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SDカードの種類と違い SDHC SDXC Class

SDカードの種類と違い

デジタルカメラやオーディオ機器、パソコン周辺機器でとても一般的なSDカード。
お店に行っても種類が色々あってどれを選んで良いのか分かりませんよね。

そんな時に迷わず選べるように、種類と違いについて紹介します。

容量とは

SDカードに大きく数字が書いてありますよね?
これはSDカード内に保存できる量の事を指します。ノートの暑さのようなものです。
数字が大きいほど多くのデータが書き込めます。
昔は32MB、128MBなど1GBよりも少ない容量でした。

今はGBという単位で表示されています。
カメラで使うとすると、1GB=200枚程度、16GBで3200枚程度保存できます。
もちろん設定や機種によっても、この数字は異なりますが、おおまかな目安として覚えておくと良いと思います。
64GBであれば、1万枚は保存できるので、長期の旅行でもこれ一つで対応できます。

ムービーのフルHD動画の場合、1時間撮るのに8GB必要です。
動画を撮るのであれば、32GB以上はあれば心配が少ないと思います。

SD、SDHC、SDXCってなに?

これはSDカードの規格です。昔は2GB以上のSDカードが存在しなかった為に、”SD”規格しか存在しませんでした
ですが、大容量化してゆくにつれ、4GB以上が必要となり、SDHCという規格ができました。

SDカード ~2GB

SDカードというのは、2003年に16MBの容量で発売されました。
この16MBというのは、0.02GBになり今からすればとても容量が少ないカードでした。

ですが、当時はカメラの画質も現在の50分の1程度でサイズも小さかったので十分でした。
今では殆ど流通していません。

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SDHC 4GB~32GB

SDHCとは、4GB~32GBのSDカードの事を指します。
転送速度がSDカードよりも高速になり、より素早い保存や書き込みができます。

ただ、注意点が古いパソコンや古いデジカメなどだと対応していない場合があるので、
もしも昔使っていた機材にSDHCカードを入れて動かないようであれば、SDカード(~2GB)までのカードで試してみて下さい。

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SDXC 32GB~

SDHCより拡張されカードがSDXCです。これはデジカメの高画質化や、長時間の高画質動画の撮影が一般的になってきて
今までの32GBの容量では足りなくなってしまった為に規定されました。
現在では一番大容量のカードとなります。ただし、このカードが使えない機材もあるので、注意が必要です。

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SDカードのクラスとは?

SDカードに、小さくClass10などと書いてあると思います。
この”クラス”とはSDカードの転送速度のことです。
転送速度とは、書き込みの時間や読み込みの時間の事で、具体的にはカメラで写真を取り、
そのデータをSDカードに書き込む時間です。

転送速度が速いと写真を連続して素早く何枚も撮る事ができます。
対称的に遅いカードだと、一枚一枚の保存にとても時間が掛かって、次の写真を取れるようになるまで時間が掛かります。
他にもパソコンにデータを移すときや、パソコンからSDカードに書き込む時にも時間が関係します。

クラス1~10まであり、この数字が大きいほど速度が速いです。
つまり、Class10というのは一番速いカードとなります。
厳密に言うと、SDカードメーカーによっても、転送速度が違ったり商品によっても読み込みに、書き込みの速度が違うのですが
大まかな目安として、この”クラス”というものを覚えて置くとよいと思います。

SDカードの注意点

SDカードを使う上での注意点があります。

壊れやすい

SDカードというのはプラスティック製の薄いケースの中に入っているので、割れたり欠けたりしやすい構造になっています。
ですので、高級カメラの一部にはCFカードという金属のケースに入ったメモリーカードを用いることもあるのです。
壊れやすいため、小銭と一緒にポケットに入れたり、むき出しのまま持ち歩きのは注意が必要です。

SDカードの内容が消える

SDカードに書き込んだデータは永遠に残る。と思っている方がいますが、実はSDカードに記録したデータは長期間の保存には向いていません。
何故なら中の半導体の分子に電気を与えてデータを作っているので、長い間SDカードを使用しないと中のデータが消えてしまう事があります。
ですので、大切なデータはDVDやブルーレイにバックアップを取ったり、2重3重で保存する事を強くおすすめします。
もしも、SDカードで長期間保存したいのであれば1年に1回位はパソコンに刺すことによって、内容が再び書き込まれて消えにくくなります。

海外旅行などSDカードを使い分ける

海外旅行に行った時など、64GBのSDXCカードが1枚あればデータの容量は全て収まってしまうかもしれません。
ですが、できれば16GB位のSDカードを何枚か持って行き、何度も頻繁に差し替える方がオススメです。

特に1枚に全てのデータを入れてしまうと、万一そのカードが故障した時に、全てのデータが消えてしまうからです。
この時にデータを6枚のSDカードを使っていれば、全体の84%のデータは無事に残っている訳です。
他にも、現地でこまめにパソコンにデータをバックアップしたりする事が大切です。
パソコンに写した時も、SDカードの内容を消さずにとっておき、新しいカードに差し替えると良いです。
そうすることによって、パソコンの盗難や故障の時にもデータを分散して、後から復旧ができます。

一眼レフカメラの場合はSDカードを同時に書き込む

一部の一眼レフカメラは、SDカードが2枚差しこむ事ができます。
こういった機種の場合は、2枚に同時に同じ内容を書き込む事ができるので、ぜひこの機能を活用しましょう。
プロも利用していますが、大切な写真が安全に保存できます。

SDカードのお勧めのメーカー

お勧めのメーカーは、「SanDisk」「東芝」です。
このメーカーは10年以上前から信頼の置けるSDカードとして有名で故障率が低いのが特徴です。

ただし価格が高いので、一般の人はトランセンドなんかでも良いと思います。

 

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