ちょいワルおやじ、という言葉を雑誌LEONが提唱してからはや数年。なのに意外と「ちょいワルおやじ」で検索しても情報が少ない!若者は草食系で、お金も根性もない。何も目標だってない。
しかしおやじには(まあまあ)貯金があり、根性があり、ロマンがある。
今こそおやじの時代です。
20代後半女子にモテるおやじ、始めましょう。
おやじ史上最大の敵は「加齢臭」
歳を重ねてこその魅力で勝負、とは言いましたがおやじは不利な点も多い。
それが加齢臭。これがあるだけでちょいワルおやじとしての全ての可能性が閉ざされてしまいます。
では加齢臭はどうやったら防げるか。まあ細かい説明は省いて、結論から言いましょう。
活性酸素を抑えること。
活性酸素というものが増えると、なんやかんやあり加齢臭になることが多いです。では活性酸素というものがいつ増えてしまうのか。以下のようものが原因になります。
①ストレス
②タバコ
③紫外線や電磁波
④スポーツや息のきれる運動
⑤細菌
かなり、いかにもな感じがします笑
まずは①のストレス。
ストレスの50%は人間関係、金銭的問題からきます。でももう半分50%のストレスは、意外にも体の不快感や疲れ、痛みなどから来る場合が多いです。
体がいつも痛くて、いつも疲れたまま。
そんな状態ならストレスがたまっても当然。結果的に加齢臭になります。
そういう場合には体の痛みの原因を、正しい姿勢や骨格の矯正運動などで取り除きましょう。基本的に、体の姿勢が悪くなっていることが原因でいろいろな歪みが発生して、結果的に痛みになっていることが多いそうです。
②については、はっきり言いましょう。
本当にちょいワルおやじになってモテたいならタバコを控えましょう。「え?タバコといえばちょいワルおやじの必需品では……??」イタリアではそうでも、残念ながら日本ではタバコを吸わない方が若い女性にモテます。
③④この辺は仕方ありませんね。あとはシャワーを浴びて皮脂を取り除くしかありません。
⑤ですが、細菌は普段から気をつけることができます。手洗いうがいをしっかり行うなど、当たり前のことが出来ているかもう一度確認してみましょう。
これらのことに気をつけるだけで、ずいぶん加齢臭が改善されるはず。
おやじは「体型」で勝負
加齢臭に並んで、おやじが若い女性に「かっこいい」と思われにくい理由は肥満。
これをどう克服するかは中年男性の永遠の悩みです。
まずちょいワルおやじになるためには、絶対体型を維持する必要があります。
どんなに良いジャケットでも、高級なパンツでも、メタボ体型で大きめサイズでは若い女性は寄ってきません。
そんな状態で最高級のジャケットを買うよりは、体型をなんとかワンサイズ落としてからジャケットを購入しましょう。
スーツで言えばB体型やBB体型のものから、AB体型かA体型のものにシフトすれば完璧。この体型区分は、チェストからウエストの絞り加減によって区別されている。
それを踏まえてちょいワルおやじを目指すのであれば、目指すべきはひとつ。
肩は広く、ウエストを絞る。
いわゆる逆三角形の背中を作ることです。
もともとスーツのジャケット、特に英国調やイタリア調の場合はウエストがキッチリと絞られ逆三角形に作られています。だから逆三角形の体型が一番美しいシルエットになる。
例えばほぼウエストに絞りのない状態でジャケパンをすると、こんな感じ。
まあお洒落ではありますが、それほど「かっこいい!」「魅力的」とは思えませんよね。
おやじがお洒落してるな〜というくらいの、女性ウケ。
でも肩幅は大きいままウエストを絞れれば、こんな感じ。
スーツも一気にかっこよく決まるようになり、ジャストサイズで着ればそれだけでちょいワルおやじです。
ではどうしたら、こんなふうにウェストを絞ることができるのか。
これはウエストを絞る運動というふうに検索すれば専門の人が解説していますので、調べてみて。
綺麗な肌はちょいワルおやじの武器になる
加齢臭と体型さえなんとななれば、ちょいワルおやじの基本的な部分はクリア。
ですが同世代の女性ではなく、若い女の子にモテたいなら次は「清潔感」が重要です。
常に綺麗なシャツやスーツを身につけているか?? 革靴をしっかりと磨いてあるか。もう着古してくたびれたようなネクタイや、潰れた革の鞄を使ったりしていないか。
またしっかりと爪を切っているか、髪の毛を毎日しっかりと洗い、ヒゲを剃り、眉毛を整えているか。
このあたりが若い女の子が年上の男性に求める最低限のラインです。
また、それに加えて出来るのであれば綺麗な肌が欲しいところ。
歳を重ねればシワが増えるのは当然ですが、シワはそれほど問題ではなく、むしろ魅力のひとつとしても考えられる。
でも肌が汚い、あぶらっぽい、荒れているのはNGです。
毎日必ず時間をかけて洗顔し、老廃物を落とします。脂っこいものを食べるのをやや控え、夜食をやめる。
また、体の血流を良くすることも美肌への近道です。マッサージをしたり、あるいは悪姿勢を治したりすることで結果的に肌がよくなったりすることが多いですね。
ではそろそろちょいワルおやじの性格について考えてみましょう。
年下女子にモテるには、頭を柔らかくすること
年下女子から言わせれば、おやじは「頭がカタい」ということになってしまいます。
「〜はこうだ」
「そんなのは聞いたことがないからだめだ」
「こうするのが当然だ」
と言ったような強圧的で保守的、新しいものを認めない姿勢は公私共に人を自分の周りから遠ざけてしまいます。
若い人は新しいものに敏感。新しいものを嫌う人を嫌います。
ではどうしたらいいか。
「その考え方はおもしろいねえ」
と若い人の話に興味を持ってみる。
「ちょっと、それやってみてよ」
と茶化してみたり、若い人と同じ視点になって楽しんでみたりする。
こういう姿勢がちょいワルおやじがモテる理由のひとつなのです。
モテるおやじは絶対に「品のないこと」を言わない
ちょいワルおやじと言えばやっぱりちょっと、よこしまな話も……。
と思ってしまいますが、それはイケメンなイタリア人だから許されること。
日本で年下女子にモテたかったら、下品なネタや話は一切しないこと。
一回も、絶対にしてはいけません。
ちょっとでもそんな話題を出せば「きもい」と言われて終わってしまう。
若い女の子はオシャレなものが大好きで、下品でお洒落じゃないものが大嫌いです。
いつもジェントルで、ファッションや旅行、食事、スポーツや雑学の話をしているおやじはお洒落だから好き。
しかも「これが〜なんだよ、わかるか?」という話をしているおやじではなく、「なにが好きなの?? あ〜あれ良いよね。俺も良いと思う」と皆と話して回るようなおやじは最もモテます。
さあ、今回は「年下女子にモテる!ちょいワルおやじになる方法」第一回でした。
次回はちょいワルおやじのファッションへいきましょう。
お楽しみに!
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