水曜日, 5月 23

大学受験直前の過ごし方と、当日気をつけた方が良いこと

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こんにちは。現役東大生のソーナンス!です。

2月に入り、受験もいよいよ大詰めですね。そこで今回は、受験直前の過ごし方や当日気をつけた方が良いことなどを私の経験に基づいてお話ししたいと思います。

<受験1週間前>

・新しい教材に手を出さない/新しい問題に手を出さない

直前は不安になってあれもやってない、これも覚えてない、と焦って色々手をつけてしまいがちですが、ここで新しいものに手を出して解けなかったとき、不安はより一層強くなります。むしろここまできたら、今まで頑張ってやってきたものを一気に再確認して、曖昧な知識を自分のものにするほうが確実です。今自分が持っているもので勝負に出ましょう。使い込んだ教材、頑張ってきた自分を信頼して臨みましょう。

生活習慣は無理に変えない

受験勉強は朝型がいいと言われますよね。しかし今まで夜型だった人がここで急に切り替えようとすると、かえって生活リズムが狂ってしまいます。切り替えるにしても少しずつにしたほうが良いと思います。ただし、試験開始時刻には頭が働くようにはしておきたいですね。

<受験前日>

・試験会場までの行き方を確認する

・実際に会場まで足を運ぶ(宿泊する人は特に)
前日に実際に行くことで翌日のイメージが固まります。翌日の流れが映像となってイメージできれば、当日の緊張も多少は和らぎます。

・カツ丼NG

縁起が良いという理由でカツ丼を食べるという風習がまだ残っているかもしれませんが、カツ丼は超高カロリーですので、消化器官に余計な負担をかけないようやめておきましょう。

<受験当日>

・応援はプラスに捉える

試験会場の入り口は、受験生・保護者・予備校の先生などでごちゃごちゃします。そして、塾や予備校の先生は教え子を見つけると「ガンバレー!」とエールを送ります。そういった知り合いがいない人は心細く不安に感じると思いますが、かえって他人からの変な期待やプレッシャーがなくて良かったと思えば少し吹っ切れるかもしれません。反対に、学校や予備校の先生が励ましにきてくれたときは、その追い風に乗ってしまえばいいのです。「もしこれで失敗したら…」と考えた瞬間、せっかくの追い風もパーになってしまいます。勢いが大事です。親の期待・応援も同じです。よし、受かってやろうじゃないかと勢いづけない人(=親の期待に応えねば、でももし失敗したら…と考えてしまう人)は、誰のために大学受験しているのかをもう一度思い出しましょう。自分のためにやっていること、自分がしたいからやっていることだとわかれば、親の期待も素直に受け取れるはずです。

・トイレの場所を確認する

基本ですが、会場に入ったら1番近いトイレの場所を確認しておきましょう。そのためにも、余裕を持って会場に着く必要があります。また、試験中にトイレに行きたくなったら遠慮なく挙手して行きましょう。私は英語の試験開始直後に行きたくなったのを我慢した結果、途中でリスニングに入ってしまい、さらに退出できなくなってもはや聞くどころではなくなってしまったという苦い思い出があります。受験生の方は、トイレの数分を決して惜しまないように。試験監督にめんどくさそうな顔をされるかなとか、余計なことを考えるのもやめましょう。それがあの人たちの仕事なんですから(笑)。

・コーヒーや栄養剤はほどほどにする

試験で緊張しない人はまずいないと思います。中には一教科2〜3時間の長丁場になる試験もありますから、利尿作用のあるコーヒーの飲み過ぎには注意した方がいいでしょう(缶1本ぐらいなら大丈夫だとは思いますが、自分の体と相談して下さい)。エナジードリンクはいつも飲んでいる人は変にやめたりしない方が無難かもしれませんが、効き目は案外短いものです。当てにしない方が良いでしょう。
・試験前は出たら困るところだけ軽く見ておく
試験と試験の間の休憩時間にもやはり限りがありますから、参考書を全部チェックなんて訳にもいきません。予め見ておくものを決めているならばそれを確認すれば問題ありません。それでも時間が余っているときは、インスピレーションでここ出たら困るな、と思ったところだけさっと見ておきましょう。多分そこ、試験に出ます。もし出なくても、膨大な試験範囲のうちのほんの一部に過ぎませんから、外れて元々です。別にがっかりすることでもありません。出たらラッキー、くらいのつもりで。

