ポータブルオーディオ入門&おすすめ機種比較

一人暮らしの教科書

で、このA1の出音が凄い。
AK120の持つ「モニターライクな感覚」はほぼ失われ、一気に「全域でのバランスを保ちつつも厚みの増したリアルオーディオサウンド」に変化します。
A1接続時のAK120は単なるトランスポートとして機能しているため、そのサウンドキャラクターが引き継がれないのは当然ですが「ここまで変わるのか」と驚かされます。

重厚感、力感、スピード感、全てが正に「桁違い」です。
余りに自分好みの素晴らしい音で鳴ってくれるもので、自宅でも据置オーディオではなくAK120+Glove A1で聴く頻度が多くなってしまうほどです。

また「A1の本気」が発揮されるのは、通常の3.5mmピン接続でのアンバランス接続再生(=普通のイヤホンジャック接続の再生)ではなく、2.5mm or 4pin接続での「バランス再生時」です。
更なる高みのサウンドを体験できます。
バランス再生は昨今のポータブルオーディオ界隈ではかなりアツいトピックスなので、またの機会にじっくりご紹介したいと思います。

A1好きすぎるもので少々熱くなってしまいました。申し訳ございません。
ですが、このポタアンの素晴らしさは一人でも多くの方に体験していただきたいと心から思います。
(正直、馬鹿みたいな価格になってしまったAK240やAK120IIを買う位なら、中古叩き売り状態のAK100/120とA1を買った方がずっと安価で、且つ相当幸せになれると思うんですね)

以上、ここまで「スマホ単体での音楽再生からの順を追ってのステップアップ」をデーマにご紹介して参りました。
尚「ああ、そういうテーマだったんだよな」とこの段になって思い至りました、はい。
ポータブルオーディオの世界に少しでも興味を持っていただけたならば幸いです。

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次回は【イヤホンを変えてみる】でも触れました「カスタムIEM」についてご紹介したいと思います。

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