女性から相談されるようになる方法

一人暮らしの教科書

「ねえ、ちゃんと聞いてる??」

「えぇ、聞いてるのになぁ…。」

こんな経験誰もがあると思います。自分的には(たぶん)聞いているのに聞いていると思われない。

なーんでこんなことになってしまうのでしょう。今回は理想的な相談の受け方をご紹介します。

①目線

相手の目…はなかなか難しいですよね。ましてや可愛い子の相談を目を見て聞くなんてそれはそれは…ひー。

まぁそういう子に限って大体彼氏の愚痴か悩みなんですけどねケッ。

かといってずーーーっと目を見ていたら気持ち悪がられるかロボットと思われるかのどっちかです。

しかし自分の手元だけ、また窓を眺めながら相談を聞くなんてことはまずありえないでしょう。

このことから大人になれる本編集部で検証したところ、この2つのポイントをみることで目をみていると錯覚するという結果が出ました。

それは 眉と鼻 です。この2つのポイントと相手の目、自分の手元を適当な時間で交互にみながら相談を聞くことにしましょう。また自分の伝えたい部分はやはり目をみて伝えましょう。

②あいづち

あー、えー、そうなんだ。という言語としてのあいづち、相手の話にうんうんとうなずいたり、悲しいときには相手の顔を模倣するように眉を潜める非言語としてのあいづち。あいづちにおいては様々なやり方がありますが、なにより大事なのは相手の気持ちとシンクロすることです。

あいづちをうつことで相手は自分の話を聞いてくれているんだ。自分と同じ気持ちになってくれているんだという共感性、安心感が得られることでしょう。

黙って聞いているよりもあいづちをうった方が話を聞く分にも理解が深まります。

長い話のときは自分であいづちをうって話のリズムをとり理解した、という意思を相手に伝えてあげましょう。

③相手の考えを理解する。

実はこの③番が私が伝えたい最も大事なことです。

まず最初に伝えておきます。相談される側において基本的に相談される側の意見は必要ありません

いいですか?つまり相談を受けているあなたの意見はいらないということです。

はへ…??と思わず鼻水がたれそうになった方も、じゃあ壁に話してろよバコーーンと激怒された方もいらっしゃるでしょう。

しかし、はいはい、へー、そうなんだーと全部あいづちで返されると本当に聞いているのかバコーーンと逆に相談している側に激怒されてしまうこともあるかもしれません。

相談されるってほんとに難しいですね…トホホ…。

まず、相談を受けることのファーストステップは相手の気持ちを理解するということです。

「私、○○っていう理由で彼氏と別れそうになってるの…どうしよう…。」

内容によっては「いや、もうとっとと別れてしまえよ(笑)」と腹の中で思ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、そんなことを口走ってしまったのち、自分がレストランのお手洗いから帰ってきたときにはテーブルには食べ終わった皿と伝票だけが残されていることでしょう。

とりあえず相手から一通り話を聞いた後、一度これは理解できないという自分の意見を捨てましょう。

そして相手の目線と同じところで、相手の意見を自分のことのように感じながら自分の心に受け止めてあげましょう。

その次は相手の考えを整理してあげることです。

「つまり君は○○考えているんだね。」

「○○っていうよりは○○考えているんだね。ふむふむなるほど。」

相手は案外自分がなにを考えどうしたいのか分かっていません。それを言葉にして人に発信することで自分の考えを整理し、理解するのです。

相談される側はその整理のお手伝いをしてあげつつ、最後に聞いてあげましょう。

「それであなたはどうしたい?」

④それでも自分の意見をいいたい!

やっぱり人間ですから相談をする側、相談を受ける側、各々の意見があります。

俺の意見をいわしてくれぃ!!そんな瞬間もあるでしょう。またなんだかんだいっても相手だって自分の意見を求める場合もあります。

「こういうことがあったんだけど、○○君はどう思う?」

そんなときはボーナスタイム。スターを手に入れた某有名キャラクターになった気分で自分の意見を相手の目を見て熱弁してあげましょう。

しかし、これ自分の意見求めてねぇよなぁ…でも言いたいんだよなぁ…。

そう思っているあなた、絶対に俺だったらこうする!!なんていってはいけません。相談している側も「そ…そうなんだ。」と引いてしまうかもしれません。

例えば、恋愛で彼氏ともめてしまった…。その話に登場するのはあなたに相談をしている「彼女」と「彼氏」の2人です。

ここで察しがいい方は気づくかもしれません。つまりこの場合あなたは「彼女」、「彼氏」かどちらかにのみなることが許されるわけです。

「もしかしたら未来のあなたはこう思うかもしれないね。」

「もしかしたら彼氏はこう思っているかもね。」

こういった口調で話せばきっと自分の意見を組み込んでも押し付けがましくなく角が立ちませんよね。それに相手の考えていない斜め上からの意見は思わずほへぇーーとなってしまうものです。つまり重要なのは自分中心で自分の意見を出すことではなく、「彼氏」なら彼氏を中心の視点で「彼女」なら彼女を中心の視点で意見を出すということです。

これらが「女性から相談されるようになる方法」です。

こういったことを継続していくことによってきっとあなたは「聞き上手だね。」、「聞いてくれてありがとう!!」とスッキリした女の子の顔をみることができるようになるわけです。

そして後日、爽やかな笑顔で言われることでしょう。

「あなたのおかげで吹っ切れて新しい彼氏できたよ!!」

「・・・うんうん、そうなのか、僕は君の笑顔がみれただけで幸せだよ。」

ヒュールルルー

背中の風が冷たいです。

 

ライター鈴木

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