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辛い葉巻、ロッキーパテル・ジュニアの謎

黄砂で喉が痛いのですが、夕食にシャトー・ヌフ・デュ・パプを開けたので「最後までやらねば」とロッキーパテルを吸ってしまいました。ヴィンテージ1999年のコネチカットシェードのラッパーは、ライトな口当たりで小麦粉のようなパウダリー、煙の中に伽羅のような香りがあり、これは吸う香水じゃん!となったのですが、今日吸ったヴィンテージ1990年は一口目からゴリゴリに辛い刺激MAXの口当たり。
以前トロサイズのヴィンテージ1990年を吸ったときよりも、強烈に辛くなっていました。

葉巻きは加湿が肝です。実際に68~71度前後で加湿して保管するのが理想的です。
シガーを湿度70度 温度17度で保管していますが、ほとんどの葉巻きは一番良いコンディションで保持できています。ロブストやトロ、チャーチルサイズになるとたまに回転させてあげないと、下のほうに湿気が溜まって吸っているときに焼けるムラが出てしまうのでシャンパーニュのルミュアージュ(動瓶)でもしている気分で所有している葉巻きを回転させるのも良いでしょう。

ただしジュニアやショートのような、プレミアムシガーの端材で作った小さな葉巻きの場合は必ずしも加湿=美味しくなるとは限りません。
ヴィンテージ1990はEMSで海外輸入した直後よりも2~3ヶ月加湿で寝かせた方が香りも口当たりも段違いで向上しましたが、1999は加湿することによって辛さが際立ってしまい良い結果にはなりませんでした。

このことからも葉巻き=必ず加湿する、というわけでなく特に小さな葉巻きに関してはドライシガーのように少し乾きめの、50~60度程度の湿度でも良いかと思います。

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