あんまりファッション分かんないけど、メンズの夏の服装ってどうしたら良いの??
夏服ってどこで、どんなものを買うべきなの??
そんなファッション初心者のあなたに、メンズの夏の服装を徹底解説します!
メンズ夏服はどこで買う??
まず問題になるのは、夏服をどこで買うかということです。
秋冬の服というのは言ってしまえば色が暗く、皆重ね着するため作りや品質の良さはそれほど問われません。ですから安い値段で買ったものもお洒落に見えることがあります。
でも夏服は別。どんどん薄着になっていき、明るい色で、しかも一枚着で勝負しなければならないことも。
そうなるとあまりに安い夏服を買ってしまうと、貧乏くさく、貧相に見えてしまう場合が多いです。
そこで、夏服を買うならおすすめなのはやはりファッションブランドのもの。
あまりお金をかけずにお洒落に見えるアイテムを見つけたければ、以下のようなブランドがおすすめです。
ハレは大学生を中心に大人気の定番ブランド。
安い値段で日本製のものもあったりと、手の届く値段帯ながらも品質にこだわったアイテムも結構多くて、最近初めて実店舗を見て驚きました。
もちろん品質において高級品には敵わないかもしれませんが、これから夏服を揃えたい!という人には値段相応+αなアイテムが多いのでおすすめです。
実はこのレイジブルーって、上のHARE ハレと同じ会社が運営しているブランドです。
とはいえハレよりもややポップでカジュアルなアイテムが多く、HARE ハレがどちらかと言うと綺麗目なのに比べると、ややアメカジ系に向いている印象。
つまるところアメリカンな文字プリントの入ったシャツや、柄が入ったアイテムが比較的多いということですね。
メンズの夏の服装に使えるおすすめアイテムは無地のカットソー(Tシャツ)。
短めの丈なのでインナーとして使いやすく、また値段の割にしっかりとした作りで洗濯を繰り返しても思ったより形が崩れません。
UNITED ARROWS green label relaxing ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング
もうちょっとお金出しても良いから、あんまり学生くさくない大人向けのメンズ夏服が欲しい!
という方におすすめなのが、日本を代表するセレクトショップであるUNITED ARROWS ユナイテッドアローズで買うのがおすすめ。
特におすすめはgreen label relaxing グリーンレーベルリラクシングという、リーズナブルなオリジナル製品を扱うブランドライン。
品質に関して言えば本家ユナイテッドアローズに劣るものも多いですが、若者向けブランドほどの値段で大人が着ても様になるデザインと質感の服を買えるのが嬉しいところ。
ファッションにこだわりのある人はともかく、普通の人ならみんなこのブランドの服を「お洒落!」だと思うはずです。
ちなみにセレクトショップって??
普通のファッションブランドが自分たちで製品を作るのに対し、輸入品の服やアイテムなど、店にバイヤーが「選んだ」服を扱うブランドをセレクトショップと呼びます。
言ってしまえば、あなたが新品の服をいろんなところで買い集めてきて、それをお店に並べるとセレクトショップになるわけですが、基本的には個性的なブランドを3〜10ほどに絞って商品を集めていることが多いです。
また、多くの大手セレクトショップが普通のファッションブランドと同じようにオリジナル製品を主力アイテムとして扱っています。
ちなみに小さなお店を構える小さなセレクトショップはまったく方向性が異なり、こだわりの強い人向けのマイナーブランドやまだスタンダードになっていない新進気鋭のブランドを集めた高価格アイテム主体のお店であることが多いです。
代表的な大手セレクトショップ
ビームス(大学生〜20代後半)
ユナイテッドアローズ(大学生〜30代)
シップス(20代後半〜40代)
アーバンリサーチ(大学生〜30代)
ナノユニバース(大学生〜20代後半)
トゥモローランド(30代〜)
エディフィス(30代〜)
エストネーション(30代〜)
などなど
メンズの夏服は色と素材に注意
さて、メンズの夏服に話を戻しましょう。
夏服を買うときに重要なのはデザインよりも素材と色です。
もちろんデザインも良いに超したことはありませんが、色と素材が夏っぽければユニクロの服でもなんとなくお洒落に見えてしまうこともあります。
それほど、季節感というはお洒落にとって重要なんです。
ですから夏に合った色と素材を覚えてそこそこの品質のアイテムを買えば、かなりお洒落になれるはずです。
夏に着るのに適した色
