まずは無臭を作る
これはあまり他のサイトでは書かれていないことですが、香水を付ける際に最も重要なのはこれだと思います。
まず知っておくべきなのは、これを読んでいる皆さんの多くが、香水を付けなくても香りや匂いをたくさん纏っているということです。例えば衣服を洗濯するときの洗剤がフローラルの香りだったり、シャンプーやリンスに香りがあったりしますよね。その他にも化粧品、ボディクリーム、ハンドクリーム、リップクリームといったクリーム類、ヘアワックスに服についた部屋の匂いなど、実に様々な匂いがあります。
こういった匂いは自分で感じているよりもずいぶんつよく、他人に感じられていることが多いです。あげくにそれらの香りのほとんどは、別に好きでまとっているわけではない。しかも匂いも大して良いものではないことがほとんどです。
いくら良い香水を付けていたとしても、それが化粧品のキツい匂いとボディクリームの甘い匂い、リップクリームの爽やかな匂いに服についたタンスの匂いと混じってしまったら、それは全く良い匂いにはなりません。
なのでまずは、自分のまとう匂いの数を減らしましょう。おすすめなのは、シャンプーやボディソープ、ボディークリームなどアメニティ一式を香水と同じシリーズにしてしまうことです。ちょうどホテルのアメニティを使う感じですね。
また服を洗濯するときに液体石鹸を使ったりすること、また部屋は常に無臭をキープすることで、うより匂いの数が減ります。このようにすることによって香り混じりけがなくなり、いい匂いをまとうことができます。
ここは他人と相当差がつくところなので、意識してみてください。
香水以外の香りを試す
香水を買おうとする前に是非試して欲しいのは、香水以外のフレグランスです。例えばフレグランス石鹸やボディークリームは、香水の代わりにもなる優秀なアイテムです。
これらのアイテムのメリットは何より、香水よりも香りが優しいこと。かなり香りが残ってしまっても石鹸の香りというのは、それほど嫌な感じがしないですよね。
またボディークリームなんかも残り方が自然で、近づいたり動いたりするときだけ香ったりと、控えめなものが多いのが良いですね。香水ほどの匂いが濃くないので付け過ぎてしまいにくいのも、嬉しいところ。また他にも、オーガニックコスメのブランドなどが展開する、ヘアワックス等も香りが自然でおすすめです。
またこういったアイテムは良質で自然な香りのものが比較的安価なのも魅力です。例えばオーガニックなハーブを使用したものが上のサイズで3000円程度だったり、石鹸が1000円以下だったりと、香水よりも手が出しやすいですね。
良質な素材を使ったものは香りが良く、キツい香水のような人工的な感じや嫌みのある感じになりにくいので、香水を買う前にチェックしてみてください。
香りのセンスを磨く
多くの人が香水選びで失敗してしまって、「あの人香水臭いよね」と言われてしまう原因は、香りを判別するセンスと、香り方の良し悪しを判断するセンスがないことです。
まずは香りを判別するセンスです。
例えば何もパッケージを見ずに様々な香水の匂いをかいでみて、それがある程度何の香りか分かるでしょうか。「これと、これの香り」と主要な成分がいくつかでも分かる人は香水選びで失敗することはあまりないでしょう。
まったく分からず、良い香りだとか、甘い香りだという程度でしか分からない人は、ともするとあまり良い香りとは言えない調合のものや、人工的に作られた香りのきつい香水を選んでしまう可能性があります。
まずは色々なものの香りを意識してかぐようにしましょう。すると自然に色々判別することができるようになりますし、自分の香水を付け過ぎたりすることは少なくなります。
香り方の良し悪しを判別するセンスについては、付けているうちに分かってくると思いますし、香りに敏感な友達などに率直な意見を求めることで効率よく磨くことができます。
例えば「この香水は一瞬香る方が良い」とか、「この石鹸の匂いならば常に薄く香るのが良い」などといったことを判別することですね。これが分かると香水を付ける場所や、付けるものの種類などが決められるようになります。
いかがでしたか?
今回は香水の付け方で本当に知っておくべきことを紹介しました。
是非参考にしてくださいね!
硬葉樹の葉