ローカル鉄道が終着駅をアナウンスして数分後。
町並みがいつの間に、強い日差しのもとに色の褪せたレンガのような色合いに変化したことに驚きながら列車を降りれば、そこがフィレンツェの中央駅です。
多くの観光客が押し寄せる駅を後に、目の前に見える荘厳な教会=サンタ・マリア・ノヴェッラ教会のすぐ脇を歩いて抜ける。
多くの観光客の目的地であるドゥオモやレプブリカ広場、ヴェッキオ橋を巡る動線からは外れ、探して訪れなければ歩くことさえないその通りを進み、いくつかの革小物店やアンティーク店を過ぎたころ、ふと右手に他とは違った重厚感と華やかさを併せ持つアトリエが現れます。
LIVERANO & LIVERANO リヴェラーノ・リヴェラーノです。
今回はフィレンツェを代表するサルトリア(サルトリア・フィオレンティーナ)であり、エレガントを極めたシルエットと軽快な着心地、そしてまるで芸術のように相互に左右し合う曲線が作り出す美しさで世界を魅了するLIVERANO & LIVERANO リヴェラーノ・リヴェラーノを紹介しましょう。
11歳から修行を始めた二人のリヴェラーノ
常に美しさとの関係を維持し、イタリアの数多くのアーティスト、デザイナー、建築家、そして作家などを顧客に持ってきたサルトリア、LIVERANO & LIVERANO リヴェラーノ・リヴェラーノ。
今や世界を魅了するこのサルトリアは7歳のときに仕立てを始め、11歳のときから仕立ての修行についていたアントニオ・リヴェラーノが、1948年にすでにフィレンツェにいた兄のルイージ・リヴェラーノと始めたのがきっかけです。
歳の離れた兄であった既ルイージはすでに亡くなっており、その後1人になっても仕立てを続けているのが写真のアントニオですね。
多くの人が単にリヴェラーノとだけ呼ぶこのサルトリアを、本当に好きな人はリヴェラーノ・エ・リヴェラーノと呼びます。
幼い頃から仕立てに全身全霊を捧げたリヴェラーノ兄弟が二人で立ち上げ、今では世界中の人々を魅了するようになったこのサルトリアは、アントニオ・リヴェラーノだけがマスターカッターを務めるようになった今でも、あくまでLIVERANO & LIVERANO リヴェラーノ・リヴェラーノだからです。
ちなみにこのLIVERANO & LIVERANO リヴェラーノ・リヴェラーノで10年以上ショップマネージャーを務めるのが日本人の大崎氏。2002年にフィレンツェに渡り、以後アントニオ・リヴェラーノの右腕として活躍しています。
「今はそれほど行きませんが、始めたばかりの頃は絵画に使われる色を見にウフィツィ美術館によく通いました。彼らは数多くの色を使っており、そこからカラーコーディネートのインスピレーションを得られたからです」
そう語る大崎氏は常にセンスの良い色彩と、気品のある素材を身につけています。アントニオ・リヴェラーノは彼のセンスに絶大な信頼を置いており、世界中の顧客もまた彼の選ぶ生地のセンスやスタイルに魅了されています。
フィレンツェでは靴や鞄などの工房で多くの日本人が活躍していますが、ファッションにおいて日本の方が活躍して、世界中の数々のスナップで紹介されているのは非常に嬉しいですね。
イタリアで最も美しい曲線を描くサルトリア
多くのジャケットやスーツを体験して、ナポリ仕立ての素晴らしさに驚く人は多いでしょう。柔らかな着心地、リラックスしていながらもエレガントなシルエットと、超絶技巧のようなディティール。
しかし「手は南に任せろ」と言われ、天才的な技術を持つナポリのサルトでさえも舌を巻くものが一つだけ存在する。それがサルト・フィオレンティーナの美的感覚です。
