ついにDACにまで手を出してしまいました。
インテグレードヘッドフォンを手にすれば、DAC+ヘッドフォンアンプが欲しくなるのは自然な流れですね。
物欲はつきることなく・・。でも後悔してないです。
コスパ抜群のHP-A3を買いに行ったつもりが
ゼンハイザーHD650を買って浮かれ気分な初秋。
CDプレーヤーやプリメインアンプに接続して楽しんでいたわけだが、毎日こそこそインターネットで検索していると、どうやらヘッドフォンアンプとやらを使った方が良いらしい。
そして、インピーダンス(抵抗)が高いHD650はオーディオテクニカなんかの1万程度のヘッドフォンアンプより、HP-A3という3万円位の複合機を使った方がよいという事が分かった。
当初、ヘッドフォンとほぼ同じような金額のアンプを使うことに疑問を抱いていたのだが
休日にHD650とCD数枚をもってオーディオ専門店で視聴させてもらう事に。
小一時間後、クレジットカードを輝かせなぜか上位機であるHP-A7の入った紙袋を持ち帰ることになるとは、誰も予想できなかっただろう。
HP-A7は視聴したときより音質が良い
今までの経験でいくと、オーディオ専門店で「こいつは最高だ!」と思って買って帰っても、なんだかさっきと違う音がする。というケースが多々あった。
なにしろクリーン電源や高級電源ケーブルはもちろんのこと、欲しいスピーカーの視聴はLUXMANやMcintochなんかの超高級アンプだし、そもそも部屋の設計がオーディオ再生に特化している。
ところがHP-A7は視聴したときより家で聴いたときの方が素晴らしく感じた。
何しろ、肝心のヘッドフォンアンプとしての性能は「確かにちょっと音いいかな?」程度だけど、DACとしての性能がずば抜けて好印象!本当にツボにはまる好みの音。
10万円前後の単体CDプレーヤーより音質が良く感じる。
具体的に 楽器が生き生きと目の前で響いているのが体で感じ取れるのが本当に感動した。
なにやら手を伸ばせば届きそうな臨場感や音域、ドラムの位置やボーカルの位置がはっきりと分かる。
ONKYO SE-200PCI LTDと比べると、オンキヨーの方が全体の音がずっしりと低く締まりのあるように感じるが、HP-A7の方がギターや弦楽器の響き方が断然心地よく、ヴォーカル位置がばっちり決まる。
ネット上の評価では賛否両論だけれど、自分に取っては7万円の意義は十分に合った。
そしてデジタル入出力の便利さを初めて知った。
HP-A7の利点 デジタル入出力
長年(といっても短いけど)生きていてアナログケーブルや黄色でおなじみのコンポジットは非常になじみがあったけれど、S/PDIFやらCOAXIALなんかは「なんだこれ」くらいにしか思っていなかったので、HP-A7を買ってから初めてデジタル出力のありがたさが分かった。
なにしろ、パソコンと繋いでヘッドフォンで高音質で聴けるだけでなく、2chの光デジタルを対応してる製品はHP-A7の高性能DACの恩威を授かれるわけであるのだ。
そんでもって、HP-A3と違い、デジタルの出入力系統が多いだけでなく、アナログの入力にも対応しているのでいろんな物をつなぎっぱなしにしてセレクターひとつで切り替えできる訳である。
これは本当に便利。パソコン接続もCDプレーヤー接続もPS3もDVDプレーヤーもND-S1(後記)も何でも高音質で再生できる。こんなに心地良いとは。
ということで、うちではDACとして活躍するのであった。
ヘッドフォンアンプとしてのHP-A7
当初HD650を高音質で再生するために買ったのだけれど、正直言ってしまうと、あまりヘッドフォンアンプ部分の音の良さを感じれない。
なんだか、ちょっとクリアになった風に感じるだけで、プリメインのヘッドフォンジャックに指したのとブラインドテストで判断できるかどうかは得てして不明である。
ということで、もしかしたらDACと別にヘッドフォンアンプを買った方が良いのかもしれないけれど、泥沼化しそうなのでやめておくことにした。
ONKYO ND-S1+HP-A7という魅力
なんとHP-A7を買って3日も経たないうちに、もう一台オーディオ製品を買ってしまった。
もはや定番と言えるであろうipod&iphone専用DDC(デジタルデジタルコンバータ)である。
この機械にiphoneを差し込むとなんと同軸デジタル+光デジタルで綺麗な音を取り出してくれるというすぐれものである。