ジャケットを一着仕立ててみましょう
市場には実に様々なブランドが出回っており、かっこいい感じのイタリアブランドのジャケットもたくさん売られています。
しかし50代の男性たちが今からジャケットスタイルを始めるのであれば、正直なところこの辺りの既製服で挑戦と失敗を繰り返している暇はありません。
まずはジャケットを一着仕立ててしまいましょう。
一度自分の目指したいスタイルを思い浮かべてみてください。綺麗目で清潔感のあるスタイルか、あるいは大人っぽいがカジュアルな雰囲気もあるスタイルか。
ま、実際にはどちらでも構いません。是非ネイビーかグレーのジャケットを仕立てましょう。
これはLuigi Grimaldi Napoli ルイジ・グリマルディというイタリア・ナポリの店での一枚。オーナーGigi(左)とそのスタッフの着こなし、なんともないですが実に自然でかっこいいでしょう。
ちなみに彼らが着ているジャケットは、プロフェソーレ・ランバルディ静岡でオーダー可能です。
またこちらはイタリア・ナポリでのスナップ写真。
グレーのジャケットは紛れもなくナポリのサルトリア(仕立て工房)で仕立てられた誂えものです。肩から背中、袖の付け根あたりのフィッティングが実に美しいですね。
イタリアではこのように、デニムと非常に美しい仕立てのジャケットを合わせたスタイルが定番なのです。
しかし美しい仕立てのジャケットは殊の外見つかりにくい。なんとなく納得のいかない中で真理を求めて彷徨い歩くならば、自分で真理を悟ればよい。
そんなウパニシャッド哲学的なアプローチでお洒落を目指すために、まずは本当に使えるジャケットを一着仕立ててしまうことがおすすめなのです。
信頼ができ、着まわしの効くジャケットが一着あれば、それに合わせて着るシャツやボトムスが自然と集まってくるものなのです。
コメント
何時も楽しく拝見しております。
これだけ掘り下げてナポリのスーツやジャケットに関して記載している物は他に見当たらず、毎回、次はいつアップされるのかとチェックしてます。
あと、プロフェソーレ・ランバルディ静岡が東京に出店してくれたらと思ってますが、そんな計画は無いのでしょうね
書き流しの強引さが面白い。
筆者は女性モテを意識して筋トレする男子のよう。
結局は男受けしてしまう。
つまり、かなり多くの場合女性は女性のファッションには興味があるが
男性のそれには疎いと言う事。
どこメイドなのか?生地はどうなのか?どんな工夫がされているか?よりは
見た目の高級感に惹かれる。つまり金もっとるぞ!的な。
ベンツが下品と言いつつ、同程度のBMWに心惹かれる女性がいかに多いか。
溢れんばかりの薀蓄は自己満でしかない。自己満が悪いと言う事ではない。
くるぶし丈のダサイデニムだって自己満なら誰にも文句を言う資格はない。
見た目の高級感を実現するために、良い生地と綺麗なシルエットの服を着ることはとてもおすすめですよ^_^
ありがとうございます。今後も輪をかけて強引に書き流していきたいと思います。
いつもお読み頂きありがとうございます。もしかするとそのような計画もあるかもしれませんね!
今後も是非『大人になれる本』と店ブログをよろしくお願いいたします。