下がり続けるビットコイン(仮想通貨BTC)の今後は?

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おはようございます。日経平均先物は35,150円となり、8月初めのブラックマンデーに近い冷え込みを見せています。

来週は水曜日に米国の消費者物価指数(CPI)、木曜日に欧州ECB理事会、金曜日にメジャーSQとイベントが盛り沢山です。9日後には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、まるで好きなアーティストのライブを待っているようなワクワク感ですね。

Twitterの株式投資界隈では、月曜日から下落した株式を拾おうとエントリーする人が増えそうですが、下落が何か月も続く可能性もあるので、やけどにご注意ください。

ビットコイン(仮想通貨BTC)の今後は?

ビットコイン(BTC)は2024年9月も下落傾向が続いており、複数の要因が影響しています。まず、ビットコインのアクティブアドレス数が3年ぶりの低水準に達して、取引活動の減少が報告されています。この傾向は、投資家の関心が低下し、市場が停滞している可能性を示しています。

一方で、9月後半にはビットコインの価格が上昇する可能性もあり、一部のアナリストは2024年の半減期後、過去のサイクルに従って価格が上昇するだろうと予測しています。しかし、ビットコインは期待通りに動かないことが多く、過去にも半減期を迎えても価格が下がることが何度もありました。

このまま400万円まで下落する可能性もありますし、逆に1200万円を超えることも考えられるのがビットコインの怖いところです。

自称「古参おじさん」はどう考えるのか?

私は2017年から仮想通貨を始めました。当時は株式や為替取引もしておらず、完全な素人としてビットコインを始めたため、セオリーを無視して上昇のチャンスを逃してしまいました。

https://zaif.jp/sp/trade/btc_jpy

24時間止まらず、数秒ごとに値動きがあるのが楽しくて遊んでいただけで、長期投資をするという考えに至りませんでした。

たとえば、当時1ビットコインは287,455円でしたが、0.1ビットコインを28,745円で購入して放置していたら、今では約80万円の価値になっています。2017年12月には1ビットコインが230万円を超えましたが、翌年には暴落し、「出川ショック」と呼ばれる事態が発生しました。この頃から、取引への興味が薄れ、別のことに関心を向けるようになりました。

その後、2018年から2020年にかけて、ビットコインは100万円前後で推移し、ほとんど話題にされなくなりました。

このときの心理状態ですが「これだけ価値が上がって、一般人が知るようになっても、ビットコインを使える場所が全くない」つまり、通貨としての価値がないと考えていました。

実際には、一部の飲食店や家電量販店で使えるようになりましたが、私自身、ビットコインで支払う人を見たことがありません。また、税制上、支払いをした時点で利益が確定し、翌年の税金に影響を与えるため、現金とは異なる性質を持っています。

また、ビットコインの送金時に発生する手数料も深刻です。
例えば、送金手数料は0.0005 BTC〜とされていますが、これを日本円に換算すると7,500円以上です。さらに、送金の速度を優先させる場合は、追加の手数料がかかることもあります。

ビットコインの意味とは?

単に、多くの人々がビットコインに価値があると信じているからこそ価格が上昇しているに過ぎず、実際には投資以外の用途で利用するのは難しい状況です。こうした状況では、一度大幅な下落が始まると、価格がさらに下がり続け、保有者が損失を避けようとすることで、さらなる下落を招く可能性も十分に考えられます。

同じように価値のある資産としては金地金、ダイヤモンドなどが挙げられますが、これらは採掘できる量に限りがあり、現代の技術では簡単に合成することもできません。さらに、金やダイヤモンドは美術品としても価値を持ち、工業用途にも使われます。エジプトの古王国時代(紀元前27世紀)から現在まで、金は常に価値があるとされており、今後もその価値は持続すると考えられます。

1BTCが100万円を超えたあたりから「これはチューリップバブルのようにすぐ弾けるだろう」と警告していた人たちが多くいましたが、実際には上昇を続けました。

結局のところ、世間の多くがビットコインは上がると信じ続ける限り、価格は上昇し続けるでしょう。特に、大量のビットコインを保有している人が現金化しない限りは、上昇の勢いはこのまま続くのかもしれませんね。

ちなみに余談ですが、私は2006年頃「GeForce 8800 GTX」といったエヌビディアのグラフィックボードを散々購入していました。
エヌビディアなんて名前でなく、全員が”ゲフォ”と読んでいた時代があったんです。当時は自作パソコン全盛期で、必要もないのにカスタムPCを作っている人も多かったです。

まさか10万円の「GeForce 8800 GTX」を買わずに、エヌビディアの株を買っていたら、18年後に3,000万円になるとは思わなかったですね。またグラボを買って、せっせとマイニングしていたら当時であれば1BTCくらいにはなっていたと思います。

何事もタイミング、運を掴むのは難しいですね。

追記

オジサンの思い出&雑談ばかりで、全然予想できていなかったので、ちょっと予想してみます。
2024年1月20日頃の620万円あたりが支持線となり反発するんではないでしょうか。反発しなかったら、次は400万円のあたりで支える形となります。

私は買うつもりはないですが、今すぐ欲しい人は我慢して、650万円あたりまでは静観しておき、そこから段階的に資金投入するとかどうでしょうか。

最悪のケースを想定すると、230〜370万円まで下落して、ダラダラと数ヶ月〜数年横ばい、そこから再上昇という形でしょうか。

出典元:https://www.google.com/finance/quote/BTC-JPY

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