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【ファッション講座】モテるオヤジになる方法

世間では「若い小僧よりも余裕と包容力のあるオヤジの方がモテる!」なんて言われていますが、実際にはモテているオヤジはほんの一握り。

非常に憤慨なことに、一部のかっこよくてモテるオヤジが8割の年上好き女子をゲットしてしまっているという事実があるわけです。

今回はそんな現状を変える!のではなく、その一部のモテるオヤジになるためのファッション講座です。

モテるファッションは小物じゃない

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モテたいオヤジが多いということは周知の事実ですが、残念ながらそういった人たちの多くがモテる方法を勘違いしてしまっています。

それを端的に表しているのが、このウェブマガジンの検索ワード。皆さんがどういったワードで検索をし、このウェブマガジンにたどり着いたかが分かる機能です。

そこに多いのが以下のような検索ワード。

「モテるベルト」

「モテる時計」

「ちょいワル 財布」

「ちょいワル サングラス」

などなど。

言ってしまえばこれらはすべて安直すぎます。ひとつのアイテムにこだわるのも重要なことですが、お洒落なベルトや時計といったアイテムは全体の服装がお洒落だからこそ似合うアイテムです。

さらにはちょいワルのアイテムですが、正直なところメンズ雑誌LEON レオンなどに掲載されているちょいワルのアイテムが似合うためには、他のアイテムが上品であったりと、バランスが重要。

またレディーファーストができ、立ち振る舞いに余裕があり、清潔感があるからこそちょいワルになるのだということを覚えておきましょう。

でないとそれはちょいワルではなく、品が悪いになってしまうからです。

まずはひとつのものでモテる、ちょいワルを目指すのではなく、全体のレベルを底上げしていくという意識に切り替えてください。

ただ一つ、モテる大人の雰囲気を出したいときにおすすめなものもあります。それが上品なシルバーリングです。

シルバーリングといっても、スカルや唐草模様のものではありません。さりげなくてエレガントな、シンプル目のリングです。

特におすすめしたいのは、カヴァリエリのリング。

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ジャケパンスタイルのようなイタリアファッションに合わせるためにデザインされたカヴァリエリのリング。

大人の色気とエレガントさを兼ね備えた、超お洒落なシルバーリングです。

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カヴァリエリのリングだけは、モテるオヤジを目指す人には是非持っていてほしいですね。

服装はジャケパンが有利

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40歳〜モテたいと思ったならば、最も効率のいいファッションはジャケパン。

ジャケパンというのは、お洒落に着こなそうとすると他のファッションよりもややお金がかかるため、若い人が敬遠することが多い。

また若い男性がジャケパンをしていたとしても、仕立てのいいジャケットから出る独特の「余裕あるオーラ」は出すことができない。これは彼らのジャケットが最もお洒落でも「ポールスミス」止まりであるからですね。

そういう理由もあって、モテるオヤジになるためには経済力を駆使した余裕のあるジャケパン着こなしをするのがおすすめなのです。

そしてそのジャケパンスタイルの中でも、オヤジの私服に最もおすすめなのが以下の組み合せ。

・イタリア製カジュアルジャケット

・ドレッシーなイタリア製白シャツ

・テーパードの青デニム

・明るい茶色の革靴とベルト

これについてはこれからひとつずつ見ていきます。

オヤジがモテるジャケパンをする上で重要な点は以下の通り。

◯季節感を出すこと

夏にフランネルや冬用ツイードを着ていては、見苦しく着ている本人も暑いです。夏は薄手のリネンや、ド定番の毛綿麻、サマーウールなどを着ます。冬は先ほど挙げたフランネルと冬用ツイードに加えて、サキソニーや厚手のウールのものなどを着ましょう。

◯サイズは若い店員に意見を求めること

サイジングに関して、40代以上の人というのはアイビー世代の着こなしを間近で見ていることもあり、ちょっとルーズ過ぎるものを選んでしまう傾向があります。

また年齢の高い店員さんもまた、そういった傾向がありますので、サイズ選びはトレンドに敏感な若い店員さんに手伝ってもらいましょう。

◯色は派手すぎず、地味すぎず

ありがちなミスとして、全体が茶色のぼけたジャケパンになってしまったり、黒と紺のメリハリのないジャケパンになってしまったりということがあります。

まずは紺とグレーの組み合せを意識しながら、メリハリのあるジャケットスタイルを作りましょう。

 

オヤジのモテるジャケットの買い方

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このウェブマガジンではときどきスーツのジャケットを使ったジャケパン着こなしも紹介することがあります。しかし正直なところ、ジャケパンでかっこ良く決まるほどお洒落なスーツを持っている人は意外と少ないのではないでしょうか。

