もしかしていつも通っているお店の店員に嫌われていませんか・・・?
本来店員とはお客様をおもてなしする為に誠心誠意取り組むものです。
お客様あってのお店、お客様あっての店の繁盛・・・。
制服に袖を通し、壁に貼ってある経営理念を復唱してから従業員専用書かれた扉を開け
「おはようございます!!今日も1日よろしくお願いします!!」
と周りの仲間たちに大きな声で挨拶してから長い勤務時間の始まりです。
お客様のどんな要望にも「かしこまりました!!(キラッ☆)」
お客様が帰られるときには「ありがとうございました!
またお越しください(キラキラッ☆☆)」と笑顔を振りまくものです。
しかし
世の中における完璧な接客をしてくれる店員さんでさえも日常は我々と変わらないのです。いくら先日恋人と別れようとも、親族に不幸があったとしても、お客様にそんな姿を見せるわけにはいかないのです。今日も笑顔でハキハキと明るくかつ包み込むような接客でお客様をおもてなしすることでしょう。
それを踏まえて一度考えてはいかがでしょうか。あなたは飲食店のお客としてこんなことはやってはいませんか?飲食店で勤務経験のある私からご紹介させていただきます。
①タメ語で注文しない。
「えぇっとお味噌ラーメン1つとお半ライスもいっちゃおうかなぁ、じゃああと餃子もよろしくぅ!」
よく年下である学生のアルバイトなどに使ってしまいがちですよね。居酒屋などで酔っ払ったサラリーマンなら許されるようなノリですが実際は避けた方が無難です。また百歩譲って明るく親しみやすい印象でタメ語で頼むのは許されるとしても
客「味噌ラーメンと半ライスと餃子ね・・・。はやく持ってきて。」
店員「注文は味噌ラーメンと半ライスと餃子でよろしいですか?」
客「ああ!そうだっていってんだろ!!」
と高圧的な態度で注文されると「なにこの人怒ってるんだろう・・・。」と思ってしまいますし、店員さんも警戒してしまいます。そして他の店員さんに報告されます。それを3回ほど繰り返すと店員さんに「いつもの怖い人だ。」と覚えられ印象最悪です。しかし店員さん顔には出しません。クレームになっちゃいますからね。
逆に「味噌ラーメンと半ライスと餃子で。よろしくお願いします!」と笑顔で言われ、注文の品が来た時には「ありがとう。」と目をみていってくれる方は最高。普通仕事は辛く厳しいものですからそこで優しさを感じた際には普段の2割増しで好印象が根付きますし「ありがとうございました!!」といいながらの店員さんの笑顔も2割増しです。そういった人が次回来店の際は「あっ・・・優しい人だ。」と思ってしまうに違いありません。
②店員を呼んでから注文を悩まない。
客A「注文お願いしまーす!」
店員「かしこまりましたー!お伺いします。」
客A「えーーーっとおーー照り焼きハンバーグとぉ・・・」
店員「照り焼きハンバーグをお1つ。」
客A「あとねーサラダはなににしよっかなぁ・・・おい、お前(妻)なにがいい?」
客B「えーー、あんたの食べたいもの食べればいいじゃん。」
客A「そうは言われてもこんだけメニューありゃあなああ・・・。」
店員「今の時期でしたら大根サラダなどいかがですかー?」
客A「俺大根嫌いなんだよ。今決めるから待ってて。」
客A「(悩み中・・・・)」
店員「・・・・・・・・・・・・。」
客B「ねぇ店員さん困ってるよーーー。」
店員心の声「(マジだわ。はよ決めろ)」
と思ってしまうに違いありません。注文は早く頼んだほうがはやく食べれますからこの場合でしたら先にサラダを選んで注文してからサラダが来た時にメインを頼むと効率が良いですね。また決まらない場合は「先にそれだけでお願いします。」など注文を分割すると問題ありません。
③注文を分割しすぎない。
かといって
客「ビール!、とりあえずそれで!」
店員「はい!」
客「枝豆!、とりあえずそれで!」
店員「はい!」
客「から揚げ!、とりあえずそれで!」
店員「はいいっ!」
客「大盛りポテト!!!とりあえずそれで!!!」
店員「はいいいいっ!!!」
極端ですが実は本当にある話なんです。居酒屋ならなんとなーく分かりますがツマミならツマミで1度に頼んでほしいものですよね。最近はデザートなども食後でお願いします、や先にツマミをお願いします。と言えば注文のタイミングを設定できる機械のお店も多いのでなるべく頼む回数は少なめにしましょう。
④メニューにないものを頼まない。
例1
客「店員さん、ここビールある?」
店員「申し訳ございません、当店ファーストフードなものですから。」
例2
客「店員さん、ワインよろしくうー。」
店員「申し訳ございません、当店蕎麦屋なものですから。」
例3
客「店員さん、オニオンリングとかある?」
店員「申し訳ございません、当店(MA○)では取り扱ってないんですよー(それMO○バーガーだろ!!)」
最近では日本酒を取り扱っただけではなくワインを取り扱ったお蕎麦屋さんもありますよね、しかしメニューにないもの、特に「酒類」のページに「ワイン」と書かれていれば基本ありませんから!!別にワイン隠して厨房でグビグビ飲んでるとかありませんから!!めんどくさがらずに店員さんが一生懸命作ってくれたメニューを読みましょう(笑)
いかがでしたか?優しく接してくれるお客様には店員さんもきっと素直にありがたい気持ちになり、はたまた店員さんと仲良くなるチャンスも生まれるかもしれません。最後まで読んでいただきありがとうございました。お次は「飲食店の店員に嫌われない4か条(来店、退店編)」でお会いしましょう。それでは。
ライター鈴木