昔から梅雨が嫌いで嫌いで、ジメジメしているのに蒸し暑くて、外を出れば濡れる、傘をさしても靴も濡れる。
10代までエアコンがほとんど使えなかったので一年で一番キライな季節でした。しかしまあ大人にもなえばエアコンをガンガンに効かせて、涼しくなれば都合よくベランダに出て草木に水をやったり、バラの開花を楽しんだりと、最高だな?
なかでも5~6月で最も楽しみなのが、この「八ヶ岳ビール タッチダウン」の限定白樺ビート“生”、あと実山椒漬け。
大人って最高ですわ!
飲んだことない人からすると、名前が木なので「どういうこと?」とお思いでしょう。
実は八ヶ岳に自生する白樺の木の樹液水を仕込み水に使っているのです!
高原に雪が残る3 月から4 月にかけて少しずつ採取して、それを仕込み水に混ぜることで軽快な樹木の香りが出ているのです。
「八ヶ岳ビール タッチダウン 白樺ビート“生”」(以下、白樺ビート)は、春先の一時期にだけ採取できる貴重な天然白樺の「樹液水」を仕込み水の一部に利用した、全国的にも大変珍しいビール(※)で、ビアスタイル(ビールの種類)はピルスナーになります。
※ 税区分上は発泡酒になります。カバノキ科の落葉樹である白樺は3月から4月にかけて、春の芽吹きに備えて地中から吸いあげた大量の水分を幹のなかに保持します。この「白樺樹液水」は、ミネラルを豊富に含み、古来から人々の生活を潤してきたことから“森の看護士”とも呼ばれています。ほのかな甘味を持つことから、飲用に加えて人工甘味料「キシリトール」の原料にもなるほか、保湿力の高さから化粧品等にも利用されています。
そんな樹液水を、標高約1280m に位置する八ヶ岳ブルワリーは、まだ高原に雪が残る3 月から4 月にかけ、当社敷地内に群生する白樺の木々から毎年少しずつ “おすそ分け”してもらいます。夜のうち、光沢を帯びた白色の樹皮に直径および深さ2cm ほどの小さな穴を開け、ビニール管の片方をその穴に、もう片方を容器に差し込みます。そうして、ゆっくりと滴ってきた樹液を明け方に回収します。
採取できるのは1 年のうち3週間ほど。一定の期間を過ぎれば樹液水はピタリと止まってしまいます。また、大切なのは採集したあと、幹に開けた穴を同じような材質の木片で埋めること。そうすれば1年後にはかさぶたのように穴もふさがり、木々が枯れてしまうこともありません。
https://www.yatsugatake-beer.com/?mode=grp&gid=1151499 (公式サイトより引用)
初めて飲んだときは、もうね……。
これナニ!?!?と大感動、大興奮してしまい、今年もまた24本買って懲りずに黙々と飲んでいるのです。
汗をかいた日はシャワーを浴びてエアコンを効かせながらグビッと。
部屋で作業していた日は、ベランダで育てているミントの様子をみて指でつつきながら、梅雨の蒸し暑さを感じながらグビッと。
人生サイコー!となる1杯ですね。
様々な地ビールを試してきましたが、これは5~6月の究極のビールといっても過言ではありませんよ。
あまり有名になって売り切れてしまうのは困りますが、未体験の方はおためしください。
ちなみに食材が全然かっていなかったので何もないのですが、ズッキーニをフライパンで中火で無水調理しました。
トロトロになって岩塩だけでも美味しくいただけます!
豚肉と合わせても美味しいですね。