感動するチョコレート・プレートに出会う
こんにちは、編集長はっしーです。
百貨店系のイベントで偶然ここミニマルのチョコレートに出会いました。
美味しいチョコレートと聞くとどこのブランドを思い起こすでしょうか?
ベルギーのG社であったり、スイスのL社が有名ですが、どちらもデザイン性が高かったりパッケージングやブティックイメージなどで高級感を演出していますね。
ところが、ここミニマルのチョコレートは”味”にこだわりがあり、厳選されたカカオを世界中から仕入れて自社工房で全行程を行っているという「本物の美味しいチョコレート」なのです!
日本で流通している多くのチョコレートは量産のカカオをブレンドした物で、カカオ本来の香りや味わいを楽しめるというチョコレートは極々僅かです。
かの有名なフランス・ヴァローナ社や国内では丸山珈琲(CACAO HUNTERS)など、ごく一部の業社が農園指定のカカオを使用しています。
ミニマルは製品では農園指定しているものではないのですが、食べるとカカオ本来の香りが鼻孔いっぱいに広がるような素晴らしい香りです。
NUTTY Apr.2015 Minimal
NOTE Elegance of Macadamia nuts
ORIGIN Colombia
REGION Tumaco
VARIETY Local cacao
CROP 2014
ROAST 125-140℃/40min.
RATIO 75% SUGAR Beet
CONCH No SIZE 38um
ひとつづつ商品にはレシピカードが付いており、生産国や加工処理、収穫年月などが分かるようになっています。
ただ中にはカカオの情報が一切分からない(けれど美味しい)といった商品もあるそうです。
ブロック形状も変わっていて、大きくカットしたり小さくバラしたりできます。
紅茶で言うダージリンのセカンドフラッシュのマスカテルを楽しむかのように、チョコレートも”テイスティング前提”に設計されているのが面白すぎます。
レシピカードの裏にはテイスティングレポートが書いてあり、色合いの深さ、味わい(甘み・苦味・酸味)などがチェックできます。
このカードを保管しておけば、以前食べたチョコレートの特徴を覚えておけるというのと、簡単なメモや感想を書いて残りやすいので、自分だけのテイスティングレポートが残せます。
またお店に持ってゆけば、その商品に似たチョコレートを探してもらうこともできるので、便利なカードと言えますね。
チョコレートの特徴
このミニマルのチョコレートの特徴としては、加糖が自然で砂糖を少量しか使っていないにも関わらず、カカオ由来の甘い香りが立ち込めるという事です。
普通であれば、グレードの低いカカオに砂糖の量を増やしたりミルクや乳化剤など、滑らかにするための添加物を入れますが、このチョコレートには「カカオと砂糖」以外に何も入っていません。
ザクっとした食感に、じわっと口の中に焙煎したカカオの香りが広がる瞬間は本当に至福のひと時としか表現できません。
是非とも上質なダージリンのセカンドフラッシュと共にチョコレートを楽しんでみて下さい。
今回はイベント会場で出会ったのですが、渋谷に店舗を構えているようで、こちらではチョコレートプレート以外にもチョコレートドリンクやアイスクリームも店内で楽しめるようです。このクオリティなら都内であれば通う価値は絶対にあります。
価格が少し高くプレートで1000円程しますが、日本で流通しているチョコレートとは全く異なるコンセプトで作られています。
興味があれば是非ともミニマルのお店まで訪れてみて下さいね!
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-1-9 Google Map
Tel : 03-6322-9998
Hours : 11:30〜19:00、月曜定休(祝日の場合は翌日休み)
Email : info@mini-mal.tokyo