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    ホーム»メンズファッション»【値段別】イタリアのスーツ&ジャケット ブランド辞典①

    【値段別】イタリアのスーツ&ジャケット ブランド辞典①

    By ライター田中2015年1月21日Updated:2022年5月22日
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    目次

    • 10万円付近のジャケットブランド
      • BOGLIOLI ボリオリ
      • LARDINI ラルディーニ
      • TAGLIATORE タリアトーレ
      • L.B.M.1911
      • Cantarelli カンタレリ
      • Gian Franco Bommezzadri ジャンフランコボメザドリ
      • Michelangeloミケランジェロ(eidos エイドス)
      • Valditaro ヴァルディターロ

    イタリア製のジャケットが欲しい!けれど、本当に店員さんの言うボリオリとラルディーニ以外には良いブランドはないの……?と疑問に持ったあなたのために、ランク別にイタリアのジャケットブランドを一挙紹介します。年中通して「布」のことばかり考えているライター田中によるまとめで、コマーシャリズムの弊害は一切ありませんし、詳細で役に立つ情報だとは思います。少し独断と偏見が混じっている場合がありますが、ご了承ください。

    10万円付近のジャケットブランド

    ジャケットブランドの中でも、雑誌等で頻繁に取り上げられるブランドはおよそこのランクのジャケットではないでしょうか。

    マシンメイドによるジャケットです。このマシンメイドというのは何も機械で製造しているという意味ではなく、ミシン縫いによる縫製がメインという意味です。

    例えば高級なジャケットはラペルなどに施されているステッチが手縫いですが、このランクのものはAMFステッチと言って手縫い風のミシン縫いであることが多いです。

    参考までに上が手縫いのステッチで、下がAMFステッチです。

    attolini01

     

    なんとなく下の方がカタい印象がある……?いや、普通の人にはまったく分からない違いです。

    ジャケットの縫製は手縫いの方が運動量が増え、着心地が良いと言われています。その反面値段が高くなるだけではなく、耐久性が落ちたりということもあります。ですから、私や一部のイタリアンクラシコオヤジのように手縫いにこだわりすぎる必要はありません。

    むしろこの値段帯のジャケットを選ぶときの注意は生地です。生地の質に気をつけましょう。ある10万円のジャケットは半分ポリエステルのひどい生地を使っているし、他の10万円のジャケットはバージンウール100%の素晴らしい生地を使っている。問題は生地なのです。

    BOGLIOLI ボリオリ

     

    今さら紹介するまでも無いほどの超定番ブランド、ボリオリ。元は高級素材であるカシミアにウォッシュ加工を施すという大胆な手法で制作されたKジャケットが有名になったことで、定番化したブランドです。

    最近のアンコンジャケット人気の火付け役となったブランドが、このボリオリと次に紹介するラルディーニですね。最近ではボリオリの立役者であったピエルイジ・ボリオリ氏が独立してTHE GIGI ジジというブランドを立ち上げたりもしていますが、それでも尚ボリオリの人気は全く衰えていません。

    ただ気になるのは最近のボリオリの生地の質です。最近はこのランクのジャケットが全体的に生地の質を落としていましたね。名前が売れてボリオリ=良いジャケットというイメージが出来たら、今度は消費者としては「どれだけ安くボリオリを手に入れられるか」というのが問題となってくる。またセレクトショップなど売る側としては「どれだけコストダウンしてボリオリを売るか」という考えになってくる。

    そういうわけで、生地の質が下がっていくわけですね。例えばネット上で出回っている安いボリオリなんかは、相当ひどい混紡の生地を使っているものも多いですが、ボリオリ信仰で目が曇ってしまった人はそれを「安い」と思って買ってしまうわけです。それならよほど、イタリア製生地を採用したセレオリの方がおすすめです。

    またセレクトショップも昨年までは、そういったポリエステルやナイロン、アクリルなどを混紡した生地のジャケットを多くしていました。安く仕入れて同じ10万円で売れば儲かるためですね。しかしお洒落な人たちがそれに気づき始めたからか、自ら続かないと分かったのか、セレクトショップは生地の質を戻しつつありますね。

    今年春のコレクションのBEAMS扱いのラルディーニのジャケットは、ロロピアーナの生地を採用した素晴らしい仕上がりの物でした。ボリオリもまた、従来の良さを取り戻していくかもしれません。

    LARDINI ラルディーニ

     

    ラルディーニはボリオリと並んで、アンコンジャケットブームを作り出した大人気ブランドです。特に大柄のチェック柄など派手なジャケットに小さな花のブートニエールを付けたスタイルは、ラルディーニの定番として、洒落者の中に知らない人はいないほどですね。

    ラルディーニもまた、先ほど書いたように生地の質が一時期非常に下がっていましたが、今季のものは良い生地のものも多く見受けられます。量産のジャケットとはいえ、イタリア的な美的センスにて作られる柄やバランス感はやはりインポートならではであり、生地の質さえ良ければ、その値段にも納得です。

    またブートニエールに関しては普通に女子受けも良いため、取り外してその日着ていくジャケットにつけていくのが、モテたいの定番となっています。

    私ライター田中は、デートのときにはベルベストやらアットリーニやらのジャケットにラルディーニのブートニエールを付けて、ファッションに詳しい人に会う時には外しています。

    TAGLIATORE タリアトーレ

     

    上の二つのジャケットブランドに比べれば、やや遅れてヒットしてきたのがTAGLIATORE タリアトーレです。ジャケットを着たトルソから枝が生えているのを見たことがある人は多いでしょう。あれがTAGLIATORE タリアトーレの謎のトレードマークです。

     

