CARUSO カルーゾ カットソーの特徴
カルーゾは世界を代表するいくつものビッグブランドの供給元として有名なイタリアMACO社のオリジナルブランドで、BOGLIOLI ボリオリやLARDINI ラルディーニに近い値段帯の手作業を多用したテーラードアイテムのブランドです。
あまり有名なブランドではありませんが、日本ではエリオポールを始めとしたいくつかのセレクトショップが輸入販売しています。またカルーゾとかなり近いアイテムが、Valditaro ヴァルディターロ。三大セレクトショップであるシップスがMACO社とコラボレーションして設立したエクスクリューシブブランドですが、付属品などにCARUSO カルーゾの名前が見受けられることがあり、ほとんど共通のファクトリーで作られているようです。
今回は鮮烈なオレンジ色が特徴的なカットソー。綿と麻を使用した薄手のカットソーで、3つボタンのヘンリーネックの首回りが特徴的ですね。
カルーゾはジャケットの他にもシャツなどを作っていますが、カットソーはちょっと珍しいですね。着てみるとテーラードを得意とするブランドらしい着心地とシルエットの良さが分かります。
また生地の良さも特筆すべき点。
綿と麻の生地で非常に軽く、ウール製品のような上品な光沢感があります。Tシャツというよりは非常にハイゲージなサマーニットのセーターといった印象も受けます。
単体で着ても良し、またテーラードジャケットなどのインナーとして着てもお洒落に使えます。
この服の情報
ブランド CARUSO カルーゾ
種類 ヘンリーネック カットソー
購入日 2014年6月7日
参考価格 17000円
ヘンリーネックの着こなし
こういったヘンリーネックのカットソーは、クルーネックなどに比べて様々な着こなしのインナーとして使いやすいのが特徴。例えば上でも書いたようにテーラードジャケットのインナーに使ったりというのがおすすめの着こなし方ですね。
ラフに着こなしたい場合はボタンを2つ外すのもOK。むしろ普段からボタンは1つ外しておいた方が熟れ感が出るため、おすすめです。3つ外してしまうのはやや、やりすぎな感じがあるでしょう。
このあたりはボタンの個数、感覚、サイズなどによっても変わりますので適宜判断してください。
今回のカットソーの難しいところはむしろ色合い。イタリアらしいと言えばそのとおりですが、これほどのオレンジは合わせるアイテムにちょっと気を使いますね。
おすすめなのは明るめのブルーとの組み合せ。
昔アメリカの石油会社にガルフ・オイルという企業があり、その企業がスポンサーになったレースカーは明るいブルーとオレンジの「ガルフカラー」に塗られました。
ちょうどその組み合せと同じ雰囲気になります。