LIVERANO & LIVERANO リヴェラーノ・リヴェラーノのジャケットはそのサルト・フィオレンティーナの特徴を最も良く、美しく表現していると言われています。
最も特徴的なのは半月を描くフロントのカーブ。ラペルのロールから裾のフロントカットまでが一つの線でつながるシルエットのことです。
なかでも極端な丸みではなく、あくまで上品で自然なカーブで作り上げるリヴェラーノ・リヴェラーノの半月型フロントカーブ。
ラペルは全体として見ればクラシックな様子ですが、よく観察してみればかなりの特徴があります。ノッチの位置はやや低め、そして最初は細いけれども途中からドラマチックに幅を広くしていくラペル。そのラペルの動きを強調するかのごとく、胸ポケットはやや低めの位置になっています。
リヴェラーノ・リヴェラーノの流線をベースとしたスタイルは、比較的小柄な人や少し恰幅の良い人のシルエットを美しく見せてくれますね。普通のクラシックなジャケットに比べて、ほんのわずかに短めの着丈も日本人には嬉しい特徴です。
しかし非常にオーセンティックなディティールとバランス感を保ちながら、アンコンジャケット等を始め多くのカジュアルジャケットでの流行であるコンパクトなシルエットのようにすっきりとした印象を持っているのがリヴェラーノ・リヴェラーノの面白いところです。
これは時代やトレンドを超えて一つのスタイルとなるような、フィレンツェ仕立て特有の仕様です。
もちろん伝統的なシルエットを守るだけではない。リヴェラーノ・リヴェラーノは一度も、その時代に生きる人々の求める服を作ることをやめていませんね。
「私たちはクラシックを続けていますが、ブリティッシュスタイルとは違います。彼らは18世紀のスタイルを表現していますが、私たちは21世紀のスタイルを表現しているからです」
ショップマネージャーの大崎氏はそう語っていますが、確かにリヴェラーノ・リヴェラーノのシルエットは年々ほんのわずかに変化している。それは数ミリ単位の微調整であっても、常に人々を惹き付け続ける大きな理由となっているはずです。
数あるイタリアのサルトリアの中でも、リヴェラーノ・リヴェラーノは特に若い年齢層からの人気が高い。これは頑なに古い時代のものがいいのだといわば「伝統のために服を仕立てる」のではなく、いつの時代もあくまで着る人の求める服を仕立てているからです。
大崎氏の時代とニーズの変化を敏感に感じ取るセンスが群を抜いているのはもちろんのこと、アントニオ・リヴェラーノの柔軟さもまたリヴェラーノ・リヴェラーノを今を生きる人が憧れるサルトリアにしているのでしょう。
次に特徴的なのは、わずかに山なりを描くショルダーライン。
上のグレンチェックのジャケットは、ナポリを代表するサルトリアブランドであるチェザレ・アットリーニのものです。わずかな弓なりを描くアットリーニの肩と比べてみるとよく分かりますますが、リヴェラーノ・リヴェラーノの肩に描かれているのは、より女性的で優雅なラインです。
そして少しだけ広めの肩幅をよりじっくりと見ていけば、この山なりのショルダーラインはクリーンで一切の無駄のない袖付けを通り、わずかに波打ちカーブした袖へと曲線の連続となってつながっていきます。
リヴェラーノ・リヴェラーノのジャケットは至る所で線が調和している。例えば上の画像を見るとショルダーのラインとノッチの下側のライン、それからラペルのラインとアームホールのラインがほとんど平行になっているのが分かります。
これは技術だけでは追いきることの出来ない、感性によるディティールですね。
ちなみに肩はもちろんのこと、ジャケット全体に言えることですが、リヴェラーノ・リヴェラーノは極薄の柔らかい芯地のみを使用して、非常に軽やかな仕立てにしていますね。