夏に着るべき色は、夏らしさを感じる爽やかな色に他なりません。
オススメは白、ブルー、紺、明るいグレー、明るいグリーン、明るいベージュなどなど。特に白とブルー系を組み合わせておけばそれだけで夏らしさを演出できますね。
メンズの夏服に適した素材
それでは夏服に適した素材というのは何でしょうか。一般的に、夏に着ると良い素材というのは麻、オックスフォード、タンガリーなどと言われています。
これは逆に言えば、秋冬に着るとおかしい素材ということですね。
実際には夏だからと言って全身「麻」にするというわけではなく、着こなしに麻やオックスフォードなど夏のアイテムを適度に取り入れていくことによって夏らしさを出します。
たとえばこちら。
ジーンズはオールシーズンですがオーソドックスな薄手のカットソーと麻100%のジャケットを使うことによって、夏らしい着こなしになっています。
逆にこのパンツが麻で、インナーがオックスフォードのシャツだったらちょっとくどいでしょう。
夏服もできれば重ね着したい
ていうか、夏は暑いからTシャツ一枚でも良いんじゃないの……?? と思う方も多いはず。
ですかTシャツ一枚というのは最も難易度の高い着こなしの一つ。Tシャツが良くなければ非常にセンス悪く見られてしまううえ、体型がもろに出てしまう。また、シンプルさゆえ顔の良し悪しが出やすいというのもあります。
そういうわけで、メンズは夏服であっても出来れば重ね着したいところなのです。
そこでおすすめしたいのが、夏用アウター。
例えばこちらのニット。
夏に売られているカーディガンやセーターなどはサマーニットと呼ばれていて、着ても暑くないような麻や綿の素材を使い、風通しの良い編み方をされています。
ですから着てみると意外にも涼しげ。お洒落に見えるので是非使っていただきたいアイテムです。
また、こちらは先ほどもちょっと使った麻100%のジャケット。
もちろんダブルである必要はありません。お好みでシングルのジャケットでも全く構いませんが、重要なのは麻100%という素材。
ジャケットを着ていても暑くなく、また家で洗ったりも可能なのが良いところ。そのうえ麻のアウターというのは、見ていていかにも夏っぽいので、季節感がありお洒落に見えます。
こういう薄手&夏素材のものをシンプルなカットソーと合わせて着ると、夏のメンズ服装がお洒落になります。
半ズボン?? 長ズボン??
ちょっと考えてみたいのが、ボトムス(下半身に着るもの)。夏は半ズボンや7分丈のズボンをはきたくなりますが、実際にお洒落なのはどんなズボンでしょうか。
これは、お洒落に慣れている人でなければ「やや短めに裾直しした長ズボン」だと思います。
と言うのは、ショートパンツ(半ズボン)は夏にメンズ雑誌で取り上げられるお洒落アイテムですが、上半身や他のアイテムがお洒落であるからことお洒落に着れるもの。
他のアイテムがお洒落で洗練されていないと、小学生や中学生を連想させてしまいます。
また、7分丈のパンツ(ズボン)もまたちょっと難しいアイテム。全体的に7分丈に合わせてすっきりとした涼しげなコーデが出来る人は良いのですが、そうでない人が着ると説得力がなく、「ズボンだけ短い」と思われてしまいます。
そういうわけで長いパンツにしましょう。
おすすめはちょっとスマートな、体のラインにピッタリと沿うシンプルなチノパンやジーンズ。ポケットなどは極力付いていないスッキリしたもので、色はジーンズなら紺や青系、チノパンなら明るいベージュがおすすめです。
それを買ったら裾直しに行くと思いますが、そこで「長さのご希望はありますか??」と聞かれます。
そのときに「ちょっと短めで」と頼めばOK。というのも丈直しのスタンダードはちょっと長めの仕上げになっており、「短め」がカッコいいとされる今の流行にはやや長過ぎてしまいます。
今は9分丈になるような極端な短めにする人もいるくらいです。とはいえそんなに短くすると、ちょっとでも流行が変わるとはけなくなってしまう。
そういうわけで、夏らしいすっきり感を出す意味でも「ちょっと短め」でお願いしましょう。
ハンカチを持とう
これでメンズ夏の服装の話は終わりですが、最後に一つ。
夏はとにかくハンカチを持ちましょう。
ちょっと動くだけで汗が出ますが、お洒落な服でそれを拭うわけにはいきません。また、女の子は特にそういうところに敏感で、服で汗を拭ったりすると「えっ……」と思う人も多いみたいです。
ハンカチは良いことに、ちょっとしたブランドのロゴが入ったものでもデパートで1000円〜2000円で売っています。
是非用意しておきましょう。
それではみなさん、お洒落に夏を乗り切りましょう!