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ノマドワーカー【完全版】

ノマドワーカー。
近年都心を中心にして賑わっているビジネスのスタイルです。
それに対する考察とビジネスモデルなど書いてゆきたいと思います。

ノマドワーカーとは?

ノマドというのは英語で遊牧民を差し、オフィスを構えずに、好きな場所で仕事をする人を指すそうです。
主にカフェなどにパソコンを持ち込んで、そこで作業をする事が多いようです。

渋谷、新宿などレンタルオフィスが手軽な金額で借りれますが、そういった所で作業する人はノマドとは呼びません。

主な仕事内容

やはり仕事の内容はIT関係のフリーランスが多いです。
法人の場合は職場、もしくは顧客先に出向き作業する事が多いため、わざわざカフェで仕事するメリットは少ないです。
ですので、カフェ=職場という人がノマドワーカーと言えます。

自宅で仕事=SOHO(Small Office/Home Office) 自宅をオフィスにする人。個人事業主/フリーランス。

外出先で仕事=ノマドワーカー(カフェ)/古物回収/ホームクリーニング等サービス業など、職場が無い人。

自宅兼職場=個人事業主/零細企業 法務局に登記した住所が自宅と同じ場合。数名の職場。

このような分類に分けられると思います。

 

(ノマドワーカーのバッグ http://inmybag.com/theme/15 より抜粋)

ノマドワーカーの持ち物

ノマドワーカーといえば、やはりマックブックとアイフォンですね。
彼らは「人に見られながら作業する」というのが重要です。
また「お洒落な自分」というのも大切なので、雰囲気の良いカフェなども好んで使用します。

他にも手帳やペンケース、ガラケー、ブラックベリー、PDA、アイパッド、一眼レフカメラ、コンパクトカメラ、クワイアットコンフォート(ノイズキャンセリングヘッドホン)なども多いようです。
「アイフォン+キーボード」や「アイパッド+キーボード」など携帯性を重視する人も居るようです。

ノイズキャンセリングヘッドホンが必要なら図書館で仕事すれば?なんてのはナンセンスな質問ですね。
大人にもなれば”ごっこ”にはリアリティが必要なのです。

なぜカフェで仕事するのか?

経済的、もしくは起業できないために、こういったカフェを借りていると言えます。
お金と能力がある場合は、オフィスを借りて自分の好きな空間に仕上げて理想的な職場を作り上げます。
法人格を持っているのであれば、わざわざカフェで仕事をしません。

ただ、注意すべきことはカフェでパソコンを使っている=ノマドではありません。
自動車や住宅の営業マンがスケジュールの管理や資料を整理しているかもしれませんし、至って普通のサラリーマンがワードで文章を打っているかもしれません。
特に出張中など、作業できる場所が限られる場合は普通の人でもカフェで軽作業する事はしばしあります。

ノマドワーカーになる方法

ノマドワーカーになるにはグラフィックデザイナーになるのが一番簡単です。
イラストレーターで黙々と印刷物のデザインをしたり、パッケージを作ったり、WEBデザインを行ったり、時おり取引先と電話して送付したデータを確認してもらったりすでば良いのです。

他にもWEBコーダーもノマドで出来ると思います。
WordPressでもDreamWeverでも、ひたすらコードをパソコンでカタカタ入力すればOKです。
東プレのリアルフォースでないと入力できないよー(涙)というコーダーでなければ、カフェでそれっぽくノマドできます。

どちらも技術が必要なので、もし簡単にノマドの雰囲気を楽しみたいのであればフェイスブックを開いて友人と新しい仕事のプロジェクトについて考えたり、プロジェクトチームのフェイスブックページを作るのがお勧め!きっと雰囲気が出ます。

プロのノマドワーカー

上記で紹介したノマドの仕事は全て会社で行った方が効率が良いと言えます。
毎日、同じ喫茶店の同じ席に座って「あっ、いつものバイトの女の子だ!」ってやっているようでは三流も良い所です。

プロのノマドワーカーが居るとすれば、それはきっとアーティストです。
作曲家や画家、小説家、ライターなどは全国、全世界を移動しながら新しい創作活動を行う人も居ます。
創作的な職業ではインスピレーションというのが重要なウェイトを占めているので、同じビルで毎日過ごしていては良いアイデアが浮かびません。

ノマドワーカーが注意すべき事

それはいつ足を洗うか、ということです。
今まで勤めていた職場を辞めて、1週間や1ヶ月ノマドをする分には良いですが、プロのアーティストでない限り何年も続けれる仕事ではありません。

個人事業主として働くのか、法人化するのか、どこかに就職するのか、専業主夫になるのか、考える必要があります。

まず大きな仕事というのはフリーランスには来ません。
銀行口座が個人名義である時点で、企業が正規の仕事を依頼する対象にはならないのです。
また職場も住所も無いようでは信頼も得られません。本人が税務申告しているかも定かでないのですから。

長期的に仕事をするのであれば、自宅でも良いので必ず事務所を作って税務申告(青色申告)するべきです。
法人印鑑・実印・定款を作って法人登記すれば立派な会社になります。
それから安くても良いので税理士にお願いして経理のアドバイスをもらいましょう。
そうすれば法人の口座が用意でき、収益と経費を申告して正しく納税できます。
その後ウェブサイトとパンフレットなど自分の会社を紹介するツールを用意すれば、本物の会社として機能します。
法人格のある会社であれば、大きな仕事を請け負うこともできます。また、バイトや社員を雇って業務を任せる事ができます。

起業ができないのであれば、すぐに就職先を見つける必要があります。
履歴書に「フリーター」と書くわけにはいきませんし、加齢とともに就職が不利になります。

25歳も過ぎれば、会社勤めの友人が結婚したり、子供ができたりします。
30歳に近くなれば戸立てやマンションなど「マイホーム」を持つ人が出始めます。
そんな中でカフェでパソコンを打って小銭を稼ぐようでは精神的苦痛が大きいです。
不安定な収入だけでは、結婚や出産さえ出来ないかもしれません。

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