意外にも肩や身頃に厚みがあるアットリーニに比べてより軽い着心地であるだけでなく、ラベラ・サルトリアナポレターナのような極限まで副資材を省き、マニカカミーチャを始めとした数々のディティールで着心地の柔らかさを追求したナポリ仕立てのジャケットに比べても、劣ることのない素晴らしい着心地。
しかもその肩の丸く包み込まれるような心地よさは、ブリオーニのジャケットの肩の立体感による心地よさにも似ており、その見た目のきたら他のどのサルトリアにもない曲線美を極めたものになっています。
これほどシンプルな造形でここまでの着心地を実現できるのは、幼少のころから仕立ての世界に身を投じたアントニオ・リヴェラーノの技術と経験があってこそでしょう。
そして最後に改めて注目していただきたいのは、前身頃です。
最初にリヴェラーノ・リヴェラーノのジャケットを見た人は、なんとも言えない違和感を覚えることでしょう。そしてじっくりとその前身頃を眺めているうちに、違和感の原因に気づく。それはダーツが取られていないことですね。
通常ジャケットは前身頃に縫って寄せるダーツを作ることによって、より立体感のあるシルエットを構築します。ナポリ仕立てに至っては、裾まで続くフロントダーツを取って、より連続的な立体を作ることで有名で、それは他の国のテーラーはもちろんのこと、同じイタリア国内でも他の地域のサルトリアでは行われていない非常に斬新で柔軟なアイデアです。
しかしこのサルト・フィオレンティーナの作るフロントダーツのないジャケットも、それとは違った驚きを与えてくれます。
地中海の気候にあって究極の着心地を追求したナポリの職人に対し、リヴェラーノ・リヴェラーノを始めとするフィレンツェの職人はこのルネッサンスの都市で美に執着した。その結果がこのダーツを取らずに仕立てる前身頃なんですね。
それにしても、写真で見るだけでもその体に沿うようなシルエットが分かるでしょう。豊かで少し男らしさを強調するチェストから、急激なカーブを描いて絞り込んでいくウエストラインが、非常に美しいコントラストを生み出しています。
これは脇のダーツを多めに取ることで実現していると言われますが、それだけで説明できる立体感ではありません。
先ほど『前身頃のダーツが省略されている』と書きましたが、これは一般的な表現です。むしろ、私の独断が許されるのであればこれを『前身頃と脇のダーツを一体化させている』と書きたいところです。
というのには理由があります。これは現在まだ他のサイトや本などでは紹介されていないことかもしれません。
普通ジャケットの脇の部分は「細腹」と呼ばれて、別のパーツとなっています。しかしリヴェラーノ・リヴェラーノのジャケットに至っては、前身頃と細腹が一体のパーツとなっており、非常に大きなパーツから立体感を形作っている。
その証拠に、普通別パーツを縫い合わせるためジャケットの裾まで伸びている脇のダーツが、リヴェラーノ・リヴェラーノの場合はポケットの部分で終わっています。
ちょうどジウジアーロデザインのマセラティのボディなどが、国産の車に比べて継ぎ目が少なくパーツが大きいのと似ていますね。
しかもリヴェラーノ・リヴェラーノの脇ダーツは、前から見たときに最も美しいくびれを作るため、直線ではなく、下にいくにつれて手前に向かう曲線を描いています。誤解を承知の上であえて言うのであれば、これは「脇ダーツを省略している」と表現することさえできるでしょう。
つまり脇のダーツとフロントダーツ、両方の役割をする一本の曲線のダーツが走っているのが、リヴェラーノ・リヴェラーノのジャケットなのです。これは恐ろしく考え抜かれた、とびきりユニークな手法だと思います。
この手法はもともと前と横という二面的な立体の変化でしか作ることのできなかったシルエットを、より大胆な三次元の世界で作り上げることを成功させました。
