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イタリア旅行の持ち物と有ると便利なもの

どの国に行くときも共通することですが、モチベーションや目的が最も重要です。例えば外国人が京都を観光するとき、神社や寺、文化が好きで事前知識がある。または和食が好きで食べ歩きたい、和菓子を買いたい、友禅千代紙や和紙、着物を着たいなど目的があると楽しめますが、全く目的や事前知識が無いとなんとなく景色を見て終わってしまいます。

同じようにイタリアに行く時も、食事やワインでも良いですし、ファッションや鞄などの革製品やハイブランドの本店に訪れる、はたまた建築様式や美術館巡りなど能動的に目的を持って行くことをお勧めします。そうでないと、「わぁ〜イタリアってすごい〜!」と漠然とした感想しかなく、その後にスペインに行っても特に違いを見出すことなく、下手したらニューヨークに行っても違いを見いだせないかもしれません。どんなジャンルや目的でも良いので、明確なモチベーションというのが最も重要な持ち物です。

さて、その上でイタリアに持っていくと非常に便利なコト、モノについて書いてゆきます。
一般的な着替えなどは抜いた、見落としやすいものに絞ります。

〜あると便利な持ち物〜

スリッパ

イタリアは裸足で生活する文化は無いので必須です。5つ星の高級ホテルでも用意がなかったり、ペラペラのものだったりするので持参すると便利です。飛行機内の時間も10時間以上なので使い慣れているものをお勧めします。私のお気に入りはイ草のスリッパで、畳のような内張りで汗がこもりにくくサラッとして快適です。水洗いもできます。
逆に冬場はふわふわの温かいスリッパでも良いかもしれません。

ウェットティッシュと日本製ティッシュ

イタリアは絶望的なほどにティッシュに恵まれていません。特に高級なローションティッシュや鼻セレブのようなふわふわなティッシュは絶対に入手不可能ですので持参しましょう。食事のときにおしぼりは出ませんのでウェットティッシュを持参すると食事中に便利です。特にカニやロブスターのパスタなど手を使うのに手を洗えなかったり、強烈な香料のウェットティッシュが出てきて驚く事があります。1週間以上の滞在ならボックスティッシュがあっても良いかもしれません。

ジップロックとゴミ袋

これらはギリギリ現地のスーパーで入手できますが、やはり慣れているものがお勧めです。特にコスメティックや香水、キッチン調味料など液体は絶対にジップロックに入れたいです。現地で買ったビスケットなど食べかけを入れると湿気無くて便利です。コーヒーなども入れています。ちなみにイタリア語では、ボルサ=バッグ・鞄、サケット=袋、プラスティカ=ビニール袋などと言って、スーパーでも貰えます。しかしペラペラで薄く品質が悪く破けやすいです。

小さなチャック袋

これは小物入れに便利です。ネックレスや指輪などのアクセサリーを保管したり、スマホの日本のSIMカードを保管したり、小銭を入れたり、何かとあると便利です。これに入れたあとにポーチに入れると散乱せずに済みます。

iPhoneケーブルと変換・延長コード

携帯電話を持って行かないという余程渋い観光客以外は絶対に必須のものです。特に人数かける2本+複数口の電源ポートあると良いです。なぜならメインのスマホ+予備を同時に充電できると便利ですし、家族も同じように複数台を充電することが多いので、結局5本あっても全部同時に充電なんて事態が起こります。
メインのスマホを紛失したり盗難されてもバックアップがフル充電だと安心ですし、iPhoneを探すなどで追跡もできます。ベッドからコンセントが遠いことも多いので、なるべく眺めの延長ケーブルと変換プラグ、ケーブルがあると便利です。特に変換プラグはヘアアイロンやドライヤー、スマホなど様々な場所で使いたくなるので5個あると便利です。
モバイルバッテリーも持って行くと移動中に充電できて良いです。ちなみに観光地では高い確率でモバイルバッテリーを売る黒人がいますが、彼らは50ユーロ!(6000円)~100ユーロ(12,000円)などと法外に高い金額をふっかけてきます。電池がない足元を見てふっかけてくるので持参したほうが懸命です。

折りたたみ傘(雨季)

同じように雨が降るとあっという間に傘売りの黒人が出てきます。こちらもまた高価なプライスですので、日本の薄手の折りたたみ傘を持っていくと便利です。

眼鏡とコンタクトレンズ、薬、サプリ

現地で最適なものを手に入れるのは極めて難しいので、絶対に忘れないようにしましょう。保管ケースや、洗浄液、目を洗う液体など一式忘れないようにしましょう。メガネは予備があると安心です。
また日本でしか手に入らない処方薬や市販薬、痛み止めやサプリメントなどしっかり持参したほうが良いです。絆創膏などは薬局でも手に入りますが、一式もっておくと安心です。特に長距離歩くことが多くなるので靴ずれ対策などもすると良いです。

〜長期間滞在〜

アイロンとアイロン台

意外にも貸してくれないホテルやエリアがあります。特にローマなど防火法上でアイロンが貸し出せないなどあります。しかしクリーニングに出すとワイシャツ1枚で3000円など信じられないプライスですので、余程セレブでないと様々なものをクリーニングできません。現地の家電店で2千円でデロンギのアイロンが手に入るので、長期滞在の場合は調達すると良いです。ちなみに日本製の100Vのティファールのアイロンを持参したのですが、使用することができませんでした。

固形石けん

私は5個でパックになっている純石鹸が特に好きです。着替えなどを手洗いするときにニオイも無く、強力に油脂類も取れるので食事の脂汚れから汗や皮脂なんでもスッキリ落ちます。気持ちよく洗濯できますが、手の皮脂まで過剰に取れてしまうのでハンドクリームなども合わせて持っていくと良いです。

