小さな革命!アイリスオーヤマの天井照明 CEA-A12DLP が凄い!

ライフスタイル

ついに画期的な天井シーリングライトが発売されました。

「アイリスオーヤマ」はジェネリック家電と呼ばれるように、大手メーカーからの人材引き抜きが得意で、消費者のかゆいところに手が届く後発品を安価に発売するという特徴があります。既存の日本の大手メーカーの技術者というのは優れた技能を持っていて、技術力のある人達が集まって設計しているので、性能が高く故障率が低いという優れた商品を設計しています。ただし、発想力が乏しい部分もあり既存のアイデアから脱却できないという組織的な問題点も内包しています。

日本の部屋がみずぼらしいのはなぜ?

私が海外旅行から帰ってくると、決まってガッカリするのが自分の部屋でした。つい数日前まで素晴らしいインテリアに囲まれた快適な空間だったのに、なぜ帰国すると部屋がみずぼらしいのかずっと考えていました。
例え家具をイタリア製にしても、絨毯を敷いても、壁紙を貼っても”何故か”海外のおしゃれな空間にはならないのです。

色々と考えた答えのひとつとして、照明が挙げられます。イギリスやイタリア、フランスといったヨーロッパ諸外国では日本のように天井はめ込み式のシーリングライトが一般的ではありません。高級ホテルだけでなく、1泊100ユーロ以下の安いB&Bでさえ、部屋にはスタンドライトがあり間接照明で過ごすことになります。

ご存知の通り日本は欧州の国々と比較すると部屋も狭く、高さも低い傾向にあります。一軒家でもマンションでも天井高は2400mmが平均的で、最近こそ2500mm以上の部屋も出てきていますが、それでもヨーロッパと比べると絶望的に低いです。私は身長182cmほどですが、両手を上げてジャンブすると例外なく天井にタッチできるほどです。
そういった事情から、部屋に圧迫感を与えないようにシーリングライトは天井ギリギリにセットされています。

部屋の角が暗くなるのが嫌だった

天井ギリギリにセットされると、何が起こるかというと部屋の角が暗くなるのです。
シーリングライト自体は高性能で3,000ルーメン以上の高出力なのに、部屋の角が極端に暗くなり影がでます。照明の出力が上がるほどに部屋の角とコントラストが出て安っぽい雰囲気になります。静岡の実家の部屋はそれが嫌で4つのダウンライトを設置して、明るさを無段階で調整できるようにしてもらいました。

何度か引っ越しを繰り返して結局、上記の写真のようなシャンデリアに落ち着きました。シャンデリアは見て分かる通り、光源の指向性がなくソケット部分を除いて360度光が拡散しました。そして20~30cmほど天井から下に垂れ下がっているので、部屋の角まで光が届くようになっています。こうすることによって、シーリングライトとは異なり部屋の明るさにムラが少なくなり海外の部屋のようにリラックスして過ごすことができます。
同時にスタンドライトも複数使っているため光源が複数あり、ホテルのような照明になります。

アイリスオーヤマのシーリングライトCEA-A12DLPは逆転発想

この照明の凄いところは十分な光量があるのに、中心部を遮光して左右の広がりを優先したところにあります。
感動したというより、「なぜコレが分かるのに数十年掛かったんだ!!」と半分、家電メーカーに怒りさえ覚えます。今までのシーリングライトは、照明の真下が最も明るくなり、部屋の角が暗くなりました。

このアイリスオーヤマの照明は、照明の真下の最も明るい部分を遮断して、部屋の天井にバウンスさせるようにしてムラの少ない照明を実現しました。日本の部屋のほとんどは天井の色が白もしくは白系のクリーム色です。
そうなると、そこにバウンスさせて光を拡散させるというのが最も柔らかい光を作り出す効率の良い方法です。

実際に照明を設置してみると、部屋の角までむらなく明かりが届いていることがわかります。
指向性の強い白色と黄色のビーム光が2種類利用されているようで、厳密には光が分離して色ムラが起こっています。その残念な部分を差し引いても、部屋の明るさが一定になるので劇的に快適になりました。

シーリングライトを点灯しても中心の光量が抑えられているので眩しくない、それでいて部屋全体が明るくなるので日中の自然光のように快適です。
色温度も変更可能で、勉強をしたり仕事をするときは青白くすると集中できます。ただ、暖色系の発色はLEDパネルの関係からか不自然で、リラックスする居室には向いていません。私は古い人間なので白熱球を未だに愛好しているのですが、LEDと白熱球は色温度を似せても別の発色に見えてしまいます。

もしリラックスする部屋を作りたいのであれば、補助的にスタンドライトなどを設置するのが良さそうです。

圧迫感の少ないデザイン

もう一つこの照明の優れている部分は、円盤部分が透明なアクリルのような素材でできているため、消灯したときの圧迫感が少ないということです。
今までのシーリングライトは厚みがあり、それでいてムラがあったので不快でしたが、これなら我慢できそうです。

シーリングライトの影が出にくいので疲れない

下の写真はウイスキーのボトルをぱっと置いて撮影したものです。これ、カメラをかじっている人であれば驚くと思うのですが、影が柔らかくストロボを天井バウンスしたような柔らかさになっています。
もちろん完全ばバウンスではないので、光の偏りはあるものの、今までのシーリングライトと比べると影が柔らかくなっています。
このように何の作業をしていても強い影が出ないので、長時間の作業が疲れにくいということにつながります。

ネット上で話題になっていませんが、アイリスオーヤマのLEDシーリングライト パネルライト 12畳 CEA-A12DLPは本当に素晴らしい製品です。今まで20~30年単位で放置されていた問題に真っ向から切り込む姿勢は評価できます。
ここまで記事を書いてから気がついたのですが、もしかしてこの商品ってパナ○ニ○クのパクリ??
感動返してー!


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