今回はフォトショップで色を変えるテクニックを紹介します。
カラーバリエーションを作りたい商品の写真をフォトショップで開きます。
その後に右の「レイヤー」で同じ写真をコピーします。
(レイヤーの背景をダブルクリックで新規レイヤーにして、□が2個重なっている所にドラッグ&ドロップ)
これで2つの同じレイヤーができたはずです。そして上にくるレイヤーを選択しておきます。
次に「多角形選択ツール」で色を変えたくない部分を選択します。
この車の写真の場合は、リアのライトです。ボディはカラーバリエーションで色が変わりますが、リアのライトは色が変わらないので多角形選択ツールで選択して、選択範囲を反転します。
これによって、リアのライトが選択外になります。
色を変えるのには色相
「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度」で色を変更します。
必要に応じて、レイヤーを沢山用意しておけば、一気に色の違う写真を用意できます。
黒や白を作りたい場合は、彩度を下げてしまえばOK。
あとはレベル補正などで調整すれば簡単にどんな色でも作ることができます。
のっぺりさせたい場合はフィルターの平面
カタログ写真のようにのっぺりさせたい場合は、「フィルター」→「ぼかし」→「平面」で両方の設定を5にすればOK。
余計な映り込みやゴミが取れるので、簡単にカタログっぽい写真が作ることができます。
あとはスポット修復ブラシツールで、写真にうつりこんだ余分な部分を修正すればOK。
いずれの場合も彩度をかなり高めにしておくのがコツです。
完璧な仕上がりにしたい場合は、光のラインにあわせて、多角形選択ツールを利用してハイライトを白のブラシで作ってしまう訳です。
例えば下の写真の場合は、光のツナギが出来てしまっていますが、こういったツナギ部分を白く塗りつぶすとよりカタログ写真っぽくなります。
どうですか?簡単でしょう。お試しあれ。