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職場が舞台!お仕事アニメ

こんにちは、もう間もなく春がやって来そうな今日この頃ですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
もしかすると、この春から社会人!なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか?
不安はもちろん大きいですが、大人として堂々と胸を張れるようになるのはちょっと楽しみ……という思いもこっそりあったりしますよね。

そんな新社会人の方、そしてもちろん現社会人の方向けに、職場を舞台にしたアニメ作品を紹介します!

毎日のお仕事を頑張る気力がもらえるかもしれません。

 

お仕事アニメブームの火付け役 『SHIROBAKO(2014)』

Google検索窓に「お仕事アニメ」と打ち込んだ際、まずズラリと並ぶのがこの『SHIROBAKO』。
一見すると、可愛らしい女の子たちによる日常アニメのように思えるビジュアルです。しかし、内容はと言えば、アニメ制作会社を舞台にした真面目なお仕事アニメ。

主人公は、高校でアニメーション研究会に所属してアニメ作品を作ったことをきっかけに、短大を卒業後アニメ制作会社へ制作進行として就職した新人社員の女の子、宮森あおい。故郷である山形を離れ、東京都内でひとり暮らしをしながら働いています。
アニメーションの制作進行とは、アニメ制作における課程(作画、背景美術、動画、撮影、アフレコ等)のスケジュールを調整し、各素材を集めては次の課程へ届ける、ということを行うなくてはならないポジションです。各課程を担当するスタッフは外注のことも多く、沢山の人の間で板挟みになる、いわば中間管理担当。

人間関係、板挟み……会社勤めをしていると誰もが一度は頭を悩ませる問題ですよね。しかも、宮森が橋渡しをしなければいけないのが、頑固な外注作画監督、その時々で言うことがブレる監督、悩める新人作画の同級生、協力すべき制作進行の同僚もちゃらんぽらんだったり夢破れてふてくされていたりと、アニメ現場らしく(?)個性派揃い。振り回され、悩みながらも頼れる先輩やかつての仲間たちに助けられつつ健気に頑張る主人公の姿に「みゃーもり(主人公宮森の愛称)も頑張ってるから明日も仕事頑張ろ!」というパワーをもらえる作品です。

http://shirobako-anime.com/

 

 

ゆるすぎる区役所の毎日 『サーバント×サービス(2013)』

北海道の某市某区役所の保健福祉課が舞台のちょっぴりラブ要素アリなコメディアニメ。原作は高津カリノによる同名の4コマ漫画です。全4巻。

原作者が実際に区役所で勤務していた経験があるとのことで、さぞかし真面目な公務員アニメに違いないと意気込んで鑑賞すると拍子抜けします。
正直に言えば、役所がこんなにゆるかったら日本は成り立たないと思われるほどのゆるゆるさです。何も考えずにほのぼのとした気持ちで見ていられる、仕事から疲れて帰って来ておうちで晩酌しながらだらっと見るのに適しているタイプのアニメ作品。

お仕事アニメというほど仕事をしている描写は多くありませんが、こんな職場だったらいいのになーと思えるほっこり系お仕事アニメですね。キャラクター同士の職場恋愛シーンでは、見ている側も応援したくなってしまうような、社会人同士の恋愛とは思えない甘酸っぱさが味わえます。ついでに独り身にはちょっとつらいです。
出会いがないなんて言ってられない、と明日に向けて奮起できることでしょう。ちなみに同原作者による職場を舞台とした作品に『WORKING!!』というファミレスアニメもありますが、そちらの方がより働いていません。

http://www.servantservice.org/

 

 

本屋さんだって青春ラブコメしたい! 『デンキ街の本屋さん』

普段から書店にお世話になっている方が特に楽しめるのが、この『デンキ街の本屋さん』。
タイトル通り日本の某電気街にある書店『COMIC うまのほね』を舞台に、アルバイト店員海雄(うみお)を中心としたオタク店員たちのある種の青春のようなラブコメのような書店員生活を描いたコメディアニメです。デンキ街、とはもちろん日本で一番有名な電気とオタクの街秋葉原ですね、念のため。ちなみに『うまのほね』は大手オタク向けチェーン書店の『とらのあな』と思われます。

店名の通り、主人公たちの働く書店は漫画を専門に扱う店舗。というより作中で語られるのはエロ漫画の話ばかり、ヒロインは女子力マイナス1000オーバーの同人漫画家という異色の下ネタラブコメディです。
非常に影の薄い主人公・海雄を中心に、うまのほね店員たちが某夏と冬の祭典や地域イベント、キャンペーン棚制作(例・春のパンツ祭り)などにまるで学園祭のようなノリで取り組んでいきます。
その姿はまさに大人のちょっと汚い青春ラブコメ。大人になっても青春を味わえるかもしれない、という希望の詰まった作品です。
所謂オタク向け漫画書店が舞台ということで、アニメ漫画好きならクスッと笑えるような小ネタは豊富です。時には中の人と呼ばれる声優ネタが挟み込んであったりも。何も考えず、軽いノリで見てしまえるのも魅力ですね。ただ、正直に言えばあまり仕事をしているシーンはありません。

http://umanohone.jp/

以上、大人に向けたお仕事アニメ3作品でした。春からの新生活に向け、期待と不安が入り交じるこの時期ですが、たまにはまったりアニメを鑑賞してみるのはいかがでしょうか。

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