良いお母さんになるための10の方法

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①ご飯は基本手作りで

子供が母親を慕う上で一番見ている点は食事です。毎日ご飯を用意するというのは確かに手間がかかりますが、子供はそういうところを意外と見ています。

母親が毎日一生懸命に食事を用意している姿を小さいうちから見ている子供は、たとえ反抗期を迎えたとしても心のなかではしっかりと慕っているものなのです。

逆に、毎日の食事が冷凍食品やインスタント、スーパーの惣菜などであると、学校での会話で夕飯の話になっても友達と一緒に話すことも出来ず、またおふくろの味とよく言われていますが、家庭の味を持つことが出来ないのです。

いくら掃除などの家事をやっていたとしても、一番子供が注目することの出来る食事を怠ってしまっていては、良い母親とは言えないでしょう。

旦那さんに愛想をつかされてしまう理由にももちろんなります。

②家族の会話を大事にする

仕事や家事で疲れて家族と会話をする時間を寝る時間に当ててしまう・・・

そんな日もあるかもしれませんが、できるだけコミュニケーションは取りましょう。

特に小学生になる子供がいる家庭でしたら出来るだけ話を聞いてあげてください。

育ち盛りの頃であれば子供は外の世界を色々と体験し、それを家族に伝えたいもの。

楽しいことや悲しかったことなどを伝えようとしても、話す相手がいなければ子供はそれを共有することが出来ません。

むしろ、話を聞いてもらえない=言わないほうがいいこと となってしまい、子供はたくさんの体験をすることを諦めてしまう場合さえあるのです。

そうなっては、貴重な子供の視点の体験というものを子供は積めなくなってしまうのです。

生涯で子供でいられる時間は本当に少ないもの、純粋なその視点だからこそ得られるものもあるのに、それをわざわざ潰してしまうのは良くありません。

③頑張った時には褒めてあげる

子供は親を喜ばせようと色々な手段を考えます。

もちろんそれが、人間としていけないことであれば叱ってあげる必要があるでしょう。

しかし、テストで頑張った!や、運動会のリレーで頑張った!などたとえ結果がよくなかったとしても、頑張ったことに対しては褒めてあげることが大切です。

褒めてあげれば子供は自然と次も頑張ろう!と考えるのです。

決して結果がよくなかったことに対して怒らず、次は頑張ろうと応援してあげるのです。

ここで、今日は頑張ったね!の一言を忘れてはいけません。

そうすれば子供はモチベーションが上がり、また頑張ることの大切さを学びます。

もしここで結果について叱ってしまえば、子供は頑張ったことを全て否定されたと思うのです。

頑張っていた所は見られていない、結果を残さなければ意味が無い。

確かに結果を残すことは後々重要になっていきますが、もしも小学校等の段階で子供がこう思ってしまえば、頑張ることをやめてしまう人間になってしまうのです。

これでは元も子もないですよね?

④ご褒美を用意する

さて、褒めてあげるのみ!これが通用するのは精々小学校高学年までです。

もしかしたら低学年までかもしれません。

やはり子供はご褒美が欲しいもの、頑張った分の見返りを形として欲しいのです。

確かに褒めてもらうのは嬉しいのですが、それだけだと頑張ることを放棄し始めるかもしれません。

そうなってきたらご褒美を用意してあげましょう。

テストで30位以内に入ったら本を一冊買ってあげよう!