ダーツの取り方一つも、ウエストラインが最も美しく現れる絞りの位置とアールを熟知しています。全てはアントニオ・リヴェラーノが70年に渡って積み重ねてきた経験があってこそ成せる技です。
リヴェラーノ・リヴェラーノに使われる、その素材の上質さゆえに非常に軽く、丁寧に手縫いで処理をされたキャンバスの胸部の芯地は、このアントニオ氏の作る三次元の曲線を忠実に再現します。
それにしてもリヴェラーノ・リヴェラーノは「常に美しさとの関係を維持してきた」と言いますが、本当に高度な美的感覚によって仕立てられるイタリアでも屈指のサルトリアではないでしょうか。
例えばナポリのダルクォーレも非常に洗練された美的感覚をもって作られていますが、そちらはどちらかと言えば職人的な美的感覚です。それに対し、アントニオ・リヴェラーノの美的感覚はまさに、画家かデザイナーのそれに近い。
先ほどから書いていることではありますか、常に全ての線が相互に左右して、美しい曲線のラインは必ず別の曲線へとつながっていく。至る所に平行と対称が存在し、全てのディティールはある意味をもってその場所に位置する。
これはちょうどピニンファリーナの優秀なデザイナー達や、巨匠ジョルジェット・ジウジアーロが美しいプロダクトを生み出す手法にそっくりです。
単なる仕立て屋の範疇に収まることをしなかったアントニオ・リヴェラーノは、一流の職人でありながら最高のデザイナーでもあるのです。
LIVERANO & LIVRANO のクラフトマンシップ
ところで、あまりの美しさにとらわれてリヴェラーノ・リヴェラーノの仕立てに秘められたクラフトマンシップを見落としてしまうのは、非常にもったいないことですね。
アントニオ・リヴェラーノはすでに80歳近い(2015年現在)にも関わらず、未だに週6日間アトリエに出て仕事をしています。
一着を作るのに掛かる時間は70時間といわれており、その行程は本当に多くの手縫いと、非常に高度で注意深く「意味のある」ミシン縫いにて行われています。
美しいボタンホール、繊細なピックステッチなどの美しさに直結する部分は特に繊細なタッチで、まるで最も細い筆の、ほんの先端部だけを使って描くような緻密さです。
マシンメイド全盛期であり、昔は「手縫い」を模して仕方なく用いられていたAMFステッチが、あたかも当たり前かのように(もともとスーツにはそういったステッチが入っていたと言うかのごとく)堂々と施されて売られている現在では、リヴェラーノ・リヴェラーノの美意識が理解できる人ばかりではないかもしれない。
また着心地の良いジャケットが、あたかもストレッチ素材によって伸縮する生地で作られたジャケットのことであるかのように思われている現在においては、手縫い仕事による着心地の追求が正しく評価されないかもしれません。
しかしそんな中でも常に、美しさと着心地への追求をやめないリヴェラーノ・リヴェラーノの服には、本物のクラフトマンシップが宿っていると考えて間違いないはずです。
ちなみにリヴェラーノ・リヴェラーノの工房で働くのは、50年以上もアントニオ・リヴェラーノと共に働き続けているベテランの職人と、世界でも最も優秀な若者達です。
後継者不足が問題視されているイタリアのサルトリアですが、常に現代のサルトであり続けてきたアントニオ・リヴェラーノの元には優秀な若手が多く集まっている。彼らはおそらくこれから何十年にも渡って活躍する、サルトリア・フィオレンティーナになっていくことでしょう。
リヴェラーノ流の着こなしとは?
それではリヴェラーノ・リヴェラーノのジャケットを幸運にも手にすることが出来たとして、それをどう着こなすべきなのか?