コーヒーセット

これもまた長期滞在では必須です。とくにドリッパーとペーパーフィルターは入手難易度★★★です。コーヒー豆は比較的どこでも手に入ります。ちなみに日本の美味しいコーヒー豆は全て軟水に合わせて考えられているので、イタリアで入れる場合はアクアパンナなどの軟水で入れないと美味しく出ません。むしろ現地調達のコーヒー豆は硬水で入れるとバシッと美味しいので、それはそれでお試しあれ。ちなみに紅茶を硬水で入れる場合は、色こそすぐに出ますが香りや味は全然抽出できないのでじっくり時間を掛けて蒸らしましょう。

次亜塩素酸水とスプレー

日本と異なり、どんなに高級な1泊10万円のホテルでもトイレとお風呂が一緒です。しかも換気扇が着いているなんで稀。ですので次亜塩素酸水スプレーを強くお勧めします。これがあるとトイレを使ったあとでも瞬間消臭ができてにおいが籠もりません。特に複数人で行くときは絶対に必須です。部屋のカビ臭さなども取る事ができますし、殺菌もできます。

運転免許証と国際免許証

車を借りるときについ忘れやすい日本の免許証、国際運転免許証は数時間で日本で取得できるので、長期滞在の時は車の運転の予定がなくても持っていくことで、いざというときに車を借りれて便利です。

ワッツアップ入れる

日本で言うラインのようなものです。特に現地での普及率はラインと同程度で、ほとんどの人が使っています。友達になったときに連絡先を交換したり、そうでなくても店の人から商品の入荷情報や営業日などを聞く時にも使えて便利です。「あれが完成したら連絡するよ〜」といった具合で非常に便利です。

クレジットカード複数枚

イタリアでは手数料の高いアメックスは忌み嫌われて使える店が少ないです。主流はVISAですが、機械の故障が日本より多く、通信がうまくいかないなどあるので、複数枚のクレジットカードを持っていくと良いです。キャッシング枠があると現地の路上のATMでお金を下ろす事ができます。その際は背後を何度も確認して不審な人がいないか確認してから下ろしましょう。ナポリだと、お金を下ろした瞬間にバイクが急接近して強奪される、なんてのは基本の”キ”だそうです。
私は夜間外出するときは、バイクの音がしたら必ず背後を確認しますが、これもまたバイクに乗った子供たちがバット片手に歩行者を背後から殴って強盗されるのを防ぐためで、まあともかく多少の緊張感があればOKです。

〜これができたら上級者?裏技編〜

これは有料で教えたいようなテクニックですが、あると絶対に便利なテクニックです。

タクシー控え

タクシーに乗った時は必ずメーターが入っているか確認、出発直後にメーターが入ってなければ即言いましょう。ただし迎車や夜間、祝日など5~8ユーロからスタートすることがあるので勘違いないよう。
そして重要なテクニックがドアの横に書いてあるタクシーナンバーを面倒でも毎回メモしておくと、もし何か忘れ物やトラブルがあっても高い確率で解決します。乗車前にちらっとスマホにメモするだけでOKです。余裕があればタクシー会社もメモできるとなお良いです。フィレンツェのフォーシーズンズに宿泊したときに貴重品をタクシーに置き忘れたのですが、ホテルのドアマンが全車の番号をメモしていたおかげで特定でき無事に帰ってきました。日本と違って貴重品が帰ってくる可能性は非常に低いので、メモしておく事をお勧めします。

iPhoneの待受に文字を入れる

これは物忘れが多い人には絶対にお勧めしたいテクニックです。「この携帯電話を取得した人は即金で100ユーロをお渡ししますので、ABCDホテルまで届ける、または1234(ワッツアップ)まで連絡下さい。」とメモを待ち受けに予めイタリア語・英語で書いておきます。すると盗難や置き忘れに合っても手元にスマホが帰ってくる確率が飛躍的にアップします。

iPhoneだと「iPhoneを探す」という機能でアラートを鳴らしたり、場所を追跡したり、文字を出したりできますが、悪意のある取得者の場合はすぐに電源をオフにして闇市場で売却しようとします。ですが待受に文字を書いておけば、せめて一度くらいは見られる可能性が高いので、金額によってはスムーズに返却されるでしょう。例えば本当に大切な場合は500ユーロを払いますなどと書いて、実際に届けられたら支払えば良いのです。逆に要らないスマホを現地で使うという方法もありかもしれません。

小銭を多めに持っていく

ホテルやレストラン、タクシーなど様々な場所で1ユーロ、2ユーロを使う機会があります。ですので、できる限り小銭を多く持っておくと良いです。日本人の女子大生の旅行でタクシー運転手に100ユーロを渡したらお釣りが返ってこなくて大騒ぎになったという記事を見かけたことがありますが、そんなのは当たり前で日常生活の少額決済で50ユーロ、100ユーロを出してはいけません。5ユーロ、10ユーロ、20ユーロが最も使いやすく、場所によっては20ユーロでも嫌がられることさえあります。ですので、1,2,5,10ユーロを多めに持っておくとスムーズな旅行ができます。

日本のお土産

現地のレストランなどで何度か通っていると仲良くなる場合があります、そんなときにサクッと渡せる日本のお土産があると良いなと感じました。またホテルに長期滞在するとチップが無いタイミングで清掃が来たりするので、そんなときも迷惑にならないけど嬉しい渡せるちょっとしたものがあればなぁと思いました。具体的には出てこないのですが、考えてみて下さい。

 

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