これは例えばですが、子供の実力の少し上をランクにしてご褒美の条件をつけてあげてください。

もちろん本である必要はありません、自分の子供が食いつきそうなものにしてください。

自分の実力の少し上のランクにすることによって、子供は嫌でも勉強することになるのです。

そうしなければご褒美貰えません。

普段の順位の50位ぐらい上がちょうどいいかもしれません。

ご褒美を提案する日にもよりますが、大体前のテストが終ってから次のテストまでの勉強期間で上げることが出来る順位は平均的に50位程度でしょう。

⑤たまに家族旅行をする

本当にたまにでいいですので、長いこと休みが取れる日に旅行に連れ出してあげてください。

どうしても家族全員の予定が合わないなどでしたら、子供が女の子だった場合は二人旅!なんていうのもたまにはいいかもしれません。

もちろん、お父さんだった場合はNGです(笑 男の子の子供だった場合は二人旅を楽しんでください。

重要なのは普段とは違う環境に触れて、一緒の体験をすること。

家族としての絆を確かめる大切な時間にもなりますし、家族との繋がりを普段より感じることができる場面でもあります。

それに子供に活動範囲外の外の世界を見せてあげることも重要なのです。

そうすることによって子供の世界観を広げてあげることもできるのです。

⑥一緒に過ごす時間の使い方を間違えない

ただ子供の側にいて子供を眺めているだけではいけません。

よくママ同士の会話で盛り上がり子供を放置してしまう人がいますが、それはあまり良い母親の行動とは言えないですね。

良い母親であるためには、子供と一緒に”遊ぶ”ことが大事なのです。

一緒に笑い、一緒に楽しみ、時には一緒に悲しむことが子供にとっては一番いいことなのです。

子供の側にいて子供が怪我をしないか見ているだけでしたらベビーシッターでも出来ます。

母親にしか出来ないことを自分の子供にしてあげましょう。

家族だからこそ、一緒に笑ったりすることに意味があるのです。

⑦怒鳴らない

子供はとても敏感な生き物です。

母親が自分に向かって鬼の形相で怒鳴ってきたら、それはもう、悲しみと絶望の嵐です。

あながち間違っていません。

あなたは子供に恐怖心を植え付けるために叱るのですか?違いますよね?

怒鳴っていては子供に恐怖を覚えさせるだけです。

あなたが教えたいのは恐怖ではなく、なぜ叱られているのかということのはず。

声を荒げるのではなく、なぜいけないのかをしっかりと教えてあげましょう。

口調もなるべく優しく、しかしいけないことをしたペナルティくらいであれば与えてあげてください。

ここで大切なのは、子供に納得させること。

納得していないのに怒られたって、どうして??となるだけです。

もしも暴力を振るってしまうようであればそれはもう、以ての外です。

すぐにやめましょう。手をあげるのは本当にやめてください。

子供の心に一生の傷がついてしまってもおかしくない行為なのです。

叱ってあげようとする姿勢はとてもいいことです、やり方さえ間違えなければ。

子供にあった叱り方をしてあげてください。

子供が何かをしても放置で、叱ることをしない。これもやめてください。

良い母親として失格レベルです。

 ⑧自分の時間を作る

意外かも知れませんが、たまには自分の時間を作ってください。

毎日世話を続けていればもちろん疲れます。

子育てというのはただでさえ疲れるもの、特に最初の子供であれば慣れない育児に戸惑い、疲れてしまう母親が多いでしょう。

放置のし過ぎもいけませんが、休むことも大事なのです。

それにずっと子供の世話をし続けると、子供が親離れをしなくなることもあります。

頼ればいいと考え、自分では何もしようとしなくなることさえあるのです。

世話と甘やかしは違うのです。最近の母親はここらへんが曖昧な人が多い気がしますね。

子供に時間をかければかけるほど良いという訳でもないのです。

スキンシップが大事なのは確かですが、自立をさせることも大事なのです。

そこらへんの見極めが出来るような母親になりましょう。

⑨”子供”を主観として考えてあげる

これは非常に大事ですね。

情報社会の現在では、学力が非常に大事なものになっています。

その為、幼児教育というのが普通になりつつあります。

お金のかかる教材や資料を買い集め子供に与える。

これは本当に子供の為になるのでしょうか?

自分の子供の頃を思い出してください。

もしかしたら自分も幼児教育を受けた、という人もいるかもしれませんが

ほとんどの人はそんなことはないのではないでしょうか?

子供の頃はたくさん遊び、自然に触れたりしながら友達と交友を深めたはずです。

その頃の思い出は大人になってもふと思い出したりしませんか?

遊ぶことというのは、子供にとってとても大事なことなのです。

友達と遊ぶことにより学ぶこともあるのです。

将来的に、賢いエリートな人間になり一流企業に就職することが一番いいことなんだと思い込みすぎていませんか?それは本当に子供が求めていることですか?

自分の”見栄”ではありませんか?

自分にとってのいいことが子供にとってのいいことだと、当たり前のように思ってはいけません。

良い母親というのは世間にとってのではなく、子供にとっての良い母親なのです。

⑩愛情を忘れない

愛情表現を忘れないようにしてください。

あからさまには出せない!という人はちょっとした行動で示してみてください。

子供はちゃんと、それが愛情表現なのだと気づいてくれます。

さりげなくのアピールでも、子供は大抵気づきます。

たとえ家事をしてくれていても、そこに愛情があるだけでまったく違うのです。

機械的に育児をする人は多くないとは思いますが、愛情を持って料理をすれば子供はそれが母親にとっての自分への愛なのだと思うのです。

愛情表現が苦手なだけで、自分は愛されているのだと思えます。

やはり愛のない子育ては子供にいい影響を何も与えません。

典型的なダメっ子になっても仕方のないことですね。

 

最後に良い母親になりたいと思っている人に。
子供は母親の為に生まれてきたのではありません。
むしろ、母親が子供のために生まれてきたのだと思いましょう。

執筆者:鈴木彩 / 17歳 愛知県

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