夏になるとハイボールや水割りで一杯やりたいですよね!最近のシングルモルトウイスキーは価格が上がり過ぎてしまって、昔は手頃に買えた銘柄が全く手に入らなくなってしまいました。前まで白州10年が3,600円でハイボール、白州12年は4,500円でロック用として購入していました。竹鶴12年なんて2,800円程度で水割り用として雑にガンガン飲んでいた覚えがあります。
あまり値上がりしていない、美味しいウイスキーの一つがブレンデッドウイスキー。シングルモルトウイスキーと比べると流通量も多く、あまり人気が無いので手頃な価格で手に入ります。
「バランタイン12年 ロイヤルブルー」は2000年初頭に、サントリーの三鍋氏が日本限定で考案した商品ですが、当時より安い値段でオークションなどで流通しています。3,000円程度だったバランタイン12年ロイヤルブルーが、2,000円前後で入手可能です。
1980~1990年代の希少な原酒が使われていて、シェリー樽セカンドフィル独特の甘いバニラ香が漂ってきます。ストレートでも美味しいのですが、少しキャラメルやバニラっぽい甘さが強すぎるのと、20年近く経過しているのにも関わらずアルコールのアタック感が強いので、割って飲んだ方が美味しいです。
バランタイン12年 ロイヤルブルーのお勧めの飲み方は、ハイボール&水割り
もったりとアルコール感が強かったロイヤルブルーも、氷をたっぷり入れて強い炭酸水で割ると爽やかな香りが漂ってきます。アルコール度数は43%とそこまで高くないのですが、多めの水で割っても負けにくいです。
香りが維持していて、バーで飲むハイボールのように華やかな香りを保つことができます。
ブレンドされているグレーンウイスキーもコクがあり、飲んだあとからピートの香りが喉から感じることができます。アードベッグのような露骨なピートではなく、じわじわ立ち上がってくる燻煙です。
褒めておいてあれですが、ストレートで飲むならロイヤルブルーよりもバランタイン12年GS(ゴールドシール)の方が美味しいです。同じ値段帯で流通しているので、ストレートで飲むならGSや丸ボトルの方が良いです。
購入するときに注意するべきことは、液面がなるべく高いものを選ぶことです。ネックより低くなっているとアルコール成分が低くなって変質していることもあります。ラベルが日焼けしているものは直射日光に当たっていた可能性があるので、なるべく状態が良いものを選ぶと良いです。
生産時期を参考にするときは輸入社の住所や住所などを確認すると、だいたいの時期を推定できることもあります。
Ballantine’s ROYAL BLUE 12 Years old Special Reserve Scotch Whisky
BLENDED AND BOTTLED BY GEORGE BALLANTINE & SON LTD
DISTILLERS DUMBARTON SCOTLAND 700ml 43% vol
Lot No. YB12NH MF0202 輸入社氏名 サントリーアライド株式会社
住所及取引先 東京都千代田区紀尾井町3-12 総代理店 サントリー株式会社
EAN: 5010106110454