最近ファッションに興味持ったけど、United Arrows ユナイテッドアローズってそんなに良いブランドなの??
今さら人に聞けない……そんなあなたのために、United Arrows ユナイテッドアローズというブランドの特徴を検証してみましょう。
United Arrows ユナイテッドアローズはどんなブランド??
United Arrows ユナイテッドアローズといえばBEAMSと並んで、国内で最もポピュラーなセレクトショップ。
というよりも、歴史的に言えばBEAMSからアパレル大手のワールドのバックアップで独立したブランドがUnited Arrows ユナイテッドアローズらしいです。このワールドというのはTKやTAKEO KIKUCHIなどのブランドを運営している会社ですね。
United Arrows ユナイテッドアローズはセレクトショップなのですが、自社開発製品と仕入れ製品は半々といったところ。
独自製品と、セレクトショップならではのインポート両方を探せるのが楽しいですね。
値段はBEAMSと同じくらいで、主なターゲットは30代となっています。
United Arrows ユナイテッドアローズの特徴
いろいろなラインがありますが、メンズの主力はUnited Arrows ユナイテッドアローズと呼ばれるメインラインと、green label relaxingと呼ばれるやや手軽なライン。
どちらもBeamsからややコミカルさを抜いて、綺麗目カジュアルにしたような感じ。
例えばBeamsだとポップなキャラクターが入ったシャツなどが置いてあることも多いですが、United Arrows ユナイテッドアローズの場合は柄や色使い、素材感などで勝負していることが多いです。
また、アメカジっぽい服はBeamsよりも少なく、代わりにUnited Arrows ユナイテッドアローズはカジュアルなテーラードジャケットなどが多いです。
United Arrows ユナイテッドアローズのメインラインはやや値段が張るけれども、満足度の高い製品が多いのが特徴。
例えば下の白シャツ。
綿100%のボタンダウンシャツで、ざっくりとした厚手の生地が特徴。
短めの丈なのでカジュアルにも使いやすく、体にしっかりと沿ったラインが自然な着心地。
A Day in the Life はアウトレット専用商品でありながら、しっかりとした品質なのが特徴。
オールシーズン使えて、どんな着こなしも出来る白シャツだからこそ、こだわりたいものですね。
Green Label Relaxingってどうなの??
グリーンレーベルリラクシングは、もともとUnited Arrows ユナイテッドアローズが高級なものを扱っていたため、より手軽なラインとして設立されたライン。
今となってはUnited Arrows ユナイテッドアローズのメインラインとそれほど差があるわけではありませんが、一応こちらの方が値段は抑えめです。
ジャケット一着1万円代後半〜というのはNano・Universeなどと同じ価格帯でしょうか。
こちらはUnited Arrows ユナイテッドアローズ、green label relaxingのベスト。
シルク混のウール製で、上品な光沢感のある素材が魅力的。
スーツのセットアップで売られていたものらしくフォーマルなデザインですが、この色であればジーンズなどに合わせても問題なく使えますね。
背面はキュプラ60%でポリエステル40%ですが、これはUnited Arrows ユナイテッドアローズがあえてしていることだと思います。
こちらのTOMORROWLANDのベストなんかは背面がキュプラ100%ですが、なにしろ車のシートにちょっと座るくらいですぐに深いしわになってしまい、なかなかとれない。
裏地と違い、キュプラが背面だと実用面においてやや繊細すぎる向きがある。
そういうわけでポリエステルを40%入れたのではないでしょうか。おかげでシワになりにくく、ハードに使えます。
ちなみにこのベストをスーツと合わせてオッドベストで着こなしてみるのもOK。
United Arrows ユナイテッドアローズのこのベストは質感が上品なので、ポールスミスのSuper 130’sウールのスーツに合わせてもぜんぜんいけます。
やっぱり本命はインポート!
でもやっぱりUnited Arrows ユナイテッドアローズはセレクトショップ。
輸入の怪しいイタリア製シャツなーんかが安ーく落ちてないかなー。
あ。
あった。
イタリア製のシャツ。生地がイタリア製というシャツは多いですが、こちらは縫製もイタリア製。
けっこう贅沢です。
ブルーもピンクも、淡くイタリアらしい色合いですね。
ブランドはこちら。
Luisa Esposito ルイーザエスポジットというブランド。イタリアの有名なハンドメイドのシャツメーカーErrico Formicolaエリコフォルミコラのマシンメイドラインなのだとか。
そもそもErrico Formicolaエリコフォルミコラというのが3万円弱のシャツをメインに作っているので、そのマシンメイドであるLuisa Esposito ルイーザエスポジットが1万5000円〜なのは納得です。
生地は非常にレベルが高く、ほとんど同じようなものを使っているのでは??という印象。
やわらかくて滑らか、それでいて飾り立てない感じが好印象です。
こういうちょっとマイナーな海外ブランドと出会えるのがセレクトショップとしてのUnited Arrowsの楽しみです。
いかがでしたか。
United ArrowsはBeamsと並んで有名なセレクトショップブランドですが、Beamsとはまた違った方向性の面白さがあります。
ぜひお店を訪れてみてね!