大人になれば、自分の好みのクラシック音楽を数曲は覚えておきたい所ですね。
日常の話題でクラシックが大好きな人や、ピアノやバイオリンなど楽器を演奏している人に会った時に話題にも出せます。また少し教養があるように見えますね。
定番の曲をひと通り知っておくと、レストランやカフェで流れている曲が何か判断する事もできて、より生活を楽しめます。
今回は編集長の独断ですが、初心者でも聴きやすいお勧めのクラシックを紹介します。
CDショップにある「クラシック入門」も良いですが、あまりに有名すぎるので、ちょっと変わった曲を紹介してゆきます。
バッハ ソナタとパルティータ ソナタ第1番ト短調
ヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」に入っている、ソナタです。
作曲は1720年代、今からおよそ300年前です。ヴァイオリン独奏の楽曲としては有名な曲です。
個人的には加藤知子というヴァイオリニストの曲が好きです。
ショパン スケルツォ 2番
フレデリック・ショパンが作曲したピアノ曲。
このスケルツォ第2番変ロ短調作品31は、1837年に作曲されたものです。
ピアノを習う人であれば中級〜上級の間で演奏する事の多い曲です。
華やかなフレーズが続き、転調する部分など聴き応えがあります。
ラ・カンパネラ(パガニーニによる大練習曲 S.141の3)
フランツ・リストの作曲したピアノ曲。カンパネラはイタリア語で「鐘」を意味します。
演奏が非常に難しいのが特徴で、日本ではフジコ・ヘミングや辻井伸行がテレビに出て人気が高いですね。
ピアノで鐘を表現しようとするというのが凄いですね。
ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9の2
フレデリック・ショパンの作曲したピアノ曲。夜想曲第2番の名前です。
夜にゆったりした気持ちで聞くのにもお勧めです。リラックスできますね。
ホルスト 惑星組曲〜木星〜
グスタフ・ホルストの作曲した組曲惑星に収録されている、最も有名な曲です。
作曲は1916年と他の曲と比べると新しい部類に入ります。まだ100年経っていない新しいクラシックの分類ですね。
ポップスのようにサビがあり、普段クラシックを聞かない人でも聴きやすいのが特徴で、感動するフレーズばかりです。盛り上げ方が上手なので若い人でも惑星組曲が好きな人も多いです。
火星や水星など、惑星に沿って名前が付けられていますので、全曲をつなげて聞いてみて下さい。
El Concierto de Aranjuez(アランフェス交響曲)
こちらも有名なスペインのクラシック音楽です。
ホアキン・ロドリーゴが1939年に作曲したものです。日本では伊藤君子がFollow meという曲で歌詞を付けて発表しています。
メロディがとてもキレイで、フラメンコギター奏者にとっては定番の曲です。
気に入った曲はありましたか?
これ以外にも素敵なクラシックの曲は数多くあるので、Youtubeなどでチェックして良い曲があればCDを買ってみて下さいね!