BMWを購入時の諸費用について
人生、カッコいい車に乗って、好き勝手楽しまなきゃ損でしょ!
今回は、お手頃なBMW中古車の諸経費と維持費について紹介したいと思います。
「いつか輸入車に乗りたい!」なんて思っているけれど、「やっぱり自分には国産車しか買えないよな。」って人は多いのでしょうか?
特に近年の日本車のデザインは絶望的で、クーペモデルやスポーツタイプは数車種しか無く、日産と86/BRZ以外はスポーツカーを作っていません。
そうなると、優れたデザインで、内装外装ともにかっこよく、クーペタイプやハイパワーFR車の設定もある輸入車に目が行くのも当然です。
「いつか乗りたい!」ではなく、短い人生できるだけ若いうちに輸入スポーツカーや輸入ハイパフォーマンスカーに乗っておくほうが後悔がないと思います!
実際に中古車を購入する時に、どれ位お金が掛かるのか、どれくらい維持費が掛かるのか、説明していきます。
(この記事は、上記BMW3シリーズを例にしているので、メーカーや車種、ディーラー、車両コンディションによって異なります。)
BMW 320i クーペの例
BMWのメインストリームである、320iのクーペモデルです。
こんなにカッコ良いのに、何と100万円代からあるんです!!
ですが、今回の見積もりは、ディーラーの認定中古車で、1オーナー、走行距離3.5万キロ。
超ピカピカのコンディションが大変良いという、車種で見積もりを取ります。
車体価格231万円。
実は見積書は、別のディーラーの320iクーペですが、かなり似た内容なので、参考としてどうぞ。
A.車体価格
車両本体価格 2,350,000円
車両店頭引渡価格 2,350,000円
付属品価格 5,250円(ETC登録費用)
B.税金・保険料
自動車税13,100円
自動車重量税 2000ccなので24,600円
自賠責保険料 25ヶ月 25,750円
C.販売諸費用
検査登録 5900円
車庫証明 2700円
下取車 500円
リサイクル預託金額合計 17,710円
検査登録 56,100円
車庫証明 21,300円
下取車 12,100円
納車費用 10,500円
リサイクル資金管理費用 380円
B+C合計 190,640円
総支払額 2,545,890円
バリューローンの場合、60回で月々の支払が22,500円になります。
その代わりに最終回の支払に、671,428円掛かります。
つまり売却か残金の支払が必要です。
均等割額の場合は、50回にすると月々5万円前後です。
上記の支払例は、かなり現実的で、月々の支払が抑えられてかなり楽です。
スマホに月々1~2万円払うなら、BMW買ったほうが良いくらいです。
ですが、車のローンに4年も払いたくないので、別の方法をオススメします。
頭金を増やした場合
頭金を増やします。頑張って本気で半年働いて120万円位の頭金を用意します。
次に返済回数を24回にします。車検が来る頃には、ローン完済!というスケジュールです。
すると、支払合計255万円-頭金120万円=ローン額135万円
これを24回払いにすると、月額5.6万円です。割りと現実的です。
2年の支払というのは利息も最小限に抑えられて、もし2年保証の車を買えばその間に
修理代が掛かりませんので、急な出費も抑えられます。タイヤ交換も持ちます。
BMWの維持費
購入時のコツ
ここで、購入時のコツを説明したいと思います。
中古車は一切値引きがない!と言われていますが、決算セールを狙ったり、
輸入車大展示会などのフェアを狙うと、上手く行くと値引きを出来る事があります。
例えば2万円~10万円程値引きできる事もあります。
ですが、ここでは値引きを強要するのは得策とは言えません。
ディーラーで中古車を買うというのは、10万の値引き以上に大切な事です。
よく分からない車買取店であれば、ディーラー中古車の半額近くで買える事もあります。
ですが、取り扱っている車の品質や、サービス・保証の手厚さから考えると正規店を強くオススメします。
担当の営業マンと親密にしておくことで、故障が起きた時に融通がききます。
例えば、大きな故障で100万円以上の修理が必要になっても無料で、かつBMWの代車もタダで貸して貰えます。
修理期間中では何度でも丁寧に修理してもらえますし、安全に輸入車ライフを楽しめます。
ディーラーは一番詳しい専門店なので、あらゆる故障や不具合に強いです。
そしてもうひとつは、値引きを強く言わない代わりに、納車前のサービスをお願いしましょう。
例えばカーコーティング、残量の少ない部品(タイヤ・ブレーキ・バッテリー)の交換要望。
これは物凄く大きなアドバンテージで、10万円の値引きよりも成功しやすく、大変お得です。
例えば上記のサービスを全て融通してもらった場合は、30万円~40万円程度の割り引きに相当します。
タイヤだけでも、17インチのランフラットタイヤを4本変えると20万円近くしてしまいます。
ですので、つまり
「消耗品を新しい純正品に代えてもらう」「コーティング」「手厚い長期保証」
という3点を考慮すると、正規ディーラーの中古車というのは、
「後に掛かるお金を最小限に抑える事ができる」という面から大変お得なのです。
「ディーラー保証付き」の車両は、とても安心できます。
私も実際に2車種のBMWを購入して、何年も乗りましたが修理でお金を払った事は今のところ1度もありません。
これは、BMWだけでなく、アウディ・メルセデスなど輸入車全般的に言えることです。
特に「お店選び」は後の快適なカーライフに強く影響します。
もしBMW以外のイタリア車などの場合は、自社工場を完備しているお店が良いです。
特に、そのメーカーの旧車をレストアしているお店なら、アフターサービスの費用が最小限に抑えられる筈です。
BMWの維持費
具体的な維持費はどれくらいなのか?
