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【レコーディング】アコギを綺麗に録音するための4つのコツ

アコースティックギターを録音したいけれど、なんかうまく録音できない!

どうしても少し濁ったような音になってしまう。そんなアコースティックギター録音初心者の人に知っておいてもらいたい、アコギ録音のコツを4つ紹介します。

響く部屋で録音しない!

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意外とやってしまいがちなのが、音のよく響く部屋でギターを弾いて録音してしまうこと。上の写真みたいな部屋はずいぶん響いてます。

ギターを弾く分には響く部屋で弾いているとホールで演奏しているみたいで楽しいのですが、録音する場合には響く部屋だと濁った印象の音になってしまいます。

ギターだけに限ったことではありませんが、レコーディングをするときにはあまり音の響かない部屋で録音するがおすすめです。例えばハンガーラックに服がいっぱい掛かっていて、布団が敷きっ放しで、ラグが敷いてあって、カーテンがゆらゆらしている部屋は理想的。

これはなぜかというと、レコーディングはできるだけプレーンな音でしておき、あとで「響き」をリバーブというエフェクトで加えるのが定番の手順だからですね。

こうすることで、曲にあった理想的な響きを、必要な分だけ足すことができるのです。なのでまずはあまり音の響かない部屋で録音しましょう。

マイクを近づけすぎない

 

良い音で録ろう!と意気込んでいるとうっかりマイクを近くに設置し過ぎてしまうというミスが起きます。マイクは30センチほど離しておくのが重要です。

これはなぜか。理由はいくつかあります。

まずはマイクが離れていた方が音量や音色のムラが少なくなるから。マイクに近いときはギターの位置が少し動くだけでずいぶんと音も音の大きさも変わってしまいます。しかしマイクから30センチほど離れると音が落ち着くので、少しの動きでは音が変わらずに済みます。

次に音色。マイクがアコースティックギターに近すぎると弦の音がダイレクトに入ってしまい、アコースティックギター全体から出る音の響きを録音することができません。するとバチバチとした音になって、深みがなくなってしまいがちです。30センチほど離すことによって、柔らかく深みのある音でとれます。

最後に、マイクが離れていれば弾いていてマイクに触れてしまう心配が少ないから。録音中に感極まって大振りのストロークをしたとき、うっかりマイクにさわったりしてしまうと、恐ろしいノイズが入ってしまい、マイクの位置が変わって音も変わってしまいます。それを防ぐためにも、マイクとは距離を開けましょう。

出来るだけ良いギターを使う

 

音楽は機材ではない!と考えたいところですが、生音だけで演奏するアコースティックギターは特に、3万円以下のものと10万円以上のものでずいぶん音が変わってしまいます。

もちろん安いギターが絶対悪いわけではありませんが、せっかく録音するならできるだけ良いギターを使いたいものです。安いギターは音量が小さいため強く弾いてしまい、フレーズや音色が硬くなってしまいがちですし、チューニングもズレやすくハーモニーがいまいち綺麗になりにくい。

今使っているギターが目安として5万円以上であれば、それを使い、そうでなければ誰か上手いギター弾きの友達に借りてしまうのもおすすめ。

良いギターというのは状態しかりです。弦はちゃんとしたものが張られている?ある程度新しいものがついている?ペグなどのパーツのネジなんかは緩んでいない?そういったところも確認しておくと良いですね。

コンデンサーマイクを使う

 

アコースティックギターは繊細なサウンドを奏でることのできる楽器です。だからこそ、繊細な音も拾うことのできるマイクを使ってあげたいもの。そこでおすすめはコンデンサーマイクと呼ばれるタイプのマイクです。

コンデンサーマイクは電源を必要とするマイクですが、それゆえに低音から高音まで綺麗に音を拾ってくれる素直さがあります。そのためアコースティックギターにおすすめなのですね。デメリットとしては湿気や衝撃に弱く少し扱いに気を使うことが挙げられます。

代表的な機種はサウンドハウスなどでチェックしていただければと思いますが、個人的なおすすめは単体でもステレオでも使うことのできるRODE社のNT5です。

 

いかがでしたか?

今回はアコギの録音についてのコツを紹介しました。ぜひ参考にしてくださいね!

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