    新宿伊勢丹のメンズ館でも、タリアトーレには枝が生えていました。このタリアトーレはボリオリやラルディーニに比べるとキャラクターの薄いジャケットブランドではありますが、しかしその代わりクラシカルでセンスの良いジャケットを作っています。

    またボリオリやラルディーニに比べると、質の良い素材を使っていることも多く、定価が安いのにも関わらず素晴らしいウールを使っていたりすることがあります。シルエットは細身で着丈もやや短い現代的なデザインですが、オーソドックスな雰囲気も兼ね備えているので、ボリオリほどリラックスした感じや、ラルディーニほど目立つ個性の必要ない人にはおすすめです。

    L.B.M.1911

     

    L.B.M 1911は他のブランドに比べてもカジュアルなジャケットを得意としており、ヴィンテージ感のある仕上がりや生地感を特徴としています。

    メインはアンコンのジャケットで、BOGLIOLI ボリオリに比べてもステッチのアクセントを効かせ、メリハリを付けたデザインになっていることが多いです。使う生地もウォッシュの掛かった綿など、カジュアルに映えるものが多いですね。

    ブートニエールの代わりに丸いボタンのような何かがラペルに付いていますが、これは何かエスニックな印象ですね。製品洗い、染めと併せて南アジア的な雰囲気になっていることもあります。

    リラックスしたアンコンジャケットが好きな人にはおすすめですし、他のボリオリなどのブランドに比べると価格も抑えられていることが多いので、手が出しやすいです。

    ちなみにL.B.M.1911のややドレス寄りな仕立てのラインに、Lubiam ルビアムがあります。

    Cantarelli カンタレリ

     

    もともとスーツブランドであるカンタレリは、小手先のディティールや装飾に頼らず、仕立てや着心地の良さで勝負しているファクトリーブランドです。特にメインラインのものであれば、他のマシンメイドのジャケットブランドより少しだけ上をいく、立体的で美しいシルエット、軽い着心地になっていることも多いです。

    少し明るい生地にシンプルなウィンドウペンの入ったジャケットなどを見ると、カンタレリかなあと想像してしまう。なんとなくベージュのウィンドウペンにはカンタレリの印象が付いていますが、実際にはどうなんでしょう。

    またカンタレリはジャージープラネットという、ジャージ素材のテーラードジャケットでいち早く成功し、定番化させたブランドでもあります。

    他にAC カンタレリというラインもありますが、これは廉価ラインで、あまりおすすめではありません。ステッチもミシン縫いで、素材も良くないので、それに何万円も出すのであれば、BEAMS Fのオリジナルのジャケットを買った方がよほど幸せになれると思います。

    Gian Franco Bommezzadri ジャンフランコボメザドリ

     

    他のマシンメイドブランドに比べればずいぶんとマイナーではありますが、さりげなくお勧めしておきたいのが、ジャンフランコボメザドリ。

    ernest エルネストというブランドを展開していることで有名な人ですが、遊び心の強いエルネストに対し、オーソドックスでテーラードジャケットらしい魅力があるのが彼の名を冠したブランド、ジャンフランコボメザドリです。生地もそこそこ良く、仕立てもカジュアルでありながら砕けてしまいすぎることのない、ちょうどいい雰囲気です。

    また少しマイナーなブランドであることもあり、値段も控えめなのが嬉しいところです。

    トレンド感は強いので、何年も着ることはできないかもしれませんが、着回しの利くデザインのジャケットとして、おすすめです。

    Michelangeloミケランジェロ(eidos エイドス)

     

    ミケランジェロもしくはエイドスの名で展開されているこのブランドは、かの有名なナポリのサルトリア「ISAIA イザイア」のセカンドラインです。

    イザイアと言えば、伝説的な仕立て屋であるヴィンツェンツォ・アットリーニ氏と共に今や世界最高の既製服ブランドとなったkiton キートンを立ち上げた人物で、 ISAIA イザイアそのブランド自体も非常に人気の高いサルトリアになっています。

    さてミケランジェロとエイドスは同じブランドで、ISAIA直系の血を引いているということで、その信頼性の高さが人気の理由です。コートで有名なブランドでもありますが、特にジャケットはサルトリア的なクラシックな仕立てをそのまま軽くしたような仕様とデザインが魅力的。

    値段の安さもあり、個人的にはボリオリやラルディーニよりも推したいブランドですね。

    Valditaro ヴァルディターロ

     

    個人的なベストブランドは、SHIPS別注のValditaro ヴァルディターロです。有名なCARUSOというブランドを展開している会社のブランドで、ハンドメイドのジャケットです。

    10万円周辺のジャケットが総じてマシンメイドになっている中で、ヴァルディターロのジャケットだけはハンドメイドの箇所が非常に多く、20万円付近のジャケットにも迫るクオリティとなっています。

    上のジャケットもステッチが手縫いで入っており、ナポリ仕立て風のマニカ・カミーチャになっていたり、SUPER 110’sを使用したフランネルだったりと、非常に贅沢です。裏地の薄手のレーヨンもまた、高級ジャケットの仲間に入りそうな独特な雰囲気です。

    最近のものはここまで手の込んだ物は見かけませんが、それでも面白いブランドで、この値段帯では群を抜いて個性的だったり、良い意味で値段設定の適当さがあったりするので、是非チェックしてみてください。

     

    いかがでしたか?

    今回は10万円周辺のジャケットを紹介するだけでずいぶんと長くなってしまったので、その上のグレードのものは次回に譲るとしましょう。それでは、ごきげんよう。
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    イタリアのジャケットブランド辞典 クラシコ セレクト ブランドまとめ
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