よく、Yahoo!の質問に答えるサイトなどで、「維持費はどれくらいですか?」と聞くと
「あなたにはBMWはまだ早い!」「BMWはすぐ壊れる!」「故障した時の修理代はXXX万円!」
と言われますが、上記の保証に入っていれば、何百万円の故障でも、何ら支障がありません。
むしろ保証期間中に壊れてくれれば、タダで新しいパーツになる訳ですので好都合です。
そして、しっかりと「自動車保険の車両保険」に入っておけば、軽自動車に追突された場合や
自分で事故を起こしてしまった場合でも、修理代などが出ます。
つまり、ディーラー保証期間の内にローンを完済しておけば、もし払えない修理費用が来た時は
さっくりと売却すれば良いのです。もしくは、ディーラー保証が切れた直後に売却。
そうする事によって、「修理」の維持費や不安は全くと言っていいほどありません。
「自然に壊れた」り「壊してしまった」場合でも、誰かが代わりに払ってくれます。
維持費
自動車税 2000cc 39,500円(1年間)
車検費用 140,000円(2年に1度交換が無い場合)
タイヤ代金 80,000円~200,000円(距離により)
他にもオイル交換(20,000kmに1回 15,000円程度)、ブレーキパッド交換などあります。
納車前にしっかりと新品になっていれば、オイル交換以外は2年以上持ちました。
またガソリン代や保険料、高速料金、駐車料金などあるので、その点は各自計算してみて下さい。
維持費を払いたくないでござるって人は
車検2年付きに24回ローンで乗って、車検通す直前に売却するのも一つの手です。
「購入金額-買取価格の差額」を24ヶ月で割り出しましょう。
そして、それが5万円前後であれば、売却するのもありです。
何故ならマーチのレンタカーでも1日1万円程するので、BMWを月に5万円で借りれたらラッキーじゃん位に思います。
例えば200万円の中古車なら80万円の査定が付けば月額5万円のリースに相当します。
ディーラー扱いの2オーナー車なら、コンディションによっては良い値段が付く場合もあります。
この辺は、自己責任でウマイこと遊び感覚でやればOKです。必ずローンだけは完済しておきましょう。
BMWなら何でもいいや
なんて人は、BMWのE90 320i セダンをオススメします!!
何故ならディーラー車で、コンディション良好な車が108万円で販売されています。
これなら、ざっくりと一括で買って、1~2年乗って売却すればOKです。
前項で説明した、ディーラー保証制度を上手く利用すれば、修理代0円で乗れますので
下手に国産車の2リッターを個人販売店で買うよりも、安く乗れたりします。
これだと登録込みで130万円程度でしょうか?頭金なしの2年ローンでも、月5万円ちょっとで買えます。
BMWを安く買うときの諸経費・維持費 まとめ
いかがでしたか?
色々ざっくりと計算したので、間違いが多々あるかもしれませんが、合っている部分も多いです。
大切な事はディーラーで長期保証車を買うことです。何故なら、そこで買っていい思いをしたからです。
変な所で格安のBMWを買うと、修理代が10万~80万円などと掛かる事も多いみたいですよ~
特にエンジン関係やミッション関係での修理は値段が高いです。
というわけで、是非とも自分にぴったりな一台を見つけて最高のBMWライフを楽しんで下さい!