【冬物】コートはいつまで着ていいか?

メンズファッション

そろそろ冬本番といった感じで、最も寒い時期が近づいて来ていますが、そのすぐ後に控えているのは春。うかうかしているとすぐに暖かくなって、冬の服をいつまでも着ていたら置いてかれてしまいます。

そういうわけでまず気になるのがコートの使い方ですよね。いつまでコートを着ていて良いの?

今回はそれをテーマに紹介していきます。

さあ、まずはコートの種類をチェックしましょう。実はコートには冬物と、スプリングコートと呼ばれる春物のコートがあります。

valditaro coat

belvest coat

写真の上は、厚手のウールを使用した冬物コートですね。しかし下は?ずいぶんと薄手のコットンで作られたコートで一枚仕立て、裏地もついておらず防寒には使えなそうなイメージです。これがスプリングコートです。

特に女性もののトレンチコートには、このようなスプリングコートも多いです。逆に、こちらのトレンチはメンズですが、メンズのスプリングコートというのはそれほど多く見かけません。

このようなスプリングコートは5月前半頃まで使うことができます。それに対し、ウールなどで出来た冬用のコートは、3月の中旬頃にはすでに使いにくくなってしまいます。

まずはお持ちのコートが防寒用の冬物なのか、お洒落のためのスプリングコートなのかをチェック。具体的には以下のような点を見てみると分類がしやすいでしょう。

・生地が起毛したウール→冬物

・生地がさらさらとしたコットン→春物

・裏地が付いた厚手のコットン→秋冬物

厚手のコートを春まで着るには?

coat style

でもそうは言っても、1月のセールで買ったコートなので、もう少し長く着たい!という人は多いでしょう。気持ちはよくわかります。なぜって私も1月にセールでコートを新調しましたからね、へへへ。

そういう場合には、着こなしの方を工夫していきましょう。

例えば重ね着の具合です。冬のコートの着こなしの場合、以下のような着こなしは普通ですよね。

・シャツ

・カーディガン

・ジャケット(ブルゾン)

・コート

確かに暖かいし、冬にはふさわしい着こなしです。しかし春先になると、いかにも重々しくいつまでも冬にすがっているかのように思われてしまう。そこで、以下のように大胆にアイテムを削ってみましょう。

・シャツ

・コート

特に写真のようなチェスターフィールドコート(チェスターコート)はジャケットのような雰囲気があるので、シャツの上に直接羽織っても違和感なく決まることが多いです。

さらにもう一つ注目して欲しいのは、色です。

冬の着こなしというのは、意識しないでいると非常に暗い色ばかりを合わせてしまっていることが多いです。もちろん冬にも明るい色を使えればお洒落として素晴らしいですが、まあ冬に暗い分にはみんなそうなので恥ずかしいということはないでしょう。

しかし春先にもなって、厚手のコートで暗い色の着こなしをしていては、冬と共に逃れそこねた北風を服の内側にためているかのような寒々しさがあります。ですので、厚手のコートを春先に流用するからには、しっかりと色合いを明るくして、「あえてこのコートを使っているんだ」という印象づけをしましょう。

やっぱり春物を着るべきかも

sartorio

そうは言いましたが、やはり春の暖かさが来ているのにいつまでもコートを着ているのは、すごくお洒落とは言えないファッションです。人よりもお洒落を目指すのであれば、やはり早めに春物を着ていきたいところ。

特に麻のツイードなど、質感はさらりとしているけれど厚手な生地のものは、春先にこそ着たい風合いです。そういうものを積極的に取り入れている人の横で、メルトンのごわごわコートだと負けた感じがして悔しいです。

おすすめは、今すぐ春物を探すこと。

特にネットなどでは年中出回っているアウトレット品のようなものもあり、今はまだ春を意識している人が少ないので、春物もかなり出回っています。

しかしこれが3月などになってくると、皆が一斉に春物を探すため、どこもかしこも定価のものばかりで、安く買えるようなものはすでに品切れになってしまっている。

もちろんレディース服などで、トレンド性の強いアイテムには気をつけるべきですが、シンプルなブラウスやメンズのジャケットなどは毎年それほど変わりません。

そういうわけで、やっぱり春物を着たい!という人は今すぐに探して、春が来る前に揃えていきましょう!

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