ポリエステル混や、いかにもスーツっぽさのあるストライプの入ったジャケットではうまく決まらないことが多いです。

ですから本当にお洒落なおやじを目指すのであれば、まずはカジュアルジャケットを思い切って買ってしまいましょう。

手順はシンプル。まずは下のセレクトショップのいずれかに行きます。

・ユナイテッドアローズ

・ビームス

・シップス

・エディフィス

・エリオポール

・トゥモローランド

・ストラスブルゴ

・エストネーション

値段的には下に行くほど高いことが多いです。

そのお店で、以下のブランドのジャケットを置いているか店員に聞きます。

・ボリオリ

・ラルディーニ

・タリアトーレ

・カンタレリ

これらのブランドのジャケットをあるだけ出してもらったら、その中から最もオーソドックスなウールがベースとなった素材のものを選びましょう。

その時期が春夏であればシルクや麻、コットンが混じったウールベースのもの。秋冬であればウール100%やカシミアなどもおすすめです。

柄は無地が使いやすいですが、大柄のチェックなどでも良いですね。

これを若い店員さんにサイズを見てもらいながら選びます。

サイズは見慣れない数字がついているかもしれませんが、いつもLサイズを着ている人は46、48、50と順に試していきましょう。いつもMを着ている人は44、46、48。Sの人は42、44を試すと良いですね。

これだけでOK。

きっとお洒落なジャケットを手に入れたことでしょう。

オヤジのモテるシャツの買い方

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次に揃えるべきはシャツです。

シャツといえば、皆さんおなじみスーツの下に着るあれのことですが、残念ながらこちらもあまりお洒落とは言えないものを着ている人が多いのが現状。

ですからお洒落なシャツを手に入れる方法についても、今から説明します。

まずは先ほど書いた、セレクトショップに行きます。

・ユナイテッドアローズ

・ビームス

・シップス

・エディフィス

・エリオポール

・トゥモローランド

・ストラスブルゴ

・エストネーション

です。

それから今度は以下のブランドのシャツがあるかを店員に尋ねます。

・バルバ

・エッリコフォルミコラ

・ピッコロ

・フィナモレ

・イレヴンティ

・オリアン

・ボレリ

あります、と店員さんに言われたらナイフを突きつけて「白い綿シャツを全部出せ」と脅しましょう。

まずはどの白いシャツがいいか、ということになります。このとき無地のものを選ぶというのが最も重要な点です。それからボタンダウンではなく、ホリゾンタルカラーやワイドスプレッドカラーと呼ばれる襟の形のものを選びましょう。

これは普及率の問題。ボタンダウンはあまりに有名になりすぎ、果てはダサい980円シャツまでこぞって採用している形です。もとはお洒落ですが、今となっては周囲と差のつきにくいシェイプなうえ、アメリカンな印象があるため、イタリアジャケットで作るジャケパンにはベストではありません。

ワイドスプレッドやホリゾンタルはまだまだお洒落な人しか着ていない襟型なうえ、イタリアオヤジの定番アイテムです。ぜひこちらを選びましょう。

また、おそらく店員さんが持ってくるものの中には混ざっていないかと思いますが、胸ポケットのついていないものを選ぶのも重要な点です。これは胸ポケットがついていると、白シャツはビジネスシャツのように見えてしまうからです。

次に試着ですが、サイズはいつもLを着ている人は40、41と試しましょう。Mを着ている人は39、40。Sを着ている人は38、39を試すと良いでしょう。

サイジングはちょっとピッタリなくらいで選びましょう。特に身幅に関しては、試し方があります。すなわち左右の肩をぐっと後ろに引いて胸を張ったとき、あからさまにシャツがボタンで引っ張られて伸びてしまう場合はキツ過ぎです。

これさえ気をつければOK。正直少しくらい肩が小さくても、ダウンサイズした方がお洒落に見えることは多いです。

 

ボトムス(パンツ)はどう選ぶか

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次に考えるべきはボトムスですが、ここで最も重要なのはテーパードという言葉。

