こんばんは、ライター田中です。
お久しぶりでございます。あまりに記事を執筆しなさすぎて、皆さんには「長いお別れ」をしたかと思われてしまっていたかもしれません。
最近になって急に寒くなってきましたね。今日は今年の冬のスーツの選び方についてを解説しましょう。
イギリス系、ヴィンテージ系の生地が熱い!
スーツやジャケットの生地には、トレンドがあるのがご存知でしょうか。
色柄はもちろんのこと、生地の質感にも流行があるのです。
少し前まではいかにも柔らかく甘い雰囲気の生地が好まれ、ブランドで言えばロロピアーナやゼニア、タリアディデルフィノといった繊細な生地を得意とするブランドが主流でした。
ですが、スーツやジャケットの生地の最近のトレンドは、こういったイタリアの軽やかで滑らかな生地から、英国風のちょっと重厚感のある生地へと移りつつありますね。
今年の冬はセレクトショップを訪れてみると、セレクトショップのオリジナルのスーツにイギリスやスコットランドの生地ブランドが非常に多く採用されているのが分かりますね。
さらにはイタリアではヴィンテージ感のある生地を扱うドラッパーズ、特にヴィンテージ服地が人気で仕立て服によく用いられるフランスのドーメルなどが採用されているスーツまであり、全体的なトレンドがヴィンテージ系の生地に向かっているのが分かります。
とはいえ、まだまだソフトな生地への情熱が冷めてしまったわけでもありません。現在の流行は、ヴィンテージ感がありながらも柔らかくて肌触りの良い生地。
特におすすめはイギリスのメーカーの作る、軽るめのソフトツイードを採用したスーツ。今の気分にぴったりの柔らかさと、暖かみです。
スーツはまだまだナポリが席巻中
さて、それではスーツそのものは今どんなものが注目されているのか?
それはやっぱりナポリのスーツと言えるでしょう。最近では新宿伊勢丹が英国サヴィル・ロウのスーツブランド、ギーブス&ホークスを展開したり、ターンブル&アッサーに力を入れたりもしていますが、やはり最も人気なのはナポリのスーツ。
スーツやジャケットにハマってしまったフリークな人達は、やっぱりサルトリオやスティレラティーノといったブランドが気になっているようです。
しかし全体的に見て今一番勢いのあるブランドといえば、マシンメイドにナポリ仕立ての雰囲気を盛り込んだことで大成功したデ ペトリロでしょう。
様々な雑誌に広告を出すこのブランドは、以前はガイオラというブランド名でマイナーなブランドでしたが、今やマシンメイド系のブランドを総なめにする勢い。
アルヴェスティ・ジャパンとBR onlineが、干場さんを起用してごり押しですからね。
個人的な注目はどちらかと言えば、セレクトショップのオリジナルです。
ビームスやユナイテッドアローズ、ストラスブルゴなど各セレクトショップが作るオリジナルスーツは、先ほども書きましたように非常に良い生地を使用しており、作りもナポリ仕立てや有名なイタリアブランドを参考にしているため、大変本格的です。
それでいて値段は10万円以下だったりと、納得のプライスがついています。
とはいえこれからイタリアファッションに挑戦したい人におすすめなのはCARUSO カルーゾですね。もはや定番と申しますか。
ここ数年でまたリフレッシュしたカルーゾは、仕立ても生地も良く、それでいて伊勢丹のセールになればかなりお買い得な価格になりますので、ぜひチェックしてみてください。
いかがでしたか?
今回は今年の冬のスーツ選びについてを書いてみました。
是非参考にしてくださいね。
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