熟練したハンドメイドならではの締め心地
しかしネクタイは生地が良ければ完璧かと言えばそうではありません。本当に良いネクタイは、締めたときに美しいディンブルを生み出し、一旦スタイルを作り上げたら、その日の夜に解くまで同じ立体を維持します。
そしてそれは熟練した職人の手による甘く、糸に余裕を残すような縫い方があって初めて、生まれる特性なのです。
ブリオーニはラグジュアリーブランドにも勝るようなブランド力を持っていながら、常に職人によるハンドワークを最も重視しています。それが、数あるハイブランドが盛衰していく中でブリオーニだけが確固たる地位を確立している所以です。
今、エルメスやフェラガモ等を始めとして数多くのブランドがメインとしているのが、プリント模様のネクタイです。動物などのモチーフを小紋柄にしてあしらったもの、チェーンやガンチーニ等をデザインしてものが殆どです。
こういったデザインのネクタイは確かに可愛く、デザイン性に富んでいます。しかし、そういった色柄は特別な仕事をこなす一流の男には似合いません。むしろ女性が男性にプレゼントするための、アイデアグッズのようです。
そして、その結び心地はネクタイ自体が薄すぎることもあって良いとは言えず、綺麗なディンブルをいつまでたっても作ることができないでしょう。
しかし、ここでブリオーニです。
ブリオーニのネクタイは、職人技とラグジュアリーの融合です。
その生地はエルメスのように贅沢で、結び目はマリネッラのように美しい。その融合こそが、ブリオーニが特別である最大の理由です。今これほど高い次元で「ラグジュアリー」と「ハンドメイド」を両立しているブランドは、ブリオーニの他にはないのです。
ブリオーニを体験しよう
さあ、ブリオーニのネクタイを手に入れたら次はシャツに、ジャケットと続いていきましょう。
ブリオーニのシャツは元々ブリーニというブランドであった工場をブリオーニが買い、製造しています。
非常に精巧な縫製で、エジプシャンコットン、シーアイランドコットンなどに代表される希少な生地を使って作られるブリオーニのシャツは、ちょうど世界最高のマシンメイドシャツと言われる、FRAY フライを想像していただくと良いでしょう。
もちろんFRAY フライのシャツはまた別次元の立体的なシルエットとなっており、その着心地の良さは他のブランドの追従を許しません。しかしブリオーニのシャツはそういった一流のシャツが横に置かれていたとしても選んでしまうような、ラグジュアリーな魅力があります。
また、ブリオーニのスーツやジャケットがこれもまた世界最高峰であることは言うに及ばずですよね。
それらについては以下のページに書いていますので、是非読んでみてください。
いかがでしたか?
今回は世界最高峰の既製服ブランドであるブリオーニのネクタイを紹介してみました。
ブリオーニのネクタイは銀座の直営店を始め、色々な百貨店で扱いがありますので、ぜひ手に取ってその贅を尽くした素材と職人による縫製を体感してみてください。