・問題用紙をもらってから試験開始まで

この時間は言ってしまえば暇なわけですが、スムーズに試験に移れるように瞑想するのがよいでしょう。私は椅子の背に体を預け、力を抜いて鳩尾(みぞおち)の辺りに意識を向け、深呼吸をしていました。そうしているうちに体がスッと緩むのが実感できます。これは臨床心理学でいう動作法の一部で、カウンセラーさんに教えていただいたものです。興味のある人は調べてみて下さい。

・始まってすぐに問題を解かない

受験する大学によっては制限時間が厳しい試験も少なくありません。そうすると、どうしても開始の合図が鳴った瞬間、我先にと問題冊子を開いて1問目の問題に目を凝らしてしまいがちです。気持ちの整理もしっかりついていないのに、いきなり1問目にとびつき、もしそれが難問だったらどうなるでしょうか?焦って自滅ですよね。試験時間が60分ぐらいの短い時間だと、一度乱れた精神を時間内に立ち直らせるのはかなり難しいです。私もなんども経験しているのでわかるのですが、気がついたら終わりといった感じです。そうならないよう、始まったら一度姿勢を正して両肩を上げ、ストンと落とし、リラックスした状態でまずはすべての問題に目を通しましょう。過去問通りなら事前に自分が立てた作戦を決行し、傾向が大幅に変わっていたならばどれが簡単そうか目で見て(教科によってはちょっと手を動かして)、時間配分をどうするかを数分で考えましょう。この数分は全体が大崩れしないようにするためには必要不可欠です。

・できない問題があったときの切り替え

試験では、自分の思っていた通りにいかないところや、思わぬアクシデントが必ずと言っていいほどあります。従って、それはもはや想定内、生じて当然のつもりでいないといけません。動揺はさらなる悲劇を生み出します。
解けない問題が出てきたときも、「満点でなくても合格できる」ことを思い出して次に進みましょう。うまくいかないときはきっと猫背で腰が引っ込んでいると思いますので、一度肩の力を抜いて姿勢を正してから次の問題に移ると良いでしょう。
自分の実力の120%、150%を出そうとするとかえって力んでしまい、100%すら発揮できない可能性があります。「持てる力を全て出す」ことだけに専念するといいと思います。

・2日目がある人は、1日目の夜 絶対に解答速報を見ない

東京大学もそうですが、2〜3日に渡って試験を行う大学があります。そのような大学を受験される方は、絶対に予備校が出している解答速報をその日の夜に見てはいけません。解けたはずの問題がもし間違っていたらどんな気分になるでしょうか?特に数学。「なんとか解けたはず」のその一問がもしスタートでコケていたら…絶望的なのは自明ですよね。全部終わってからならばもはやどうにもならないので構いませんが、翌日の試験に支障が出るので1日目に解答を見ることはやめておきましょう。
逆に、できたと思って1日目に舞い上がりすぎるのも怖いです。気持ちはわかるのですが、舞い上がったまま突っ込むと大抵2日目は思うようにいきません。理由は気持ちのどこかでもう受かった気になっているから。試験中につい昨日できたことに意識が向いてしまうから。もっとできるんじゃね?とか思ってしまうから。そして問題に詰まると、こんなつもりじゃないと動揺します。立て直しは難しいです。
試験の合否は最終的な合計点で決まります。1日目が終わったところで、美味しいものでも食べて一度リセットしましょう。気になるくらいなら2日目のための勉強をして脳みそを切り替えておきましょう。また、これも自分で気持ちが舞い上がってしまうかもしれないと想定していれば、ああ、調子に乗ってるって気づくことができます。これは私の経験上の話ですが、無理に押さえつけようとしないほうがいいと思います。ただ調子に乗ってるなっと気づき、しょうがないなと受け入れることがポイントです。それだけでも違います。
なお、同じ大学を受験する友達とも、試験が終わるまでは「あの問題の答えどうなった?」などと話すのはやめておきましょう。

・試験後はイヤホンでもしてさっさと帰る

試験が終わると、自信のない人は友達とギャーギャー騒ぎ出します。中にはご丁寧に知り合いに問題の解説をしている人もいます。それが自分の解答と一緒ならばともかく、違ったら多かれ少なかれ不安になりますよね。聞いても利益はないので、耳栓かイヤホンでもしてさっさと帰りましょう。特に1日目にそれで自分の答案に間違いがあることに気づくのは最悪なので、早めに会場を出るほうが良いでしょう。

以上になります。
こんな直前になって恐縮ですが、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。受験生の皆さん、応援しております。
それでは。

「現役東大生のソーナンス」さんより寄稿頂きました。

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1989年 静岡市生まれ 2018年の遅い上京で港区民になりました!

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