ハーブのアブラムシ対策で即効性がある!「GFオルトランC」

料理

ドラッグストアで買ったハーブ、何ヶ月持つ??」で記事にしたハーブですが、あれから4ヶ月経過しました。 植え替えてからは本当にすくすくと育ち、毎日のように収穫できるほど順調に成長しました。

ベランダで、気持ち悪いアブラムシの大発生

ところがある日、葉っぱにつぶつぶのゴマのようなものが付いているのが気が付きました。 まさかの、アブラムシ大発生で、放置した翌日には2倍3倍と信じられないほどびっしりとアブラムシが付着していて、あまりの気持ち悪さに声を上げてしまいました。

ただ、ハーブもかなり丈夫に成長していたので、少しほっといても何とかなるだろうと思い1週間ほど水をあげて放置したら、なんとどんどんハーブが弱っていきました。 そこでついにまずいと思い、家にあるお酢を薄めてスプレーしたのですが効果がほとんどなく、あんなに元気だったハーブたちが枯れ果ててしまいました。

なんとしても救出する覚悟で室内で応急処置を施す

ミントもバジルも、基本的に暖かい方が成長するので外に放置してあったものを部屋に取り込枯れてしまった枝をハサミで丁寧に切り取り、もとの地の状態に戻しました。ミントは完全に死んでしまったように見えましたが、バジルのほうは2〜3本細い枝が辛うじて生き残ったので、それを丁寧に毎日世話を続けました。

2週間ほど世話をしていると、死んでしまったと思ったミントも、なんと小さな芽が土の下から生えてきました。 マッチ棒の先ほどの小さな芽で、力強く復活しようとしている姿を見て感動してしまいました。
そこから写真のように、再びミントが元気に生えてくるような状態にまで戻ってきました。

再びアブラムシの大発生!今度は室内

昨年の秋に大発生したアブラムシは、どうやら土の中に卵を産み付けていたようで、ストーブで温めた部屋の中でアブラムシが再び大発生することになりました。 毎日ピンセットで取り除いたり、お酢のスプレーをしたのですが効果が乏しく、結局「GFオルトランC」に頼ることになりました。
キンチョールでハエを落とすのと同じ感覚で、このオルトランCは簡単にアブラムシを殺虫することができます。

野菜や花の農家の方々に感謝

ほんの小さい家庭菜園でさえ、虫が大発生するので無農薬野菜を作っている農家の方々がどれだけ苦労しているかが、身をもって実感することができました。 今までは農薬についてネガティブな印象があり、残留農薬の悪いイメージが頭から離れませんでしたが、実際に小さなハーブを育てるとそれだけでも農薬と言うのはありがたい存在なんだと実感しました。
確かに、不必要なほどの高濃度の農薬や認可されていない危険な農薬は問題ですが、食品に残留しにくい農薬や分解されるようなものであれば、一定量を使っても問題ないのではないかとさえ思うようになりました。

ちなみに、GFオルトランCは主成分がアセフェートという有機リン酸系の農薬です。アセチルコリン・エステラーゼ活性を阻害するもので、昆虫の神経を麻痺させて殺虫できるものです。 適正量の使用であれば、土壌に付着したものは数日で半減期を迎え 、1週間以上経つことで完全に分解されると言うことです。
人間に対して毒性はやや低い農薬ですが、すぐに収穫して食べるのであれば使用は控えた方が良いかもしれません。 虫がついたまま放置すると、ウィルスで病気になったり弱ってしまうことがあるので、早めに殺虫してそのまま数ヶ月育てるのをおすすめします

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