面白いおもちゃを手に入れた気分！
久々に「楽しい！」と思えるカメラです。2000年前後に小さなブームが起きたチェキですが、プリクラの流行やカメラ付き携帯電話の普及と共にブームが縮小してゆきました。
一部ではその場で撮影して渡せるという利点で、アイドルやアーティストのイベントなどで使われましたが、ここ数年チェキを知らない中高生から20代にも人気が出てブーム再燃の兆しを見せています。
チェキ現代版 instax SQUAREは、デジタルカメラとチェキの良いとこどりのハイブリッドカメラです。
昔のチェキは撮影と同時に現像されて、理想的な写真を撮るのが難しかったのです。それがまた楽しさの一つではありますが、目をつむってしまったり、動きのある撮影が難しかったり、主に集合写真などに用いられました。
instax SQUAREは撮影して気に入った写真だけを、その場でプリントできます。またモーションモードといって最大15秒の動画を撮れて、そこからプリントする写真を選ぶことができます。
決定的な瞬間を見逃さない
例えばディズニーの集合写真で皆でジャンプする瞬間や、家でペットが跳ねる写真など決定的な一瞬を印刷できます。何枚か撮って気に入る１枚をプリントできるので、とても便利です。
今までのチェキは同じものを４枚印刷するには４回撮影しなければならなかったのが、デジタル化したので１枚を４枚印刷できるようになりました。友達どうしで写真を分け合うようなシチュエーションにも向いています。
instax SQUARE SQ20の使い方
取扱説明書を見なくても分かるほどに操作方法はシンプルになっています。
まず出荷段階だと充電が少ないので、遊ぶ前にUSBで充電すると良いです。ケーブルが付属しているのでiPhone充電器やパソコンなどにつなげれば1時間ほどでフル充電できます。
専用フィルムをセットする
「FUJIFILM スクエアフォーマットフィルム instax SQUARE INSTAX SQUARE WW 1」この専用フィルムをセットします。10枚入りで1000円程度ですので1枚100円ほどでプリントできます。
フィルムの黄色いシールと本体の黄色いシールをあわせるようにして置けば簡単にセットできます。
そして閉じると、保護シートが自動的に排出されます。これは捨ててOKです。
instax SQUARE SQ20の操作方法
電源オンは、画面下のボタンを右にスライドさせます。
初回の起動では後ろのパネルに日本語選択や時間設定を求められます。
編集ボタン、再生ボタン、印刷ボタンなどマークを見るだけで大まかな操作ができます。写真加工などもできるので、細かい設定をする場合は取扱説明書を読んで試してみると良いですね。
基本のカメラモードで撮ってみる
画面が出るので、表面のレンズ横にある縦長のボタンがシャッターになっています。右の白い点は残りの撮影可能枚数です。
撮影が終わって写真をプリントしてみます。
再生ボタンを押してプリントしたものを選び、中央のOKボタンを押せば、わずか10秒足らずでプリントが完了します。
プリント、ワクワクの瞬間！
真っ白の状態（裏は真っ黒）で出てきて10分ほど掛けてフィルムから浮き上がります。この瞬間が一番ワクワクします！
プリントできる機種も多いですが、インクジェットプリンタとは全く違う、独特の楽しみ方があります。特に数人だとこの瞬間が一番楽しいはずです。
初代のチェキだと、どう写っているかさえ分からなかったので、より緊張したのですが利便性を追求してハイブリッドになったのでプリント前にどんな写真かわかってしまうのが逆に寂しいですね。
浮き上がる写真
段々と浮き上がってきます。わざとカメラの画質も落とされて、レンズも安いものですが、高画質がありふれた現代では逆に目新しく新鮮に思えます。
10分ほど経つとこんな絵が
2019年にも成ろう時代なのにロー・ファイな仕上がりの写真ができあがり！
懐かしさを感じるよな仕上がりです。今どきはiPhoneXなどハイエンド一眼レフに迫る高画質をタップするだけで簡単に何千枚も撮影できてしまいます。
しかしこのinstax SQUAREはカメラの画質が悪く、液晶も20年以上前に思えるほどですが、とにかく楽しいのです。
100円掛けてプリントするというのも緊張して、一枚の大切さを実感します。
チェキで撮影したものをスマホで撮ってインスタグラムにポストするのも流行りそう。本当に楽しいので中高生だけのものとせず、大人の皆も童心に帰って遊んでみてね！
FUJIFILM ハイブリッドインスタントカメラ instax SQUARE SQ20 ベージュ INS SQ 20 BEIGE
