クリスマスは「降誕を記念する祭日」と呼ばれていますが、つまりイエス・キリストの誕生日なの?
今回はクリスマスの本当の意味と、イエス・キリストの誕生日についてを紹介します。
クリスマスはイエス・キリストの生まれた日?
実はクリスマスというのは、イエス・キリストの生誕を祝う日ではありますが、イエス・キリストの誕生日ではないようです。
クリスマスという言葉自体も、クリス=マスの二語からなっており、これは単にキリスト=ミサつまりキリストの礼拝という意味です。
ちなみにクリスマス=イブはクリスマスの前日という意味ではなく、クリスマス=イブニングつまりクリスマスの夜という意味ですね。
クリスマスの発祥には様々な説があり、他の宗教のお祭りの影響を受けて成立したという説を始めとして色々なことが推測されています。
ではイエス・キリストの誕生日は?
じゃあ、イエス・キリストはいつ生まれたの?ということですが、これは実はあまり分かっていないとのことです。それもこれも、聖書にその記載がないのだとか。
ただし、聖書の内容から大体の時期は予想できるのだとか。
というのもイエスが生まれたのは羊飼いが放牧してるときだ、と書かれており、羊の放牧を行うのは4月から9月までの間だそうです。
また、生まれたイエスを布にくるんだ、という記載もあって、これが12月では寒さをしのぐに足りないだろうという指摘もあります。
そういうわけで少なくとも、12月のクリスマスの日にイエスが生まれた、というのはありえないということです。
いろいろな説がありますので、いずれは答えが見つかるといいですね。
紀元前3年9月11日(アメリカカトリック大学名誉教授ジョゼフ・A.フィッツマイヤーの説)
西暦不明 5月20日(3世紀の神学者アレクサンドリアのクレメンスの説)
紀元前6年4月17日(イギリスのBBCによる説)
紀元前7年9月15日(イギリスの天文学者D・ヒューズの説)
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