
1980年代で美味しいサントリーといえば、やはり山崎と白州蒸留所。
それを主体とした響などは良質なものがおおいといえます。
安いブレンデッドについては経験にはなりますが、慌てて買うようなウイスキーではなさそうです。