デモCDで効率よくファンを作る方法【バンド】

ファンを作り、本当に成功したい場合は今現在いくら儲かるか、という考えは捨てましょう。
ファンがたくさんいる=儲かると言えますが、ファンをつくるためには儲かろうとしていてはダメなんです。これから解説するデモCDを使ったファンの作り方は一例ですが、うまくいくことも多い方法。是非実行してみてください!

 

自己投資でチャンスを作る!

今から自己投資をします。楽器や機材にかけるお金を少し減らし、貯めてください。

デモ音源CDを大量に作ります。シンプルなものです。歌詞カードと、バンドリーフレットをセットにします。値段は無料です。

それをライブ会場にいる人たち、普段関わっている人たちに配ります。人脈のありそうな人、音楽好きな人には3セットずつです。そして広めたいから、気に入ったら是非紹介してくださいという風に伝えます。

また歌詞カードの裏などに、「広めたいので特別にスタッフみんなが無料で配布しています。いいね!やCDの紹介で協力してください」などと記載しましょう。

「友人に紹介していただける場合には無料で追加のCDを送ります。住所と名前をご連絡ください」と必要に応じて、こういう紙も付けます。

連絡先は「バンド・プロモーション担当」と書いたうえでinfo-bandname@のような、個人でなさそうなアドレスを記載します。こうすることによって躊躇することなく送ることができます。また、客層に応じてFacebookやLINEなどでも連絡できるようにすると良いでしょう。

CDを最初から買わせるのは至難の技ですが、ただであげたCDの内容が気に入って他のアルバムを買ってくれる人は多いのです。

目先の赤字に捕われない!

無料で配っていくのでもちろん赤字です。

CD制作+印刷物で一枚50円ほどかかるかもしれません。

ですが、300枚作って1万5000円ですね。

バンドメンバーが4人だとして全員が1万5000円ずつ自己投資できたとしましょう。6万円の初期費用です。すると1200枚のデモ音源が、少なくともある程度音楽に興味ある人に配れるわけです。

例えばそのうちの半分、600人がFacebookにいいね!を付けてくれたとします。

いずれあなたのバンドがしっかりとしたCDを制作したとき、それを1500円で売るとしましょう。

600人が見てくれているFacebookに投稿したら、10人に1人が購入してくれた。60枚売れます。CDの原価が500円だとすると1000円×60枚で6万円の利益になります。

すると初期費用の6万円がチャラです。バンドメンバー1人に1万5000円そっくり戻ってきますが、600人のファンがおまけでついてきます。

実力があれば、ほとんど1円も損せずに600人のファンを作ることが出来るのです。

これが自己投資です。このあと、ライブや他のCDを発売したときにも600人のファンはそのままつながっていますから、そこからは完全に利益、つまり「儲け」になります。

儲けが出たらそれを使ってまた無料のデモ音源CDを作ります。

今度は同じ曲をFacebook上にもアップロードし、前回と同じコメントを流します。今度からは「儲け」を資本にして作っていますから、戻って来たお金も「儲け」です。どんどんファンが増えていきますから、そこからの「儲け」も増えていきます。

するともっと大きくプロモーションをしていける。

そういうわけで、「今赤字になるから」と言って自己投資をなんでもかんでも控えてしまうのはもったいないのです。

お金を使うことによってお金が入る状況を作る。

音楽もビジネスなので、それが重要になるのですね。

気軽に挑戦しよう

いかがでしたか??

聴き手はCDが無料だから誰もが気軽に、簡単にCDを手に取り、気に入ればすぐに紹介することができる。

バンドはたくさん「購買者予備軍」、これからアルバムを買ってくれたりライブに来てくれたりする可能性のあるファンを得ます。

自己投資の考え方と資本の運営法が分かるだけで、こんなにも自己プロモーションできるのです。

もちろん上手くいくことばかりではありませんから、音源を気に入ってもらえなければ「損」をするかもしれません。

しかし損がそれほど憎むべきものか。そうでもありません。例えば1万5000円自己投資して5000円しか返ってこなければ、デモ音源のレベルを上げたり、リーフレットなどを見直すのもありでしょう。

それから聴いてくれた知り合いの人に音源の感想を聞くのも良い。

それに1200枚から始めなくても、120枚から始めても良いわけです。その場合最初の自己投資は1500円ですね。ですからぜひ挑戦してみてください!

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