今回は流行を意識した学生が即行買い漁る今まさに街で３歩歩けば見かけるようなアイテム５選をご紹介します
①ウインドウペンチェック
英国カントリー調の伝統柄に用いられるウインドウペンチェックは細い線で大きな格子をつくる窓枠のような柄のことを指します。
チェック柄と言えば大半の子どもが初めて服で身に着ける柄だったりするでしょう。中学生の頃は「○○ん家でゲームやろうぜー！！」なんてみんなでワイワイ私服で行ったら黒か赤のタータンチェックしかいなかったことがあります（自分含め）。
そんなことから子どもっぽく、また時にはオタクっぽく見られがちなタータンチェックやギンガムチェックですがウインドウペンはそれに対し上品でクラシカルな装いにすることに長けています。昨年はウインドウペンが流行りに流行りシャツからジャケットから、マウンテンパーカーやMA-1、スウェットなど様々見受けられましたが、一番取り入れやすいのはやはりボトムスでしょう。メンズファッションよりもレディースファッションの方がよりウインドウペンパンツが流行っていますので、彼女とお揃いにしつつ、縦線による足長効果も狙うことができます。
②デカリュック
主にメインではやはりアウトドアブランドで有名な「THE NORTH FACE」、腕時計でおなじみ「NIXON」やスタッズが特徴的で常にZOZOTOWNでは上位にランクインした「MEMENTISM」、キャップで有名な「NEW ERA」のデカリュックなどが通勤、通学など教科書や資料、ノートパソコンを収納するのに便利だということで人気を博しました。マウンテンパーカーにデカリュックを背負ってアウトドア感を演出したりチェスターコートにあえてデカリュックを背負ってみたりと使われ方は様々ですがなにより一番人気というかほぼ独占していたのは黒一色で、「黒デカリュックが流行り！！」といろんな場所で取り上げられるも、いわゆるリュックサックタイプではなくよりアウトドアに長けたバックパックタイプがメインでした。 一方「Manhattan Portage」のリュックをちょこんと背負っている人は当初は多かったものの今やメインは女子高生が多くどんどん肩身が狭くなっている気がします。
③スキニ－パンツ
王道といえば王道ですよね。昨年はスキニ－パンツはもちろんのこと、よりスキニ－ないわゆるスーパースキニ－タイプのボトムスが大いに流行りました。セレオリ商品など日本人向けのスキニ－はよりピッチリしていることが多いため、実はとても人を選びます。足が太い人はまず履くのに苦労しますし、あまり見た目もよくありません。かといって足がやたらめったら細い人がピツピツパツパツスーパースキニーにチェスターコートを着ている人を見ると「白馬の王子様風…？」とかベージュのスーパースキニ－は「あ・・・。ゴボウだ・・・。」と思ってしまうことも少なくありません。自分の体形にあったスキニ－パンツを履くことで健康的にみせ、足長効果を狙うことができます。
④ロングブリムハット
別名つば広帽子ともいいますね。こちらもレディースともに大きく流行りました。チェスターコート×つば広で上品な雰囲気を演出したり、スタジャン×つば広でモードな雰囲気にしてみたりニット×つば広で可愛く着てる大学生も多くみられました。対象の周りに大きいものを配置することで対象を小さく見せる現象、つまりエビングハウス錯視の効果が得られるわけですね。
しかしさすがにダッフルコートやマウンテンパーカーにつば広帽子を被っている写真を某雑誌で見たときは苦悶の表情で毎月買うその雑誌を元に戻したぐらい（個人的な意見です）でしたが…。ちなみに私が被ると森から出てきた感満載です（誰得）。
⑤チェスターコート
最後はみなさんご存知去年の冬のアイテムの中でも最も注目されたロングコート。ステンカラーコートやロングダッフルコートなど空前のロングコートブームが今なお注目されていますが、メインはやはりチェスターコートですね（上記を読み返すとほぼチェスターコートと書いていたことがわかります笑）。チェスターコートこそ今おしゃれに敏感な男性が最も重宝するアイテムでしょう。中でも1番人気なのはキャメルです。タートルネックやシャツ×ニットの上に羽織ってスキニ－パンツを履いている人が宗教団体のようにこぞって電車で鉢合わせし、バチバチお前もかという視線を送り合うことでしょう。クラッチバッグを持ち綺麗目に仕上げることも、リュックサックやバックパックを背負ってカジュアルにするなど何にでも合うバランスの良いアイテムですので汎用性が非常に高いです。
ここまで説明してきて難ですが、１度考えて見て欲しいのです。流行りアイテムを付けることが本当にお洒落なのでしょうか？
この話はまた次回に致しましょう！(笑)
ライター鈴木