テーパードは先に向かって細くなっていくものをいいますが、これが現在のトレンドで、スマートですっきりとした印象があります。

そしてデニムをジャケットに合わせればちょうどいいカジュアル感もあり、大人っぽさもあるワイルドなジャケパンスタイルができる。

ただし多くの日本製の「スリム」を謳ったデニムが棒のように細く、オヤジにはまったく入らないという事態が起きているのも皆さん実感している通り。

そこで試すべきなのが海外のものです。

おすすめなのは以下のブランド。

・ヤコブコーエン

・ディーゼル ブラックゴールド

・ゼニア

・アルマーニ コレツィオーニ

・エトロ

まずヤコブコーエンはジャケットに合うデニム、というテーマを掲げているだけあり、上品でスタイルを良くみせてくれるデニムが多いのが特徴。

ディーゼルはちょっとワイルドでダメージ加工がされたようなものが多いブランドですが、ブラックゴールドは大人っぽく品のあるデニムも多く揃えています。

ゼニアはデニムブランドではなく「生地屋」ですが、その生地の良さを生かした、高級感のあるデニムが特徴です。スラックスをそのままデニムにしたようなデザインのものも多く、ジャケパンには使いやすいでしょう。

アルマーニもまたデニムのラインナップが豊富なブランドですが、正直なところアルマーニジーンズのデニムは品質と値段が釣り合っておらず、エンポリオアルマーニはロゴが目立ち過ぎ品がありません。ジョルジオはシルク混のデニムだったりと実用品ではないことが多いので、おすすめはアルマーニコレツィオーニ。控えめなパッチや上質な生地感と、値段のバランスが良いものが多いです。

エトロはデザイン性の高さが魅力。値段は高いですがペイズリー柄の浮かび上がっているデニムや、大胆な切り返しデザインのものなど、バリエーションが多く個性的です。ただし上級者向け。

なぜこういった輸入もののデニムが良いか、ということですが、これにはれっきとしたわけがあります。

それはインポートのデニムの細身というのは、ただ細いだけでなくしっかりと立体的で体に沿うシェイプを作った上で細くなっているから。

もちろん日本にもそういった手の込んだデニムは沢山ありますが、それらは若くて細い人たちの体に沿うシェイプで細くなっているので、オヤジには入らない。

しかしインポートのデニムは外人の太い足に沿うシェイプで細くしているので、言ってしまえば太ももは太くなっていることが多い。なのでオヤジにお勧めなわけです。

さてデニムを選ぶときですが、これにもコツがあります。

まずディーゼルに行って試着すること。

これに尽きます。

なぜならディーゼルでは超絶細身スキニーデニム好きの店員さんが試着を担当するからです。通常ウエスト32の人に平気でウエスト29を履かせ、結果的に「これなら余裕を持って履ける」といってウエスト30を買わせる魔力を持っています。

そこで一度試着した後に家に帰って他のデニムを履くと、いかに今まで自分がブカブカのデニムを履いていたかに気づきます。

そしてディーゼルでスキニーを買うのもよし、他のブランドでバランス良く細身のテーパードを買うのも良し。いずれにしても「細い」ということに慣れ、違和感なく履けるようになるという意味ではまず、最も細いディーゼルを履いてみるのが一番なのです。

 

革靴とベルトの選び方

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最後に革靴とベルトです。デニムを履くのに革靴で良いのか、ということですがこれは何ら問題ありません。しかし条件があります。

それは革靴がお洒落であること。例えば上の写真のような革靴は、ドレスシューズとはいえカジュアルでの使用を前提としたもの。こういった靴を合わせることにより、一気にコーディネートを格上げすることができます。

お金はかなり掛かりますが、靴は絶対にこだわりたいアイテムです。

靴を買う場所は百貨店の紳士靴売り場や、お洒落な高級靴専門店が良いでしょう。

〜5万円でおすすめな靴ブランドは

・マドラス

・フランコリオーネ

・フランチェスコベニーニョ

など。

それ以上出せるのであれば、

・ア テストーニ

・マグナーニ

・サントーニ

などがおすすめです。

形としておすすめなのは、ホールカット、プレーントゥなどです。カジュアルなので、装飾が入ったものでも良いでしょう。ただし先が細長すぎるものは避けましょう。

買う靴の色は明るいブラウンがおすすめ。なぜなら明るいブラウンはスーツに合わせている人が少ないため、「あの人ビジネスシューズしか持っていないんだ……」と思われにくいから。

さらに明るいブラウン(キャメル、タン、ベージュ)などは紺ともグレーとも、黒とも相性が良いため使いやすいという利点があります。

またベルトは基本的に靴の色と合わせるのがおすすめ。厳密に合わせるのは難しいですが、色の系統が同じ茶系であればうまくいきます。

どうしても同じような色のものが見つからない場合、靴に対しやや濃い色味のベルトを選ぶと良いでしょう。ベルトにはあまり有名なメーカーはありませんが、靴のブランドが作っていたりということが多いです。

 

いかがでしたか??

今回はモテるおやじになるためのファッション講座でした。

ぜひ参考にしてみてください!

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