ここではリヴェラーノの着こなしの流儀を紹介しておきましょう。
まずは全体が暗くなりすぎないこと。アントニオ・リヴェラーノは常に、非常に鮮やかな着こなしをしています。往々にして暗くなりすぎてしまうことの多いスーツスタイルであっても、積極的に色彩を取り入れていくこと。
リヴェラーノ・リヴェラーノのショップマネージャーである大崎氏が、色使いの参考になると度々訪れたフィレンツェを代表する美術館=ウフィツィ美術館は、驚くべき数のルネサンス絵画を収蔵した美術館です。
私も一度だけ訪れたことがありますが、そのルネサンス絵画の色彩は原色のように鮮やかなわけではありませんが、決して淡い色で描かれた洒落た絵画ではない。それは油彩の強烈なコントラストと、鉱石のように深くはっきりとした色味、そして力強い明暗の世界です。
例えばフィレンツェの町並みのような趣のある褐色のジャケットに、大理石の白のスラックス、そしてルネサンス絵画に使われるような強烈なオレンジや黄色のニット。
アントニオ・リヴェラーノの着こなしは、まさにこのルネサンス絵画とフィレンツェの町並み、そして豊かなトスカーナ地方の自然からインスピレーションを受けているのではないでしょうか。
そしてそのように強烈で存在感のある色彩と明るい色味を用いた着こなしは、シンプルな装いにしか得られないエレガンテを追求する、あるスーツの着こなしを除いては、リヴェラーノ氏のスタンダードと言えるでしょう。
もう一つのコツは、クールな色に温かい色を組み合わせること。
例えばライトグレーのジャケットに、ブルーシャツの着こなし。これは非常に洗練された着こなしですが、ある人々はここにクールさを加速させる紺やスティールグレーのネクタイを締めるでしょう。
しかしもしリヴェラーノ流の着こなしをしたいのであれば、そこにライトイエローやブラウンのネクタイを締めましょう。
クールな色に温かい色。ブラウンやイエローは、黄色人種である我々には少し難しい色だと言われています。しかし肌にもっとも近い場所にあるもの、すなわちドレスシャツをブルーにすれば、ブラウンのジャケットであっても難なく着こなすことができるでしょう。
日本でリヴェラーノ&リヴェラーノの世界を体感する
世界中の人々が憧れいつかは仕立ててみたいと願うリヴェラーノ・リヴェラーノのスーツやジャケットですが、日本には既製服として手に入れることのできる場所があります。
それが、日本を代表するセレクトショップであるユナイテッドアローズが丸の内に展開する唯一のショップ、ソブリンハウスです。
ソブリンハウスは日本でも有数のラグジュアリーなセレクトショップの一つです。タイユアタイ青山やストラスブルゴ南青山、インターナショナルギャラリービームスなどに並び、非常に高品質で限られた展開しかないアイテムを扱っています。
ソブリンハウスといえば、神業的なシャツ作りで伝説にもなりつつあるアンナマトッツォや、アットリーニ、キートンといった最高峰のブランドなどクラシコファッションを極めた人々が求める物を別注していることで有名です。ちなみにここのオリジナルのスーツやシャツは、値段からしたら考えられないほど高品質で、しかも手縫いを多用して『セレオリ』の枠を超えた世界観で作られています。
そんなソブリンハウスには、まるで非常に大きなウォークインクローゼットのようなサイズ感の、リヴェラーノ・リヴェラーノのブースがあり、常にジャケットやスーツに始まりネクタイやシャツなどを扱っています。
しかもユナイテッドアローズの展開するリヴェラーノはサイズ感も非常に掴みやすく、多くの日本人に合うようなシルエットのものが多い。このあたりはさすが日本を代表するセレクトショップであり、日本人の体型やシルエット、そして好みなどを知り尽くしたユナイテッドアローズと言えます。
日本ではごく限られた店舗でのみ取り扱いのあるリヴェラーノ・リヴェラーノ。その魅力を間近で見てみたいと願うのであれば、ぜひソブリンハウスを訪れてみてください。
いかがでしたか?
今回はフィレンツェを代表するサルトリア、リヴェラーノ・リヴェラーノを紹介してみました。
ブリオーニやキートンといったブランドのラグジュアリーさを極めた一着とはまた少し違った、手仕事と感性によって生まれる作品を身につけること。それは掛け替えのない経験となるはずです。
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