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ローマからフィレンツェ、ナポリの日帰り旅行は可能?①

ローマにいるけど、別の都市に行きたい!

という人はそれほど多くないかもしれません。

有名なスペイン広場から始まり、パンテオンやコロッセウムなど数々の観光地を持つローマにいて、ローマでやることがないという人は、おそらく相当昔のものに興味がないか、さもなくば帰りの航空券がフィウミチーノ空港からである関係で、3日以上ローマにいることになってしまった人でしょう。

しかし確かに何もかもが巨大で、観光客が押し寄せ、美味しいレストランを見つけるのも難しいローマがなんとなく途方もなく感じてしまう気持ちも分からなくはありません。

rome

それよりも芸術の都フィレンツェや、地中海の都市ナポリに行ってみたい!というあなたのために、今回はローマからの日帰り旅行についてを書いてみようと思います。

ローマからフィレンツェの日帰り旅行

firenze duomo

結論から書いてしまうと、ローマからフィレンツェの日帰り旅行は可能です。

理由は二つ。距離がある程度近いこと、それからフィレンツェが日帰りで行くことも可能な小規模な街だからです。

フィレンツェはローマと違い、非常にコンパクトでまとまった街。知名度は高く観光客も非常に多いですが、街の規模自体はそれほど大きくはありません。

ローマでは地下鉄やバス、タクシーで移動しながら目的の観光スポットを訪れていき、一つ見たら次を見に移動して、その観光スポット周辺で食事やショッピングをするといった観光の仕方がメインになると思います。

しかしフィレンツェは見所も旧市街の中心部に集中しており、街は徒歩でもわりとすぐに横断することができてしまうサイズです。

もちろんウフィツィ美術館を始めとした数々の美術館を見て回ったり、建物一つ一つの内部に入って楽しもうと思えば、かなり時間のかかるがフィレンツェです。しかし街全体の雰囲気を楽しんだり、主要な建造物やスポットを見て歩くだけであれば十分日帰りが可能です。

また、これは重要なことですがフィレンツェの中央駅であるフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅は旧市街へのアクセスも良い。駅を出たらバックパックを持った観光客達に従って、歩いてみましょう。すぐにドゥオモにたどり着くことができます。

またドゥオモまでの道もカフェやお土産ショップなどが並んでおり、見ていて退屈しません。

もちろん、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅はローマのテルミニ駅から直行でき、終着点であることも多いです。所要時間は1時間半弱、値段はなんと22USドル程度からあります。チケットは日帰り旅行をする際には、Italiarail.comで予約してしまっても良いでしょう。

その方が値段がずいぶんと安いです。

日帰り旅行をする上では、着いてからも移動が多く公共交通機関を何度も使わなければいけない街や、極端に歩く距離が長い街は避けたいところ。

その点では、サイズ感や移動のしやすさ、また訪れる価値から言ってもフィレンツェはローマからの日帰りに向いた街だと思います。

日帰りでフィレンツェに行くのであれば、お土産に革製品を買うのも良いでしょう。フィレンツェの街中は革製品、革バッグのお店やマーケットで溢れており、星の数ほどあるバッグの中から、かなり安い値段で美しいデザインのバッグを買うことができます。

有名なイノシシの像があるマーケット。売っているものはちょっと質の良くないバッグから、I MEDICIなどフィレンツェ中堅高級ブランドのアウトレット品、ブランド名のないハイクオリティなバッグまで。 相場を掴むまでは購入せず、何件か回って限界まで値切ってみましょう。

有名なイノシシの像があるマーケット。売っているものはちょっと質の良くないバッグから、I MEDICIなどフィレンツェ中堅高級ブランドのアウトレット品、ブランド名のないハイクオリティなバッグまで。
相場を掴むまでは購入せず、何件か回って限界まで値切ってみましょう。

ただ、問題はそれらの多くがイタリア製と書かれながらも実質中国製だったり、品質がイタリア製には見合わぬ悪さだったりすることですね。その点を指摘して、バッグをフィレンツェで買うなという人も少なくありません。

しかしそうは言っても、あれほどの数の革製品のお店が集まっているというのは希少なこと。目が利く人であればマーケットで日本で10万円出しても買えないような恐ろしいクオリティのバッグを、うっかり1万円程度で買えたりしてしまうこともあります。

あまり目に自信が無い人は、しっかりとしたショップに行って、ブリーフケースのサイズで400ユーロ周辺のものを買うと外れがありません。

夫婦で製作から販売までを行うフィレンツェの工房、Clamori di Firenzeのバッグ。

夫婦で製作から販売までを行うフィレンツェの工房、Clamori di Firenzeのバッグ。値段は400ユーロほどと、フィレンツェでは高額ですが、日本ではなかなかお目にかかれないか、あっても十数万円してしまうような品質と美しさです。一生もののバッグが欲しければ、マーケットよりもしっかりとしたお店で、ある程度の値段のものを買うと良いでしょう。

本当に品質の良いバッグはこのような美しく自然なムラ感のある革を使って、繊細なステッチワークで仕上げられています。バッグのふちが薄く、細めの糸で繊細に仕上げられているものは良い物である可能性が高いです。

マーケットなどでバッグを買うときも、このことを忘れずにいれば、良いものを見つけられるかもしれません。

次はナポリ編。またイタリアで日帰り旅行をすべきか否か?ということについて書きます。

ローマからフィレンツェ、ナポリの日帰り旅行は可能?②

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