20代後半になっても、なかなかいい彼氏ができない……。今の彼氏とあまりうまくいっていない。そんな悩みを持っている人は多いはずです。今回は20代後半の女子が恋愛をするうえで知っておくべき大事なことを、少し詳しく解説してみました!
大事な時間、執着しすぎない
20代の後半というのは非常に大切な時間です。
なぜなら30代にもなれば自分の仕事の方もかなり本格的に忙しくなってきますし、会社や友人関係もある程度固定化され始め、出会いのきっかけが少なくなってくるからです。
にも関わらず多くの人が、あまり誠実とは言えない男性とのだらだらとしたいざこざや、王子様への憧れのような非現実的な恋愛に情を燃やしてしまっています。
例えば27歳といったら、少し早い人で既に3歳の子供がいる年齢です。これはまったく、イレギュラーで非常識な早さかというとそうではありませんよね。
仕事との兼ね合いなどで、どうしても結婚ができないという人もいるでしょう。
しかしそう言った人は少なく、実際には休日のたびに同じような年齢の人と集まって「〜が〜したのが信じられない、ありえない」「〜さんは〜だ」「〜みたいな人と出会いたい」など、どだい意味のないはなしを延々と続けている人の方がよっぽど多いです。
そういった意味で、まずは20代後半が非常に大事で、言ってしまえば「人生を分ける」時期であることを再確認しましょう。
そして駄目な彼氏がいるのであれば「将来はきっと彼も変わるはず」などと何年間も待つのではなく、きっぱりと付き合うのをやめましょう。なぜなら人間の性格というのは何十年にも渡って培われてきたその人の性質だからです。変われというのは、いわば魚に「陸で生活しろ」というのとほぼ同じなのです。
さらに適わない恋愛、王子様のような男性への憧れにも執着してはいけません。
なぜなら王子様は20代後半の恋いこがれる乙女よりも、20代前半の初々しく可愛らしい女性の方が好きだからです。これは年収の少ない男性が、モデルのように派手な絶世の美女と付き合えないのと似た状況です。
繰り返しになりますが、20代後半は大切な時間です。
いろいろなものへの執着をなくし、人生を決定してしまう時期の過ごし方をしっかりと考えましょう。
本当に結婚に興味がないのか
よく聞かれるのが「別に結婚とか、考えていないし」という言葉です。
しかし果たしてそうなのでしょうか。本当は結婚という土俵に立って恋人を探した時、自分が「厳しくリアルな評価をされてしまう」のを恐れているだけの人は多いはずです。
結婚をしなかった場合、どうなるかについても考える必要があります。25年や30年が経ち、自分が50歳〜になってくると、両親の介護が始まる可能性が大いにあります。その心労といったら、本当に一人ではまったくやっていけないほど苦しいものです。
さらにそれから10年や20年が立つと、両親が亡くなります。そうなったとき、結婚をしていない人は本当の意味での孤独になります。
友人がいる、と思っても友人達に家庭があればあなたに構っている暇はないでしょう。それが現実です。
じゃあ「いずれは結婚をするから良い」と思うかもしれません。
しかしそれは間違っています。なぜなら女性が結婚できるかできないかというのは、まことに年齢に掛かっているからです。
35歳以上の結婚率は1%です。
100人に1人だけ、年齢に負けない美貌とスタイル、もしくは部下をつけるような仕事と多額の貯金を持っている女性だけが結婚をします。
ですから「いずれは結婚するから良い」というのは、他の人たちはとっくにスタートしているのにも関わらず「いずれは走り出すから良い」とマラソンのスタート地点でゆっくりしているのと同じなのです。
年齢はマラソンで「いつ走り出すか」と同じくらい、結婚では重要な要素です。
すばらしい賞品(例:収入が良く、外見も性格も良い男性)は最初の数人のゴール者にのみ用意されています。そのあとの数十人にまあまあな賞品(例:収入が良く、性格は良いが外見が低身長で肥満な男性)が残されています。
そしてその後の人たちには やや難のある賞品(例:貧乏で、外見が悪いが、性格はいい男性)しか残されません。
それを踏まえたうえで、あらためて「結婚に本当に興味がなくて、一人で生きていきたい」のか「本当は結婚したいけど逃げているだけ」なのかをはっきりさせましょう。
結婚できる相手と付き合う
そういうわけで一人で生きていくことを決意し、ただの一時の遊びとして恋愛をしている人を除いては、20代の後半になったら結婚を前提として付き合う相手を決める必要があります。
例えば20代後半の同年齢で、ミュージシャンを目指しているフリーターの男性と付き合っていたとして、その人と結婚をして幸せになれる確立というのはどの程度でしょうか。
このような男性に尽くしてしまう女性の場合、女性本能として、頑張っている人や自分よりも下で努力している人を助けてあげたくなってしまう、というものがありますが、これが恋愛のような様相を呈している可能性が高いです。
例えばそのミュージシャン志望の男性は、本当にミュージシャンになろうと努力しているでしょうか。本当に努力している人は機材にお金をつぎ込んでは「求める音じゃない」なんて言ってはいません。スタジオ練習の後にバンド仲間と集まってはタバコを吸ってレーベルに関しての文句など言っていません。
成功するミュージシャン志望は時間がある限りレコーディングを重ね、それをいろんな人に聞いてもらっては感想を求め音源を改善し、デビューのチャンスのある話、イベントには必ず参加します。お金が出来たらそれはプロモーションに使い、自己満足な音楽活動は一切しません。
そして残念ながらそういう人は20代前半のうちには成功している。すなわち20代後半で成功していないということは、自己満足な音楽活動が好きで本気でデビューする気はないか、あるいは才能がありません。
もちろん誰もがこんな特殊なミュージシャン志望のフリーターの男性と付き合っているわけではありませんが、しかしかなり似たようなことが色々なカップルに起きているということを知っておいた方がいいでしょう。
20代後半と言うのは仕事で成果を出し始めていておかしくない時期です。
早い人であれば既にある程度成功し、BMWのセダンの一台くらいは乗り、BEAMS ビームスで2万円のイタリア製シャツくらいであれば月に1、2枚買い足し、特別な日にはオークラのディナーバイキングくらいであれば予約できる年齢が20台後半です。
本当にその人と結婚したいのか、幸せになれるのか。思い出や安心感に執着してしまい、離れられないだけではないのか。あるいは本当にその人だけが好きなのか。
それを考える必要があるでしょう。
いかがでしたか??
今回は少し辛口でしたが、20台後半の恋愛についてを考えてみました。
本当に大事な時期ですので、人生を素敵な形にするためにも自分が「本当にどうしたいのか」をしっかりと考え、それに合わせた行動をしましょう。