【メンズ】モテる50代が着ているファッションブランド①

もはやこのウェブマガジンではすり切れるほど書かれていることですが、若者が「草食系」とやらで軟弱な今、オヤジこそが若い女の子にモテるべき時代となっています。しかしそのためには、ただのオヤジになってはいけない。そういうわけで今回はモテる50代伊達男になるためのファッションブランドを紹介します。

ジャケット・スーツ編

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男を格上げするアイテムは、いつだってジャケットです。

そんなジャケットを買うのはスーツ量販店や、イオンの紳士服売り場ではいけません。買うべきはイタリアの魂が込められたハンドメイドジャケットや、美しい生地を採用したセレクトショップのジャケット。

それでは見ていきましょう。

①Brioni ブリオーニ

モテるオヤジの象徴とも言えるのがこのブランド。イタリアンラグジュアリーの頂点にあるブランドで、既製服としては世界最高峰のクオリティーのジャケットやスーツを毎シーズン発表しています。

値段もまたかなり高いですが、それに見合った品質と存在感がある。そういうことで世界中のオピニオンリーダー達、そしてスター達がこぞって身につけているのがこのブリオーニのジャケットやスーツなのです。

②LARDINI ラルディーニ

ブリオーニはさすがに高すぎるけど、それでも上質なジャケットで周りと差を付けたい!というあなたにおすすめなブランドがラルディーニ。他にも同じグレードのものにはBOGLIOLI ボリオリやCARUSO カルーゾ、そしてTAGLIATORE タリアトーレやCANTARELLI カンタレリなどがあります。

これらのジャケットはセール時期であれば5〜8万円ほどで手に入れられてしまう本格的なイタリア製ジャケット。特にラルディーニの独特のチェック柄のものには特に存在感があります。

基本的にはマシンメイドでありながら随所にハンドメイドの要素が入っており、高級感もあります。

③LANVIN collection ランバンコレクション

もっとアバンギャルドで、個性的なオヤジを目指したいというあなたにおすすめなのはランバンコレクション。かの有名なポールスミス、完全に独自な世界感を持つヴィヴィアンウエストウッドのライセンス生産を手がけるジョイックスコーポレーションが展開しているブランドだけあり、全体的に個性的。

特にプリントの技術を駆使した柄物のジャケット、さらに複雑で有機的なプリーツ、裁ち切りのデザインなどが特徴的でかなりクールです。

基本的に細身なので、お腹との兼ね合いでもあります。

④TOMORROWLAND トゥモローランド

セレクトショップでありながら、かなり本格的な仕立てのジャケットを扱っているのがトゥモローランド。その製造国は中国だというのに7〜10万円もするのにはれっきとした理由があります。

すなわち一流の生地と、ハンドメイドさながらの仕立てです。

例えばARISTON アリストンというメーカーの生地は日本ではあまりお目にかかることがない、高級な生地メーカーです。このメーカーのウールシルク生地を使ったジャケットが、最初のダブルジャケット。ほぼ全体に渡ってハンドステッチが施されており、イタリアの高級ジャケットのような風格を持っています。

⑤EDIFICE エディフィス

主張は分かった。だがそれでもちょっと高すぎるんです。と、そんなあなたに最終手段としておすすめなのがEDIFICE エディフィスのオリジナルジャケット。

EDIFICE エディフィスはセレクトショップですが、イタリアの有名生地メーカーであるロロピアーナやチェルッティなどの美しい生地を使用したオリジナルの日本製ジャケットを“5枚”くらい出せば買えるというかなり優しいブランドです。

エディフィスの特にその値段帯のアイテムは縫製などの面で他の本格的なジャケットには少し劣ります。それでもイタリア製の生地の素晴らしさがあるので、なかなかお洒落です。

 

ボトムス編

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ジャケットのグレードがブリオーニだとしたら、パンツはユニクロというわけにはいかない。そういうわけでジャケットの次には美しいシルエットを持ったボトムスを買いましょう。

まずは「ズボン」と呼ぶのを止めるところからです。良いですか「パンツ」です。アクセントは最初の「パ」ではなく「ン」ですよ。でないと下着になってしまいます。

①Jacob Coen ヤコブコーエン

ジャケットに合わせるパンツはいろいろなものが考えられますが、デニムを合わせたいという人にはこのヤコブコーエンのデニムが一番。

上品でしっとりとした生地と適度なウォッシュ加工が、カジュアルでもなくフォーマルでもない、イタリアオヤジの絶妙なバランス感覚を再現してくれます。

ちなみにこのブランドのデニムは買う時に香水のような不思議なニオイがしますが、これはデフォルト。

②INCOTEX インコテックス

そうではなくて、ジャケットにはチノパンを合わせたいという人におすすめなコストパフォーマンスの高いイタリアブランドがインコテックス。

さっくりとしていながらも高級感のある、厳選された素材で織られた生地と、美脚効果のある絶妙なシルエットで人気のブランドです。国内ではユナイテッドアローズなどを始めとしたセレクトショップが主に扱っていますので、チェックしてみてください。

③Loro Piana ロロピアーナ

ロロピアーナはイタリアを代表する生地ブランドですが、アパレルブランドも展開している。そしてこのブランドが売っている超高級チノパンにかなう滑らかさを持ったパンツは存在しないといっても良いでしょう。

まるでカシミアかシルクのような手触りの生地を贅沢に使ったボトムスはこのブランドの専売特許で、一度履いてみればこれまでのボトムスというものへの価値観が一気に変わります。

④Zegna ゼニア

再びデニムについて考えてみたとき、ゼニアの作るデニムほど複雑で神秘的な色味を持つものはなかなか見つかりません。特に紺系のデニムの光沢の向こうに見える深い緑のような、ブルーのような色はまるで深海のようでもありますね。

またゼニアのデニムは股上が深く、さらにダメージ加工なども控えめなものが多く、ジャケットスタイルに非常に合わせやすくなっているのが特徴です。まるでチノパンのように使えるデニムです。

⑤ETRO エトロ

超絶個性的なボトムスが欲しければ行く先はETRO エトロしかないでしょう。ETRO エトロのボトムスの何が良いって、それはもちろん全面が「ペイズリー柄」なのが良いに決まっています。

ETRO エトロはペイズリー柄をポピュラーにしたブランドですので、やはりペイズリー柄をブランドイメージにしています。そのため、中にはデニムからペイズリーの浮かぶものがあったりと、かなり大胆な遊びごころのあるアイテムがあります。

個性を求める人には非常におすすめなのです。

 

次回はシャツと靴編に行きたいと思います。

お楽しみに!

第二回はこちら

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