10月1日から値上がりするものは何?

ニュース

2024年10月1日から、多くの商品やサービスが値上がりし、家計にさらなる負担をもたらすことが予想されています。この記事では、その値上がりの背景や具体的な商品・サービスをリストアップし、どのようなものがどれほどの影響を受けるのかについて解説します。

値上がりの背景

今回の値上がりの主な要因は、原材料費の高騰円安の影響です。

特にエネルギーコストの増加や輸入に依存する製品において、その影響が顕著に表れています。さらに、物流費や人件費の上昇も重なり、多くの企業が値上げに踏み切る状況となっています。

具体的な値上がり対象商品は?

1. ペットボトル飲料(コカ・コーラ社)

•現在価格:160円 → 新価格:170円(500mlペットボトル)

大手飲料メーカーの製品が、原材料のコスト増加のために値上げされます 。

出典元:https://www.ccbji.co.jp/news/detail.php?id=1543

2. 明治ミルクチョコレート

•現在価格:130円 → 新価格:140円

カカオ価格の高騰を背景に、チョコレート製品も値上げが発表されました 。

出典元:https://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/2024/0718_01/index.html

3. 亀田製菓 ハッピーターン

•現在価格:300円 → 新価格:320円

スナック菓子の代表的存在である「ハッピーターン」も値上げ対象です 。

出典元:https://www.kamedaseika.co.jp/wp-content/uploads/2024/0820240805.pdf

4. はがき郵便料金

•現在価格:63円 → 新価格:84円

郵便料金が約20円上昇し、日常的な郵便物のコストが増加します 。

5. 定形封書郵便料金

•現在価格:84円 → 新価格:120円

はがきと同様に封書の郵便料金も大幅に値上げされます 。

出典元:https://www.post.japanpost.jp/service/2024fee_change/index.html

6. アサヒ スーパードライ(350ml缶)

•現在価格:260円 → 新価格:280円

ビールの代表銘柄であるアサヒスーパードライも値上がりします 。

出典元:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC251BF0V20C23A4000000/

7. ブラザー プリンターテープ等

•希望小売価格改定率 約5%~10%

家庭用や業務用のラベルプリンターのテープなども値上がりします。

出典元:https://www.brother.co.jp/news/2024/kakakukaitei/index.aspx

8. LIXIL住宅サッシ・玄関ドア等

•希望小売価格改定率 約10%~50%

9月1日〜10月1日にかけて、住宅サッシや玄関ドア、水扇家具、タイルなどが平均で20%程度上昇する見込みです。

出典元:https://newsroom.lixil.com/ja/2024062001

9. パイロット 筆記具及び修正用品

•希望小売価格改定率 約10%〜50%

全体的に10%から50%程度の価格上昇が見られ、特に一部の製品は50%の値上がりが確認されています。

10月1日から様々な物が値上がりする

2024年10月1日からの値上げは、食品や飲料、お菓子だけにとどまらず、数十年ぶりに郵便料金の大幅な値上げが行われ、プリンター部品や文房具、住宅のドアや冊子など、あらゆる分野にわたって価格が引き上げられます。

食料品や賞味期限の短いものについては事前に買い置きするのが難しいですが、日常的に使用する予定のある製品や長期保存が可能な商品については、早めに購入しておくのが賢明です。また、現在の在庫で旧価格のものが残っている場合、そうしたものを手に入れることも節約の一つの手段です。

特に私個人としては、郵便料金の値上がりが非常に大きく感じられます。はがきが84円に引き上げられ、以前の価格と比べると約2倍近くの上昇です。この影響で、年々減少傾向にある年賀状文化がさらに衰退し、日本で年賀状を送る伝統が消えてしまうのではないかと心配です。

こうした値上げの動きに対応するためには、物価の上昇に見合った賃金の上昇が望まれるところです。

タイトルとURLをコピーしました